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―館長のひとりごと― 平成27年7月

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7月27


今日は○○市で気温何度を記録したというニュースが毎日のように流れます。当館のある静岡市は報道されるほどではないのですが、それでもやはり暑いわけです。昼休みの散歩から戻った瞬間、冷房のありがたみがよくわかります。

  先週金曜日には、当館の協力車に同乗して、袋井、磐田、浜松中央、湖西の4館を訪問させていただきました(最も西に位置する湖西市立図書館から当館まで約2時間、先週は東部の伊豆をまわったわけですが、本県は東西に長いことをつくづく実感しました。私は同乗していただけですが。)。各館とも閲覧室や学習室に小中学生の姿が見られました。土日のイベントや企画展の準備を進めている館もあり、職員の方々は多忙ですが、活気ある夏の図書館が期待できそうでした。当館でも先週から利用者が増加してきました。この土・日曜日も朝から学生を中心にして多くの来館者がありました。普段は難しいけれども、夏休みだから当館で調べ物をしようという利用者もいらっしゃいます。その目的が果たされ、満足されるような対応を心がけたいと思います。

今週の水・木曜日には、中高生「職場体験実習」が予定されており、33人の中高生が参加します。利用者に直接対応するカウンター業務等は行いませんが、館内見学、本の装備、本の排架、書架点検、資料を活用した調べ学習、読み聞かせの実習などを行います。なお、8月4・5日にも44人が参加して同様の実習を行います。

 昨日の出勤時、お隣の県立大学周辺で建築士の資格試験に挑戦する受験生を目にしました。草薙駅では高校野球準々決勝の再試合が行われる草薙球場に向かう応援の方々の姿も見かけました。朝から猛烈に暑い日曜日でしたが、少し元気をいただきました。来週はもう8月になります。

7月21


東海地方は昨日梅雨が明けたようです。今日は朝から青い空と強い日差し、響く蝉の鳴き声。これから暑い日が続きますが、前向きに夏らしさを満喫したいものです。昼休みに散歩すると、図書館の周囲の木立にはさわやかな風が吹いていました。

先週の木・金曜日は当館の協力車(伊豆コース)に同乗しました。台風の影響が心配されましたが順調に回ることができました。熱海、伊東、東伊豆、河津、下田、南伊豆、松崎、西伊豆、伊豆(修善寺)の9館を訪問、熱海、河津は初めてでしたが、他の館は十数年ぶりでした。当館の職員が運営等についての話をしている間、私は図書館内を自由に見学させていただきました。懐かしさが一番でしたが、工夫している点や苦労されている点なども垣間見ることができ、充実した2日間でした。県内各地の図書館で頑張っている職員の皆さんの姿を直接目にすることは私にとって日々の仕事の励みになります。今週来週は西部地区に伺う予定です。

  7月も下旬となり、学校はそろそろ夏休みに入るころでしょうか。これからの時期はどの図書館でもかき入れ時です。貸出だけでなく、学習室の利用も多くなり、来館者が増加します。当館でも多くの方々に利用いただきたいのですが、施設設備の老朽化のため、冷房の効きが良くありません。申し訳なく思っています。

昨年度から始めた子ども図書研究室の日曜開放を、今年も今月19日から始めました(11月8日まで)。この期間の日曜日には小中学生や乳幼児にも利用を広げますので、是非御利用いただければと思っています。

  この連休は高校野球県大会が各地で行われていました。現在ベスト32です。私も前任校の応援に行きましたが、残念ながら9回逆転サヨナラ。一つ勝つことの大変さをつくづく感じました。4か月ぶりに聞く、高校生の歓声はかなり新鮮に思えました。

7月13日


 雨が降り続いている時には太陽が恋しかったのですが、いざ晴れてみるとやはり暑い。今朝は草薙駅から図書館までの上り坂でしっかり汗をかきました。図書館の裏山では蝉が少しずつ鳴き始めました。梅雨明けも近そうです。

