2015年5-7月の貴重書展示「千代田之大奥」
千代田之大奥
今年は、徳川家康公が薨去されて400年となります。家康にゆかりのある静岡市や浜松市などでは、これを記念して様々な催しが予定されています。当館も、今年で創立90周年を迎えますが、開館時に徳川幕府の旧蔵書が移管されるなど徳川家とのゆかりも深いため、90周年記念事業として、徳川家に関連した展示や講演会なども予定しています。
今回の貴重書展示は、当館が所蔵している浮世絵コレクションの中でも特に人気の高い、楊州周延(ようしゅうちかのぶ)の「千代田の大奥」を展示します。楊州周延は幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師で、美人画を得意としていました。
「千代田の大奥」は江戸時代の大奥を想像で描いた作品群ですが、明治の人々にとって「大奥」は非常に関心の深いテーマで、当時は大変な人気を博していたようです。
展示期間・場所
期間 5月11日(月)~8月3日(月)
場所 静岡県立中央図書館 閲覧室 貴重書展示コーナー
期間中、約2週間ごとに、2組ずつ展示を入れ替えます
展示資料一覧
画像をクリックすると、当館デジタルライブラリーの該当資料もしくは拡大画像が表示されます。
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