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(要旨)
県立中央図書館の長寿命化改修の可能性等を検討するため、平成29年4月から6月にかけて専門家等による調査を実施したところ、資料棟閲覧室床にひび割れが認められたため、安全対策のひとつとしてひび割れの状況を詳しく調べる調査を実施し、今回、調査結果が判明した。これを踏まえて、来年度、床の補修工事を実施する予定。
(調査期間)
平成29年9月1日~平成30年1月31日(5ヶ月間)
(調査内容)
1 床、壁等の建物躯体のひび割れ等状況調査
2 建物の傾き調査
3 地盤調査
4 ひび割れ原因解析調査
5 耐震評定委員会特別委員会(有識者会議)での検証
(ひび割れの原因)
ひび割れの原因は、荷重増等による建物全体の重量増、コンクリートの乾燥収縮、不同沈下、過去の地震等の要素が複合的に作用したものと推定されるが、構造的な問題はないことがわかった。
(閲覧室使用の可否)
ひび割れの補修を行えば、当面は床を使用し続けることは可能である。
(今後の対応)
平成30年度に補修工事を実施し、閲覧室の利用を再開する。工事期間中の貸出サービス等は、できる限り実施できるよう調整する。
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