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令和2年度関東・甲信越静地区図書館地区別研修-開催要項-

※図書館関係者のみ参加が可能です。一般の方はお申込みできません。

趣旨

情報化の進展など図書館に関する最新のテーマや地域における課題等について研修を行い、中堅の司書としての力量を高めることを目的とする。

主催

  • 文部科学省
  • 静岡県教育委員会

主管

静岡県立中央図書館

協力

  • 全国公共図書館協議会
  • 関東地区公共図書館協議会
  • 公益社団法人日本図書館協会
  • 静岡県図書館協会

期日

令和2年12月1日(火曜日)~令和2年12月4日(金曜日)[4日間]

開催方法

オンライン配信により実施する。参加にあたっては受講者ごとにパソコン等情報端末を用意すること(1台の情報端末で複数参加は不可)。参加に必要な情報端末の条件は次のとおり。

  1. Zoomが使用できること(情報端末が業務用の場合、接続の詳細についてネットワーク管理者に確認すること)。なお情報端末がスマートフォンやタブレットの場合、Zoomアプリがインストールできること。
  2. スピーカー又はイヤホン(ヘッドセット等)が使用できること。
  3. マイク(内蔵、外付け又はヘッドセット等)が使用できること。

参加資格

  1. 図書館法第2条に規定する図書館に勤務する司書で、図書館勤務経験が概ね3年以上の者若しくは研修テーマに関連する業務に従事している者。
  2. 上記1と同等の職務を行うと、静岡県教育委員会が認めた者。

定員

各講義等の受講定員 70人

※定員以上の申込みがあった場合は調整します。部分受講も可としますが、全日程受講者を優先します。
※12 月1日(火曜日)の開講式等及び文部科学省説明は、基調講演の受講者を参加者とします。

終了証書

研修日程の概ね5分の4(4/5)以上を受講し、研修成果(研修内容・研修成果を踏まえた業務の改善提案・活用方法等)について、研修終了後2週間以内にレポート(1,200字程度)を提出し、その内容が良好と認められた者に修了証書を授与する。

※オンライン研修のため、通信環境や使用機器等によっては予定どおり受講できない可能性があります。今回の研修では受講者側のトラブルのほか、主催者側の事情により受講できなかった場合においても修了証書が発行されないことがありますので、予め御承知のうえでお申込みください。

参加費

無料

日程・内容

12月1日(火曜日)
時間 内容
13時40分~14時00分 開講式・オリエンテーション
14時00分~14時30分 文部科学省説明
15時00分~17時00分

基調講演:図書館のもつ文明史的意義:COVID-19以降を展望する

講師:東京大学名誉教授 根本 彰

新型コロナウィルスは今後の世界を大きく変えるだろう。そのなかで、図書館がもともともっている知識情報資源の「アーカイブ的作用」が改めて注目される。アーカイブとは過去を振り返ることであり、そこから新しい時代の知恵が汲み出される。

12月2日(水曜日)
時間 内容
9時30分~11時30分

講義1:子どもの本がもつ力

講師:児童文学者、翻訳家 清水 眞砂子

子どもの読書活動推進に役立つ「よい本」とは何か。「ゲド戦記」の翻訳をはじめ長年児童文学に携わってきた講師から児童サービスの原点を学び、子どもの本がもつ力や意味についてあらためて考える。

12時30分~14時30分

講義2:図書館に求められること/図書館が目指すこと=安城市アンフォーレが示す最適解とは?

