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図書館員の棚から3冊(第1回)

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 図書館員の本棚拝見!
 このコーナーでは、あなたの町の図書館員が本や雑誌、漫画をご紹介します。
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■第1回目は 静岡県男女協同参画センターあざれあ図書室
  片山恵津子  さんです。

 
1.『ぶたばあちゃん』
(マーガレット・ワイルド/文 ロン・ブルックス/絵 今村葦子/訳 あすなろ書房 1995年)
 
 この絵本は、お客様から「私もこんな風に生きたいよ」と聞いて手に取ったものです。読み進めると、涙で前が見えなくなりました。ずっと一緒に暮らしてきた、ぶたばあちゃんと孫むすめのお別れを描いた、寂しさのなかにも愛情があふれたあたたかな物語でした。
 なかでも私の心に残った場面は、ぶたばあちゃんと孫むすめが最期の散歩をするところです。
「『ごらん!』ぶたばあちゃんはいいました。『あんなにきらきら、木の葉がきらめくよ。』」
 木の葉のきらめき、空の雲のかたち、土のにおい・・・見慣れた風景がふたりの目に美しく映ります。
 読み終えた時、大切な人たちと今この時を思いっきり味わい生きていきたいという想いが湧き上がると同時に、近いうち私もばあちゃんに会いに行こうと思いました。


2.『サンタのおばさん』
(東野圭吾/作 杉田比呂美/画 文藝春秋 2001年)

 「夏なのに、冬の本を紹介しても良いかなぁ」と迷いながらも、「少しは涼しくなるかも!?」と少々強引にこの本を選びました。
 クリスマスまであと20日、今年もフィンランドでは、世界各地から12人のサンタが集まり、恒例のサンタ会議が開かれます。議題は、2つ。1つ目の次期会長の選出は、スムーズに決まりましたが、2つ目のアメリカ支部担当サンタクロース候補の承認で、会は大騒ぎに!なぜなら、会長が連れてきたサンタ候補が女性だったからです。
 個性豊かなサンタたちが(日本のサンタも出てきます)サンタの標準スタイルとこれまでに認められた例外スタイルやサンタのモデルになった人のことなど、サンタの規則について議論(大騒ぎ)する場面は、一番の読みどころです。
 そのおはなしをもっと魅力的にしているのが挿絵です。内容に合った素敵な挿絵がページに沢山散りばめられ、楽しいイメージが膨らみます。
 最後の展開の早さには驚きましたが、おかしくて、せつなくて、楽しい気持ちになるクリスマス・ストーリーです。


3.『何とかなるさ!』(山崎直子/著 サンマーク出版 2010年)

 先日、女子中高生たちが発見した小惑星を国際天文学連合が新天体として登録したという記事を読み、この本が思い浮かびました。
 山崎直子さんは、日本で初めてのママ宇宙飛行士として、2010年打ち上げのスペースシャトル「ディスカバリー号」に初搭乗し、宇宙での大役を果たしました。当時、「すごい女性!」と思いましたが、そこに至るまでには、離婚の危機もあり決して平坦な道のりではなかったといいます。
 そんな彼女がいつも忘れないようにしてきたものは「何とかなるさ!」という気持ち。妻、母、宇宙飛行士としてぶつかった幾つもの壁をどう乗り越えてきたのか、星に魅せられた幼少期の体験から宇宙飛行士としてミッションを控えるまでの歩みを率直に語っています。
 彼女の夢や目標への姿勢や元気が出るメッセージ、宇宙飛行士の選抜・訓練などのリアルが詰まっていて、特に女子中高生の皆さんにおすすめしたい1冊です。
 

    次回は 浜松市立流通元町図書館 鈴木 志穂 さんです。

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