 先週金曜日には当館で児童・青少年サービス研修を実施しました。この部門は市町の図書館においては重要な業務であり、60人を超す参加者がありました。講師は西部地域で活躍されている「ちいさなおなべの会」の皆さん。私も午前の部に参加、ストーリーテリングの実演を初めて拝聴しました。お話をする時の留意点は、集会等で挨拶やお話をさせていただくことの多い私にも大変参考になりました。午後は荒川区立南千住図書館の司書の方からヤングアダルトサービスについての講演をいただきました。

 同じ日の午後には、視覚障害者情報支援センター運営協議会(今年度から県点字図書館と県視覚障害支援センターが統合)に出席しました。点字図書館の昨年度の利用状況や今年度のセンターの状況や課題等の説明がありました。初めて耳にする「デイジー図書・雑誌」「サピエ図書館」等の言葉があり、その場では聞くこともできず帰宅後に調べました。様々な図書館があることを知りました。障害を持った方々の強い読書意欲とそれに応えようとする専門図書館ならではのセンターの真摯な姿勢に感服しました。

 「絶歌」への対応について、遺族感情と「知る権利」の間で図書館が悩んでいるとの記事が新聞に載りました。当館にも報道関係からの問い合わせが何件かありました。7月10日の読売新聞では、当館は「閲覧・貸出をしない」という対応になっていましたが、該当資料は当館の収書基準に合っていないため、現時点では購入の予定はありません。
今回は未購入ですが、継続購入している雑誌における問題を含む記事や所蔵資料に掲載されている個人情報の取扱など、資料提供について悩むことが時にあります。これも図書館勤務で知ったことです。

 今週は明日の火曜日、富士宮市の富士根南中学校の皆さん240人が来館されます。私は週の後半、協力車に同乗して伊豆の図書館を見学します。図書館大会の第2回運営委員会も予定されています。

 土曜日の朝の電車、たくさんのそれらしい若者たちが問題集を開いていました。教員採用試験の一次試験の日でした。大変だなという思いと人生これからという羨ましさを感じながら、頑張れ!とエールを送りたくなりました。近くの草薙球場では高校野球夏の大会が開幕しました。お隣の県立美術館では、11日から「スイスデザイン展」が始まっています。

7月6日


 「晴耕雨読」の生活をすれば、読書が一気に進みそうなここ数日です。強弱入り混じって雨の日が続きます。ただ、当館は地理的な状況もあり、雨天の日は利用者があまり増えません。

 先週の本監査では、今後のことを中心に、いかに県民の役に立つべきかを考えて当館を運営していくよう御指導をいただきました。私は着任から3ヶ月、いいタイミングの監査でした。

 木曜日は、国立国会図書館長と都道府県立及び政令指定都市立図書館長との懇談会がありました。文部科学省からは図書館行政の動向についてお話があり、その中で司書の非常勤・指定管理者の割合が全体の63.3%と増加する一方で、図書館費(含む人件費)は年々減少していることなど図書館の置かれている厳しい状況が説明されました。国立国会図書館からは、全国の地域資料情報をどのように共有しまた活用していくかをテーマにした説明がありました。関連した佐賀県と秋田県の事例発表も興味深いものがありました。ただ、説明にカタカナの専門用語が入るとうまく理解できません。勉強不足を感じました。

 今週は、月曜日には、静岡市谷田の丘陵地帯及びその周辺にある県立中央図書館、県立美術館、県埋蔵文化財センター、県立大学、グランシップ、県舞台芸術センター(SPAC)の6機関が相互協力して各種連携事業を実施し、文化を発信しようという「ムセイオン静岡」の今年度第1回の会議があります。 金曜日は当館で児童・青少年サービス研修が予定されています。内容はストーリーテリング、ヤングアダルトサービスです。

 先日、館内の総務課VS調査課でボーリング大会があり、総務課の一員として参加しました。5年ぶりくらいにボールを持ちました。はじめは感覚がつかめなくてうまくいかず、2ゲーム目の後半は疲れてうまくいかず、やはり日ごろの練習が大切です。