（1）法律書 4
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AE137
Ｇ．Ｆ．ｖｏｎ Ｍａｒｔｅｎｓ
“The Law of Nations; being the Science of National Law”4th ed. London,1829.
（マルテンス『国際法』第４版 ロンドン １８２９年）
印記：開成所、静岡学校
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この本は、マルテンス著『現代ヨーロッパ国際法概要』のフランス語本をコベット（Cobbett）が英訳したものである。江戸幕府旧蔵の当館本には、Townsend Harris London October ３１／５５ とペンによる署名がある。これは、１８５５年にタウンゼント・ハリス(1804-1878) が日本駐在総領事として赴任の途中、ロンドンで購入したものである。
ハリス滞在中の幕府の洋学研究機関は蕃書調所（ばんしょしらべしょ）であったが、本書の印記は開成所である。ハリスが日本を去るにあたってこの本を日本のだれかに贈り、その人がさらに開成所に寄贈したものであろう。
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＜参考文献＞
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山口博「ハリス署名入り本をめぐって（上）−幕末日米交渉史の一コマ−」（SZ01-3『葵（静岡県立中央図書館報）』７号 1997年3 月）（同（下）８号 1997 年9 月）
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