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リレーエッセー(第124回)

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リレーエッセー(第124回)

 

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第124回目は 静岡市立清水中央図書館の 瀧 愛未 さん です。

 私が新規採用として清水中央図書館に配属されてから、早1年が経ちました。
 1年間勤務してきて、清水中央図書館には、本当にたくさんの書籍があると感じました。2年目になった現在も、書架整理や配架をする中で、ああ、こんな本もあるんだなと思うことが何度もあります。書架整理や配架をしているときに、私が探すことができなかった資料を見つけることもあります。先輩方に何度も指摘された書架整理や配架は図書館勤務の基本だと思います。
 私は、学生の頃から公共図書館や学校図書館を利用してきましたが、今までは自分の興味のある書架だけを見ていて、図書館を十分に活用してこなかったのではないかと思います。図書館の資料がどのように分類されているのかをよく知らなければ、利用者のかたを目指す書架へ案内することさえ満足にはできません。書架整理や配架をしていると、日々、新たな発見があり、まるで宝探しをしているようです。
 図書館を訪れた人にも、興味のある書架だけでなく、館内を隅々まで歩きまわってもらいたいと思います。そして、図書だけでなく、図書館そのものを楽しんでもらえればと思います。
 
 次回は 静岡市立中央図書館 の 芹澤 美穂 さん です。

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