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リレーエッセー(第131回)

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リレーエッセー(第131回)

 

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第131回目は 浜松市立西図書館館長 の 鈴木 敬一 さん です。

 9月になってもまだまだ厳しい暑さが続き、秋らしい季節が待ち遠しいところです。そんな中、最近体調を崩し、2週間程入院をしてしまいました。
 入院中は病気を治すためにゆっくり休息をするのが一番ですが、退屈な時間を過ごさなければいけません。そんな時に病院内の移動図書館で本を借りることができ、改めて本の有難さを感じることができました。
 また、看護師さんのやさしい言葉掛けにもほっとさせられました。入院患者にはいろいろな症状の方がいて、それぞれ不安をかかえているのですが、思いやりのある看護に対し、「ありがとう」という感謝の言葉が自然に皆さんの口から出ていたのが、とても印象に残りました。こんな関係が図書館でも見られたら良いなと思いました。
 言葉掛けや思いやりの気持ちは、図書館の仕事にも通じるものがあります。私自身はまだ積極的な言葉掛けが足りませんが、利用者に満足していただけるよう努力していきたいと思います。
 初めての入院でしたが、リフレッシュを図ることができました。他の職員には負担をかけてしまいましたが、今後は健康に注意しながら、思いやりの気持ちを持って頑張っていこうと思います。

  次回は 浜松市立東図書館 の 青島 常盤 さん です。 

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