本文へジャンプ

HOME > の中の館長室からから―館長のひとりごと― 平成28年5月

                 
平成28年5月

5月30

 先週は朝の電車内で教科書やノートを広げている高校生の姿が目立ちました。いつのまにか中間テストの時期になっていました。今朝は雨、少し肌寒く、季節が若干戻った感じですが、さつきのピンクは新緑に映えて鮮やかですし、紫陽花も少しずつ咲き始めました。

 26日、浜松市城北、森、掛川市、総合教育センターの図書館(室)を訪問しました。浜松市立城北図書館は市内図書館の物流の拠点です。館内のそのスペースに行くと搬送資料の多さに驚きます。総合教育センターでは、センターの図書資料を借りた方が市町立図書館経由で返却、それを当館の協力車で搬送する数がかなり多く、こちらも驚きでした。何にしても資料が動くということは活発な活動の現れであり、うれしく思います。

 27日金曜日には図書館運営研修を行いました。内容は障害者サービス、危機管理についてです。日本図書館協会障害者サービス委員会の佐藤聖一氏、新山順子氏から、障害者差別解消法の理念や具体的なサービスについてのお話を伺いました。午後は、草津町立温泉図書館の中沢孝之氏から、危機回避のための利用者への接遇についてお話しいただきました。今回の参加者は各館で運営の中核となっている方が多く、基礎的な研修の参加者とは違った雰囲気を感じました。今日の研修内容を各館全体で活かしていただければ有難く思います。当館も明日の全体会で、トラブルが起こった時の対応について再確認します。

 今週は3日の金曜日、県図書館協会の資料専門委員会があります。新しいメンバー・テーマによる2年間の活動が始まります。4日の土曜日には、当館で第20回静岡県図書館交流会があり、私も参加します。掛川市と富士宮市の図書館職員、藤枝市の図書館友の会の方からの活動報告、アカデミック・リソース・ガイド代表の岡本真氏の講演があります。

 明日で5月が終わります。4月は長く感じましたが、今月は大型連休があったせいか早かった感じがします。6月は様々なことが軌道に乗ってくる時期であり、図書館にとってのかき入れ時である夏に入る前のひと月でもあります。大切に過ごしたいと思います。
 今朝、出勤すると、知人から図書館関係の資料が送られてきていました。このように、時折、タイムリーな情報を提供いただくことがありますが、皆さんから気にかけていただき有り難いことだと感謝しています。





5月23日

 この土日は、蒼い空とまぶしく輝く新緑の中、さわやかな暑さを感じる素晴らしい晴天でした。我が家では梅花ウツギの白い花が開き始め、先週蒔いた朝顔の種が発芽して苗として育ちつつあります。カシワバ紫陽花も膨らんできました。

 先週は、清水町、三島市、伊豆の国市、函南町の図書館を訪問しました。多くの館が狭隘化に伴う蔵書廃棄に悩む中、分担保存(館ごとに担当分野を決めて保存し、県内どこかの図書館には確実に保存されている形態。)が話題になりました。簡単な話ではありませんが、県図書館協会を通して今後検討することが必要かと思いました。

 17日、しずおか新聞感想文コンクールの関係者の方がお見えになりました。今年で9回目となります。私は充て職で審査委員長を仰せつかっています。昨年は8700点の応募があり、入選作品には意識の高いものが多くて驚いたことを覚えています。この役をいただいてから新聞記事やNIEに関する意識が高まりました。今回も小学生から高校生までどのような作品が出てくるか楽しみです。

 先週後半から、副館長さんとともに職員との個別面談を行っています。ひと月半が経過しての個々の状況、今年度前期の業務で重点を置きたいことや具体的目標を伺うとともに、期待することやお願いしたいことを申し上げています。館長室のドアはいつも開けたままであり、いつでも話はできるのですが、それでもこうした機会は大変貴重だと思っています。今月末までに全員行います。なお、私は教育次長さんとの面談を先週行いました。

