2012年10月の貴重書展示
駿府の町絵図
当館では、江戸時代から明治初期にかけての駿府町絵図を100点以上所蔵しています。これらの絵図は、七間町3丁目の雷電寺(現在の別雷神社)にあった駿府町会所の土蔵などに収蔵されていました。それが様々な経緯を経て、当館の前身である静岡県立葵文庫に移管され、現在に至ります。絵図はいずれも日付が明記され、丁頭の印があることから、町会所が各町に一律に提出させたものだと考えられます。
江戸時代の駿府の町名や町割は現在でも多く残っていますが、相違点を探してみるのも面白いかもしれません。現在の呉服町通りには昔は川が流れていたことも絵図を見ると分かります。
今回の展示では、これら当館で所蔵する駿府の町絵図に関する資料を展示します。
展示期間・場所
期間 9月29日(土)~11月12日(月)
場所 静岡県立中央図書館 閲覧室 貴重書展示コーナー
展示資料一覧
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