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令和2年度貴重書講座の動画配信について

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令和2年11月3日(火曜日)に静岡県立中央図書館で「令和2年度貴重書講座」が開催されました。今回は、講師柴雅房氏のご厚意により、YouTube上で講演動画を一般公開をすることになりました。動画の配信期間は令和2年11月10日(火曜日)午前10時から12月28日(月曜日)午後5時までです。

貴重書講座サムネイル

静岡県立中央図書館YouTubeチャンネルでご視聴いただけます

講師紹介

柴 雅房 氏(静岡県地域史研究会・葵文庫の会)

演題

かつて街には水辺があった:新史料で読み解く駿府用水

講演概要

江戸時代から明治にかけて、静岡市街には駿府用水と呼ばれる水量豊かな清流が網の目のように流れていた。しかしその実態については長らく謎に包まれていた。講師は20年ほど前、東京・神田の古書店で「文化十年水道方手控」と題する用水担当役人の業務日誌を発見した。
そこには用水と人々との密接なかかわりが克明に記されていた。講演では史料から明らかになった駿府用水の成立事情、詳細なルート、多岐にわたる用途、管理の実態、消滅の経緯などについて報告する。駿府用水と「水の都」の物語が今よみがえる。

貴重書講座とは

当館所蔵の貴重資料に関する研究成果を発表する場とし資料の持つ魅力を伝えること、当館所蔵貴重資料の利用と研究の促進を図ることを目的とし開催している。