 今週は、先週から始まったレファレンス基礎演習の第2回目が水曜日にあります。この研修は6月には三島市立図書館と掛川の総合教育センターでも行います。当館職員が講師を務め、4回で市町の図書館職員、高校の先生等、約120人の参加があります。27日金曜日には図書館運営研修を行います。内容は障害者サービス、危機管理についてです。

 来月21日、当館では「子ども図書研究室講演会」を行います。今回は児童文学の石井桃子さんのドキュメンタリー映画の上映会と監督の森英男さんのお話です。当館職員から借りたDVDをこの休日に自宅で鑑賞しました。石井さんのことを詳しく存じ上げない自分にはいい勉強になりました。DVDを薦めてくれた職員に感謝です。


5月16日

 5月に入ったと思ったらもう後半となりました。初夏を思わせる陽気の中、新緑の図書館周辺を散歩する昼休みは極上のひとときです(残念ながら今日は曇り空ですが)。

 先週は、菊川市立小笠、御前崎、牧之原市立相良、吉田の図書館を訪問しました。年度当初ですので、各館で資料費、職員体制、事業等について昨年度と今年度との変化を伺っています。今回は他に学校図書館との連携、地方創生推進交付金の活用、ブックディテクション、県外図書館との資料貸借などが話題となりました。


 11日には相互貸借担当者会議を行いました。図書館間での資料の貸し借りを1年間円滑に展開するための大切な会議です。相互貸借は、県内各図書館の蔵書を検索できる「おうだんくん」システムと協力車や宅配便による定期的な物流によってずいぶん便利になり、件数はこの20年で10倍に増加しています。自館業務が多忙な中での他館への協力業務ですので、共通理解とその都度生じる課題への解決の姿勢が大切であり、そのための会議です。利用者が求める資料を提供することは、図書館全体、また図書館職員の価値を高めますので、相手館への思い遣りと寛い心をお願いしました。

 12日には図書館基礎研修を実施し、今年度から図書館に勤務している方々を中心に、予定を上回る120人を超す参加者がありました。認定司書の堀内さん(静岡文化芸術大学)による「図書館職員の基礎知識」の講義のほか、著作権、接遇など実務面で役立つ内容としました。新任の方々のスキルアップと不安を和らげることに少しでも役に立てればと思います。

 13日には11月に開催する県図書館大会の第1回運営委員会を行いました。今年で24回目、毎回1000人前後の参加者のある他県に誇ることができる大会です。委員会は公共図書館、大学図書館、専門図書館、学校図書館、読書推進関係の各方面の皆さんで構成されています。図書館を取り巻く状況には厳しいものがありますので、こうした大会で盛り上げるとともに本県の図書館界のパワーを外にアピールしたいと思います。

 このように先週は会議・研修が続きました。図書館は社会教育施設の一つですが、施設の貸出が主となる体育館や文化会館、それにプラスして講座などを実施する公民館とは異なります。図書資料や情報の提供、それを仲立ちとした利用者とのやりとりという大きな役割がありますし、資料貸借を通じた他館職員とのつながりも重要です。利用者の学習支援ができる力量が必要ですし、そのためには研修が欠かせません。業務スキルの向上を目指す前向きな姿勢と人間的つながりを大切にできることは図書館職員として大切な要素です。といったことを改めて考えた一週間でした。

 今週は、今年度前期の担当業務におけるポイントや目標を伺う職員面談を始めます。各職員との個別面談は貴重な場であり、大切にしたいと思っています。


5月9日

 大型連休が終わり今日からいつもの雰囲気に戻ったことを感じさせる駅や電車内でした。私は昨日勤務のため、休み後のけだるさがなく出勤でき、ちょっと得した気分です。今日からクールビズ対応です。

