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リレーエッセー(第192回)

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第192回目は   静岡県立中央図書館 島出 洋子 さんです。

  私が本を好きになったきっかけは、学校の国語の授業で「白いぼうし」という物語文に出会ったことだ。
 あまんきみこの作品で、タクシー運転手が白いぼうしの中の蝶を逃がしてしまったことから展開するファンタジーである。タクシーに乗っていた少女は、もしかしたら逃げた蝶だったのかもしれないと思わせる結末に、日常のすぐ隣にこんな摩訶不思議な世界が広がっているのかと、胸が高鳴ったのを覚えている。その後、ファンタジーの世界への鍵を手に入れた私は、胸をときめかせながら、夢中になってその扉を開いていった。思えばそれは私にとって、物語の世界へ誘う一つの大きな出会いだった。
 人と人とが出会うように、本と人にもまた出会いがある。図書館員として児童の本の選書に携わる時、私の中に“この本はぜひ子どもたちに手渡したい”という熱い思いがこみ上げてくる瞬間がある。人から人へ本を手渡すこと、それは同時に思いを手渡していくということ。子どもたちが未来に希望を持って歩いていけるように、人として大事にしているもの、生きていく力を与えてくれるものを私は手渡していきたい。
 県立中央図書館には子ども図書研究室がある。平成15年度以降に出版された子どもの本のほとんどを収集しており、手にとって読むことができる。子どもたちに本当に手渡したいと思う本を選ぶために、ぜひ、子ども図書研究室に足を運んでみてください。そこにはきっと、あなたと本との素敵な出会いが待っています。

   
     次回は 静岡県立中央図書館 菊地 倫太郎 さんです。
 

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