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図書館員の棚から3冊(第2回)

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 図書館員の本棚拝見!
 このコーナーでは、あなたの町の図書館員が本や雑誌、漫画をご紹介します。
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■第2回目は 浜松市立流通元町図書館 鈴木 志穂 さんです。

  『野蛮な読書』 (平松洋子著 集英社 2011年)

 まだ日中は暑くなりますがやはりもう9月、夕方から朝にかけてすっと涼しく心地よい秋の空気になってきました。そこで秋におすすめの本を3冊紹介します。
 まずはあなたの読書の秋を刺激するかもしれない平松洋子さんの書評集です。
 平松さんが毎日の隙間に読んだ本は佐野洋子、獅子文六、叶恭子などなど、
ジャンルなんてひらりと飛び超えためまぐるしさ。ですが、その本の内容とそれを読んだ時間と場所での平松さんの感覚とが混ざり合う様子が軽やかな文体で
実によく伝わってきます。誰かを心で動かすには自分が楽しんでいることを伝えるのが一番効果的なのだなぁと感心しきり。本を味わいつくす平松さんに「わたしも読書がしたい」と感じさせてもらえる一冊です。


 『風邪とごはん』 (渡辺有子著 筑摩書房 2009年)

 くしゃみが聞こえてくる季節の入口に立っています。あなたは風邪をひいたときになにを食べたかったか思い出せますか?この本では「風邪ひきそうなとき」「本格的になっちゃったとき」など段階別でレシピを提案しています。どれも自分や家族に何かやさしい食べ物を、と思いやる気持ちがじんわり紙面から伝わるごはんです。
 ひとつ、この本を眺めていて気付いたことがあります。たまご色、乳白色、うす茶色・・・。
 滋味深そうなごはんはどれも淡い茶色のトーンをまとっていること。だからでしょうか、途中目にした「いちごのスープ」のしっとりひかる赤がなんだかまぶしく感じたのです。


『おふろやさん』(西村繁男作 福音館書店 1977年)

 3冊目はこれからだんだん楽しみになってくること、“おふろ”の絵本の紹介です。
 「これから、あっちゃんは、おとうさんと おかあさんと あかちゃんと いっしょに
おふろやさんに でかけます。」はじめにこの一文で始まり、その後はセリフや説明はひとつもありません。
 あっちゃんが家族と出かけたおふろやさん(=銭湯)には今日もいろんな人が来ています。
 脱衣所のかご、富士山のペンキ絵、おふろ上がりの牛乳・・おとなにはなつかしくてちょっとせつない。
 こどもはすみずみまでこまかく丁寧に描かれている建物や人々の動作と表情に見入り、いろいろな想像が自由にできるのではないでしょうか。
この「おふろやさん」はどんなに見ていてものぼせません。さあ、ごゆっくりどうぞ。

          次回は 磐田市立豊田図書館の皆さん です。


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