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リレーエッセー(第173回)


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リレーエッセー(第173回)

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第173回目は 富士市立中央図書館  西島 司  さん です。

 私が図書館職員として勤務し、感じたことがある。
 それは、「図書館はその地域の利用者に適したサービスを提供していかなければいけない」ということである。
 私は図書館勤務が今年で通算4年目になるが、以前は、他市の公立図書館に勤務していたことがある。図書館の行う貸出や返却、レファレンス業務等の大まかな業務はどの図書館でもそれほど大きな違いは無い。しかし、図書館に来館する利用者は、その地域によって違いがあると私は感じている。
 同じ図書館だからといって今までと同じ対応が正しいかといえば、必ずしもそうではない。継続していくべきものもあれば、修正し改善していかなければいけないものも当然ある。利用者が図書館に求めるものはその地域の利用者によって異なり、図書館側もそれに対応できる柔軟さがこれからは必要だと考えている。
 私は、現職場は2年目である。早く地域住民の求めるものを感じ取り、利用者に密着した図書館づくりに努めていきたいと思っている。

次回は 沼津市立図書館 小野 義雄 さん です。

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