創立100周年
更新日:2025年12月5日
静岡県立中央図書館は、大正14(1925)年4月1日に「静岡県立葵文庫」として開館し、令和7(2025)年4月1日に100周年を迎えました。

100周年記念事業
特別企画「創立100周年記念クイズラリー」
静岡県立中央図書館に関するクイズ全6問に挑戦。全問正解者には100周年記念オリジナルグッズをプレゼント!(なくなり次第終了)
実施期間(前期と後期で問題が変わります)
前期:令和7年12月5日(金曜日)~12月14日(日曜日)
後期:12月16日(火曜日)~令和8年1月15日(木曜日)
クイズ用紙は2階葵の広場と2階貴重書展示横の2箇所にあります。
記念展示「創立100周年特別企画!お宝発見?!収蔵庫に眠る珍品・奇品」
当館に長らく保管されながら日の目を見ることのなかった木札類やパネルなどを紹介します。また、静岡県立葵文庫(大正14年)、静岡県立中央図書館(昭和45年)の開館時の資料を併せて展示し、当館の歴史を振り返ります。
展示期間:令和7年12月5日(金曜日)~令和8年1月15日(木曜日)
展示場所:静岡県立中央図書館3階 展示室
貴重書展示「古活字版」
当館が所蔵する貴重資料の中でも、特に貴重な古活字版を展示します。
展示期間:令和7年11月29日(土曜日)~令和8年1月15日(木曜日)
展示場所:静岡県立中央図書館 閲覧室に入ってすぐの貴重書展示コーナー
終了した催しはこちら
記念ロゴのご紹介
100周年を記念して、Webサイト、イベントのポスター、チラシ等に使用するロゴを作成しました。
当館職員(親族を含む)から寄せられた18点の候補作品について、全職員で投票を行った結果、次の作品を採用することに決まりました。(令和6年12月)

作成者 中釜 はるひ さん
武蔵野美術大学 造形学部視覚伝達デザイン学科 4年生(※作成当時)
作成者の言葉
静岡県立中央図書館創立100周年おめでとうございます。
今回の100周年ロゴマークは静岡の富士山を中心にデザインを構成しました。富士山にかかる朝日で100周年の「100」を、開いた本の形で中央図書館の「中」を表しています。また、色は駿河湾の深さをイメージした紺碧と快晴の富士山をイメージしたスカイブルーを使い、グラデーションで歴史を重ねていく図書館を表現しました。
100年の歩み

大正14(1925)年に静岡県庁の隣(現 静岡市歴史博物館 所在地)に「静岡県立葵文庫」として開館しました。開館に際しては、徳川家の記念事業として渋沢栄一氏等の寄附を受け、徳川幕府旧蔵書や初代県知事関口隆吉収集資料も所蔵することになりました。戦時中は講堂等が空襲の被害に遭ったものの、館内の蔵書については当時の文庫長が懸命な消火活動を行い、焼失を免れました。
そして、昭和45(1970)年、現在の地(静岡市駿河区谷田)に移転し、館名も「静岡県立中央図書館」となりました。旧葵文庫があった場所には「葵文庫由来碑」が立てられ、当時の様子が伝えられています。それから平成、令和の時代を経て、当館はまた新たな歴史を刻もうとしています。
<葵文庫由来碑>
当館の歴史については、100周年記念動画にもございますので、ぜひご覧ください。
また、「静岡県立中央図書館100年の歩み」は令和7(2025)年2月1日に発行された、静岡県立中央図書館だより「文化の丘」377号に掲載されています。その他の記事と併せて、こちらもぜひご覧ください。
100周年記念動画
当館の100年の歴史や「葵文庫」をはじめ当館が所蔵する貴重書の紹介動画です。
ぜひ、ご覧ください。