 先週6日には、小山、御殿場、裾野、長泉の図書館を訪問しました。どの図書館の館内カレンダーも連休関係なしといった感じで、平常どおりの忙しそうな様子でした。限られた時間ですが、館長さんや職員の方からお話を伺ったり、館内見学をしたりしました。各館それぞれ状況が異なるわけですが、それを直接見たり聴いたりできたことが収穫です。明るい内容ばかりではありませんが、それだからこそ自分も頑張らなくてはといった気分になりました。
 昨日の日曜日には、今年度第1回の葵レク(当館の図書館講座)を行いました。お茶の季節にちなんで「大人のための呈茶講座」を開催、講師には昨年度も好評だった日本茶インストラクターの對比地信夫さんをお願いしました。定員いっぱいの参加者が、ゆったりとした雰囲気の中で様々な日本茶を味わっていました。
 グランシップ県立図書館コーナーえほんのひろばでは、2?5日の「こどものくに」イベントに来館してくれた子どもたちによって作成された大きなモザイク画(いろいろな色で塗った紙をみんなで貼って作った大きな絵)を展示しています。なかなか素敵な作品です。是非御覧ください。

 今週は、11日には県内図書館同士が図書資料をお互いに貸し借りするシステム「相互貸借」の担当者会議、12日には今年度から図書館に勤務している方々を主な対象とした図書館基礎研修、13日には11月に開催される静岡県図書館大会の第1回運営委員会があります。

 前回、祝日開館のことをお話ししましたが、3?5日も通常の日曜日並みの来館者がありました。子ども連れの利用者も目立ちました。開館してよかったと思っています。

 私事ですが、先日、薩?峠を歩きました。天気にも恵まれ、富士山と駿河湾の素晴らしい眺めに晴れ晴れとした心持ちになったのは勿論ですが、途中のみかん畑からただようさわやかな香りに特に季節を感じました。伊勢物語の「五月待つ花橘の香をかげば……」を思い出しました(深い意味はありませんが)。 


5月2日

 私の自宅あたりでは、若葉の新緑と山つつじの薄い朱色、藤や桐の紫色がよくマッチしています。空を映す水をたたえた田んぼも増えてきました。図書館の周囲も最も美しい季節かもしれません。
 昨日の日曜日は八十八夜、駿府城公園内マロニエ広場では杉山彦三郎翁顕彰会記念式が行われ、出席しました。杉山翁はやぶきた茶を発見、その品種改良に心血を注ぎ、茶業界の発展に尽くした方で、毎年この日に慰霊式と茶業功績者の表彰式が行われています。私が川根高校に勤務していた時にお世話になった方も表彰され、うれしく思いました。なぜ、私がこの式に出席するのか?それは当館の園地内にやぶきた原樹があるからで、お隣の県立美術館の副館長さんもいつも見えられます。

 26日には県図書館協会(県図協)の理事会と総会がありました。この協会には県内の公共図書館、大学・専門図書館66館(分館も含めると127館)が加盟しています。役員案、事業計画案、予算案を承認いただき、各職員研修への参加や県図書館大会への協力を依頼しました。私は会長として、県内図書館職員が連帯感を持って元気に業務に取り組めること、研修を充実させて職員の資質向上を図ることを重点として上げました。お互いに協力し合う県内の図書館でありたいと思います。今年から実施した、総会後の研修会では、慶應大学の糸賀雅児先生から図書館の持つ公共性、図書館評価などについて御講演いただきました。限られた時間でしたが、経営や評価に関するヒントをいただきました。

 4月が終わりました。ひと月前が三ヶ月ほど以前に思えるくらい長かったと感じています。新任の職員は特にそうだったと思います。おかげさまで全体としては大きなトラブルもなく、先ずは順調なスタートができたかなと安堵しています。
 今週は、6日から市町立図書館への訪問(各館月1回ペース)=協力車事業が始まります。私も夏までに全館まわるつもりです。市町立図書館と関わる大切な機会です。館内見学も行ってその館の空気を味わいたいと楽しみにしています。
 グランシップ県立図書館コーナーえほんのひろばでは、2?5日に「こどものくに」イベントを開催しています。

 大型連休が始まっています。今年度から祝日も開館することとし、東部西部など遠隔地の方々が利用できる機会を少しでも増やすことにしました。29日の昭和の日がその初日でした。土日並みの来館者があり、ホッとしました。3、4、5日も午後5時まで開館しています。申し訳ありませんが、奇数月曜日は館内整理日として休ませていただきます。