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リレーエッセー(第146回)

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リレーエッセー(第146回)

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第146回目は 静岡県立中央図書館 太田 夏子さん です。

 図書館での驚き①「レファレンスってどんなこと聞いてもいいんだ!」
 レファレンスサービスの講義を受けたのは10年以上も前のことで、当然のことながらテキストには小難しい質問例ばかりが載っていた。それが今、「あの人の名前、なんて言うんだっけ?野球の選手で……」なんてこと、図書館で聞かれるなんて思いもよらなかった。
 図書館での驚き②「大人になっても数学の本を読む人がいるんだ!」
 数学の本なんて、学生時代の教科書しか知らないし、そもそも数学の本がこんなにたくさん出版されていることを知らなかった。
 色々なことに疑問を持っていて(わたしが考えもしない数学の分野にも!)、色々なことを調べている人が世の中にたくさんいることに驚いた。図書館はそういう人たちの力になれる場所であることを、県立中央図書館で働かせてもらったこの1年で改めて発見させてもらった。
 高校時代から「図書館で働いてみたい」と思っていた。その頃から図書館で働くということのイメージは「人と本をつなげる」だ。まだまだ力が足りないが、なるべくたくさんの人と本をつなげられるよう頑張っていきたいと思っている。

 次回は 下田市立図書館 宮川 幸子さん です。   

 

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