2016年10月-11月の貴重書展示
十返舎一九「膝栗毛」と東海道の旅
東海道中膝栗毛』は駿河国府中に生まれた十返舎一九による紀行物語です。商人の弥次郎兵衛と居候の喜多八が江戸から東海道を通って伊勢参詣後、京都・大坂を巡る旅を記しています。元は『浮世道中膝栗毛 完』という書名で江戸から箱根までの旅路でしたが、同書のヒットを受けて続きの旅が書かれ、最終的に『東海道中膝栗毛』となりました。
「膝栗毛」のヒットにより数々の旅行記が出版され、一九自身も続編『続膝栗毛』などを書いています。また主人公コンビ「弥次喜多(やじきた)」は滑稽者二人の代名詞となり、弥次喜多を冠した様々な二次創作も作られました。
展示期間・場所
期間 10月20日(木)~11月28日(月)
場所 静岡県立中央図書館 閲覧室 貴重書展示コーナー
展示資料一覧
画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
イベント一覧に戻る