創立100周年
更新日:2025年11月1日
静岡県立中央図書館は、大正14(1925)年4月1日に「静岡県立葵文庫」として開館し、令和7(2025)年4月1日に100周年を迎えました。

100周年記念事業
特集展示「葵レク城址講座関連展示」
11月2日(日曜日)開催の葵レク城址講座の関連展示です。講師である加藤理文氏の著作と駿府城関連資料の展示です。
展示期間:令和7年11月1日(土曜日)~11月27日(木曜日)
展示場所:静岡県立中央図書館 総合案内カウンター前
企画展示「世界児童画展」
静岡県立大学と連携した展示等です。公益財団法人美育文化協会が主催する「世界児童画展ライブラリー貸出プログラム」によって貸与いただいた国内外の児童画100点を展示します。
展示期間:令和7年11月1日(土曜日)~11月27日(木曜日)
展示場所:静岡県立中央図書館3階 展示室
初日(11月1日)企画:
(1)ギャラリートーク 3階展示室
11:00~11:45 藤田 雅也 氏(岡山大学教授)
(2)子どもむけワークショップ「あそびのじかん くれよんであそぼう!」 3階中集会室
14:00~15:00 小野寺 康弘 氏(ぺんてる株式会社)
終了した催しはこちら
記念ロゴのご紹介
100周年を記念して、Webサイト、イベントのポスター、チラシ等に使用するロゴを作成しました。
当館職員(親族を含む)から寄せられた18点の候補作品について、全職員で投票を行った結果、次の作品を採用することに決まりました。(令和6年12月)

作成者 中釜 はるひ さん
武蔵野美術大学 造形学部視覚伝達デザイン学科 4年生(※作成当時)
作成者の言葉
静岡県立中央図書館創立100周年おめでとうございます。
今回の100周年ロゴマークは静岡の富士山を中心にデザインを構成しました。富士山にかかる朝日で100周年の「100」を、開いた本の形で中央図書館の「中」を表しています。また、色は駿河湾の深さをイメージした紺碧と快晴の富士山をイメージしたスカイブルーを使い、グラデーションで歴史を重ねていく図書館を表現しました。
100年の歩み

大正14(1925)年に静岡県庁の隣(現 静岡市歴史博物館 所在地)に「静岡県立葵文庫」として開館しました。開館に際しては、徳川家の記念事業として渋沢栄一氏等の寄附を受け、徳川幕府旧蔵書や初代県知事関口隆吉収集資料も所蔵することになりました。戦時中は講堂等が空襲の被害に遭ったものの、館内の蔵書については当時の文庫長が懸命な消火活動を行い、焼失を免れました。
そして、昭和45(1970)年、現在の地(静岡市駿河区谷田)に移転し、館名も「静岡県立中央図書館」となりました。旧葵文庫があった場所には「葵文庫由来碑」が立てられ、当時の様子が伝えられています。それから平成、令和の時代を経て、当館はまた新たな歴史を刻もうとしています。
<葵文庫由来碑>
当館の歴史については、100周年記念動画にもございますので、ぜひご覧ください。
また、「静岡県立中央図書館100年の歩み」は令和7(2025)年2月1日に発行された、静岡県立中央図書館だより「文化の丘」377号に掲載されています。その他の記事と併せて、こちらもぜひご覧ください。
100周年記念動画
当館の100年の歴史や「葵文庫」をはじめ当館が所蔵する貴重書の紹介動画です。
ぜひ、ご覧ください。
