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リレーエッセー(第186回)


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リレーエッセー(第186回)

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第186回目は  吉田町立図書館 富田 愛実 さんです。

   私は吉田町立図書館で働き始めて4年目になります。今年度から町内の小学校に派遣され、現在は町立図書館と学校図書館の両方の業務を行っています。

 学校図書館の業務は、図書の選書から受入までの作業、図書の除籍の検討、所蔵の構成に至るまで、自分で考えて対応して行かなくてはなりません。そのため、今自分が行っている作業がどのような結果になり、どの業務に繋がっているのかということ、またこの業務のためには前もってどんな作業を行わなくてはいけないかということをこれまで以上に考えて業務を行うようになりました。

 また、この半年間で子どもへの接し方についても変わってきました。以前は、子どもたちが求めている本へ辿り着くためのキーワードを聞き出すことに苦労しましたが、最近では自分からもキーワードを出しながら粘り強く質問することで、子どもたちの疑問や要望をうまく聞き出せるようになってきたのではないかと感じています。

 今回、学校図書館で仕事をしてみて、自分自身の経験不足や知識不足を感じることがあり司書として学ぶことはまだまだ沢山あると実感しました。
 これからも町立図書館と学校図書館、両方の経験を活かして、吉田町立図書館を利用してくださる方々と様々な本をつなぐことができる司書になりたいと思います。

 
       次回は  三島市立図書館 落合 早苗 さんです。

 

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