図書館員の棚から3冊(第67回)(2016/07/22) 現在位置:HOME > の中のメールマガジン > から図書館員の棚から3冊(第67回)(2016/07/22) 図書館員の棚から3冊(第67回)(2016/07/22) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※図書館員の本棚拝見!このコーナーでは、あなたの町の図書館員が本や雑誌、漫画を御紹介します。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ■第67回目は 吉田町立図書館 冨山 瑞枝 さん です。■ 1 『へんてこりんな植物』 (パイ インターナショナル/2015.8) 表紙の花に笑顔で「こんにちは!」と声をかけられた気持ちになりました。つられて開いてみれば、カワイイ、キレイな、ブキミな花たち…。普通の植物図鑑では出会えない「へんてこりんな植物」をぜひ、じっくり楽しんでください。2 『ガブリエリザちゃん』 (H・A・レイ/作 今江祥智/訳 文化出版局/1982.11) 食虫植物にもへんてこりんな植物があります。このガブリエリザちゃんは特にへんてこりん。逃げて、噛み付いて、犬のしっぽまで噛みちぎります。その大きな口で、泥棒まで捕まえました!動物園に住むことになったガブリエリザちゃん。その後は人気者として過ごしたそうです。本当にこんな植物があれば、ぜひ家にも植えてみたいと、この本を読むたびに思っています。3 『植物図鑑』 (有川 浩/著 角川書店/2009.6) 映画「植物図鑑」の原作です。さやかが、夜中に玄関前で“拾った”若い男の人は、植物にとても詳しく、それを上手に食べることまで知っている。ただ「名字はキライ」だから教えてくれない。そんな二人の同居生活から、ある日突然彼がいなくなった…。一人残されたさやかが、彼との思い出を辿りながら必死で生活していく。彼がいなくなった理由は…。野草図鑑や樹木図鑑を手元に置きながらこの本を読むことをおすすめします! 次回は 富士宮市立中央図書館 星野 裕美 さん です。 図書館員の棚から3冊へ戻る