創立100周年
静岡県立中央図書館は、大正14(1925)年4月1日に「静岡県立葵文庫」として開館し、令和7(2025)年4月1日に100周年を迎えます。
記念ロゴのご紹介
100周年を記念して、Webサイト、イベントのポスター、チラシ等に使用するロゴを作成することにしました。
当館職員に声を掛けて作品を募集したところ、複数の職員(親族を含む)から全部で18点の作品が寄せられました。それらについて、全職員で投票を行った結果、最多得票数を得た次の作品を採用することに決まりました。
作成者 中釜 はるひ さん
(武蔵野美術大学 造形学部視覚伝達デザイン学科 4年生)
作成者の言葉
静岡県立中央図書館創立100周年おめでとうございます。
今回の100周年ロゴマークは静岡の富士山を中心にデザインを構成しました。富士山にかかる朝日で100周年の「100」を、開いた本の形で中央図書館の「中」を表しています。また、色は駿河湾の深さをイメージした紺碧と快晴の富士山をイメージしたスカイブルーを使い、グラデーションで歴史を重ねていく図書館を表現しました。
100年の歩み
大正14(1925)年に静岡県庁の隣(現 静岡市歴史博物館 所在地)に「静岡県立葵文庫」として開館しました。開館に際しては、徳川家の記念事業として渋沢栄一氏等の寄附を受け、徳川幕府旧蔵書や初代県知事関口隆吉収集資料も所蔵することになりました。戦時中は講堂等が空襲の被害に遭ったものの、館内の蔵書については当時の文庫長が懸命な消火活動を行い、焼失を免れました。
そして、昭和45(1970)年、現在の地(静岡市駿河区谷田)に移転し、館名も「静岡県立中央図書館」となりました。旧葵文庫があった場所には「葵文庫由来碑」が立てられ、当時の様子が伝えられています。それから平成、令和の時代を経て、当館はまた新たな歴史を刻もうとしています。
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<葵文庫由来碑>
当館の歴史については、100周年記念動画にもございますので、ぜひご覧ください。
また、「静岡県立中央図書館100年の歩み」は令和7年2月1日に発行された、静岡県立中央図書館だより「文化の丘」377号に掲載されています。その他の記事と併せて、こちらもぜひご覧ください。
100周年記念動画
当館の100年の歴史や「葵文庫」をはじめ当館が所蔵する貴重書の紹介動画です。
ぜひ、ご覧ください。