講師:元安城市立図書情報館長 岡田 知之

チャレンジする公共図書館として実践されてきた数多くの改革事例から、これからの公共図書館が目指すべき運営のあり方について学ぶ。

15時00分~17時00分

講義・演習1:図書館におけるSNSを活用した情報発信

講師:有限会社ユニバーサルワークス代表取締役 清家 順

公共図書館においてニーズが高い各種SNSによる情報発信について、講義と演習をとおして発信における手法や技術、注意点などを学ぶ。

12月3日(木曜日)
時間 内容
9時30分~11時30分

講義3:図書館の震災イメージとその対応 防災教育プログラム『my図書館DIG』の視座を学ぶ

講師:一般社団法人減災ラボ代表理事 鈴木 光

防災教育プログラム「my図書館DIG」を用いた震災リスクの把握方法を学び、発災時の具体的な対応方法について考える。

12時30分~14時30分

講義4:連想検索技術によるMLA連携と次世代デジタル・アーカイブ

講師:国立情報学研究所教授 高野 明彦

インターネットにおける連想検索やデジタルアーカイブの最新技術について学び、これら技術と図書館との関わりやMLA連携の可能性について考える。

15時00分~17時00分

施設見学:静岡県立中央図書館

静岡県立中央図書館をWeb上で見学する。

12月4日(金曜日)
時間 内容
9時30分~11時30分

講義5:人生100年時代 図書館における高齢者サービス

講師:筑波大学教授 溝上 智恵子

超高齢社会となった我が国において、従来の福祉イメージとは異なる主体的な社会参加の意欲を持つ元気な高齢者が増加する中で、高齢者の多様かつ特有のニーズから、公共図書館に求められる役割について学ぶ。

11時30分~11時40分

閉講式

参加申し込みについて

  1. 申込方法
    参加申込書に必要事項を記入のうえ、電子メールにて次のアドレスまで送信してください。
    なお、この電子メールアドレスは当研修のみでの利用となります。
    参加申込書:PDF版(7KB)Excel版(15KB)
    申込先電子メールアドレス:tikubetu★tosyokan.pref.shizuoka.jp
    ※迷惑メール対策のため、@を★に置き換えています。メール送信の際は、★を@に置き換えて送信してください。
  2. 申込期限
    令和2年11月13日(金曜日)
  3. 注意事項
    参加申込書に記載された電子メールアドレスにあてて、研修に参加するためのZoom参加用URL、ミーティングID及びパスコード等を静岡県立中央図書館から事前送付するので、アドレスの記載に誤りがないよう充分注意してください。

    ※研修開催に先立ち、受講者と静岡県立中央図書館との間でZoomの接続に関する事前テストを11月25日(水曜日)及び11月26日(木曜日)に実施する予定です。詳細は別途受講者に通知します。

問い合わせ先

静岡県立中央図書館 企画振興課

住所:〒422-8002 静岡県静岡市駿河区谷田53-1

電話番号:054-262-1246

FAX番号:054-264-4268

その他

Zoomによる研修の受講に関する注記

  1. 参加申込書に記載された電子メールアドレスにあててZoomの参加用URL、ミーティングID及びパスコード等を静岡県立中央図書館から事前送付する。
    なお、申込みをしていない講義等を受講してはならない。
  2. 受講者は各自の職場等で研修を受講する。
  3. 研修当日、各講義等は開始15分前から参加可能とする予定である。
    ただし12 月1日の開講式のみ開始30分前から参加可能とする予定である。
  4. 参加にあたり、「名前」は原則として受講者番号(半角)+苗字+図書館名を入力する。
    なお入力の際には、図書館名のうち"図書館"は省略すること。
    例:静岡県立草薙図書館_001_駿河太郎 → 001駿河(静岡県立草薙)
  5. ブラウザを使用する場合(パソコンのみ):講義等開始時間までに参加用URLでWebページを開き、「ブラウザから起動してください」をクリックした後、「名前」を入力し、講義等の開始を待つ。
    (ブラウザでは機能に制限があるため、できるだけアプリをインストールしてください。)
  6. Zoomアプリを使用する場合:事前に当該アプリをインストールしておき、講義等開始時間までにアプリを起動させてミーティングIDとパスコードを入力し、講義等の開始を待つ。
  7. 受講確認はZoomミーティングへの入退出によって確認するので、講義等開始時間に遅れないよう入室し、かつ講義等が終了してから退出すること。
    なお講義等の途中においても適宜、受講確認を行う場合がある。