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現在位置:HOMEの中のメールマガジンから図書館員の棚から3冊(第66回)(2016/07/06)

図書館員の棚から3冊(第66回)(2016/07/06)

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図書館員の本棚拝見!
このコーナーでは、あなたの町の図書館員が本や雑誌、漫画を御紹介します。
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■第66回目は 静岡県立中央図書館 小塩 真弓 さん です。■

突然ですが、みなさんはシリーズものの小説はお好きですか?私は大好きです。
今回は私が特に好きなシリーズ物の小説の中からおすすめの3冊を紹介しようと思ったのですが、選びきれずに迷ってしまいました…
そこで今回は私の好きなシリーズ3つとその第1作目をご紹介させていただきます。


1 『46番目の密室』
  (有栖川有栖 講談社ノベルス/1992、講談社文庫/1995、《新装版》/講談社文庫/2009、角川ビーンズ文庫/2012/イラスト・麻々原絵里依)


まず初めにご紹介させていただくのは、今年連続ドラマ化された「臨床犯罪学者」の火村英生と推理作家の有栖川有栖のコンビが活躍する「火村英生シリーズ(作家アリスシリーズ)」です。私がこのシリーズに出会ったのは高校生の時。「有栖川有栖」という著者名が気になり、手に取ったのがきっかけでした。それまで本格ミステリ小説を読んだことが無かった私ですが、火村とアリスをはじめとする魅力的なキャラクター・謎・トリックに惹かれてあっという間に既刊を読み終えてしまいました。『46番目の密室』はシリーズの記念すべき1作目ということで、火村とアリスのプロフィールや出会いの場面が書かれているので初めてこのシリーズを読む方におすすめです。本格ミステリ小説、バディ物の小説がお好きな方は是非。


2 『化物語』上・下 (西尾維新 講談社Box 2006

次に紹介するのは「〈物語〉シリーズ」です。「蟹」、「蝸牛」、「猿」、「蛇」、「猫」などの「怪異」にかかわるヒロイン達を助けるため、吸血鬼体質の主人公・阿良々木暦が奔走する物語です。個性的なキャラクターと繰り広げられる会話のテンポの良さ、独特な言葉遊びがクセになります。『化物語』から始まるこのシリーズですが、時系列で並べると主人公が吸血鬼体質になるきっかけになった『傷物語』(同/2008)が始まりの物語になります。刊行順と物語内の時系列が一致してなかったり、ある物語の裏で別の物語が進行していたりするので時系列で物語を追ってみるのも楽しみの1つかもしれません。また、このシリーズには個性的なキャラクターがたくさん出てきますが1話ごとに登場する人物は少なく、1作品の中で1人にスポットを当てています。「次の物語では誰にスポットが当たるのか」もこのシリーズの楽しみだと思います。 


3 『青の調査ファイル ST 警視庁化学特捜班』
  (今野敏 講談社ノベルス/2003、講談社文庫/2006


最後に紹介するのは今野敏先生の警察小説「ST 警視庁科学特捜班」の中で更に「色シリーズ」と呼ばれるシリーズの1作目です。警視庁科学特捜班、通称・STと呼ばれる架空の組織のメンバーがそれぞれの能力を活かして事件を解決していくシリーズです。STのメンバーの名前には色が入っており、それが「色シリーズ」の由来になっています。1作目に活躍するのは文書鑑定・プロファイリングのエキスパートである青山翔です。かなりの美青年なのですが、整頓された場所を嫌う「秩序恐怖症」で机の上はいつも散らかっています。自分の興味のないことには捜査であっても無関心。STを束ねる百合根警部をハラハラさせますが、やる気を出せばプロファイリングによって犯行現場の状態などから細かい犯人像や心理状態までをも割り出すことが出来ます。このようにSTメンバーは皆とても優秀なのですが、曲者揃いで現場の刑事達に疎まれています。警察ではみ出し者のSTのメンバーとそれを束ねる苦労人の百合根警部の関係に注目です。



      次回は 吉田町立図書館 冨山 瑞枝 さん です。 


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