********** 子ども読書情報 **********  ┌─────────────┐ 1.│ 子ども図書研究室講演会 │  └─────────────┘ ───── グリム童話とアンデルセン童話のうそと真実の姿 ──────       〜「白雪姫」「眠り姫」「人魚姫」「親指姫」の        絵本とアニメに生じている不幸な誤解とゆがみ〜   多くの絵本やアニメになり世界中の人々に親しまれているグリム童話とアン デルセン童話ですが、それゆえに私たちはグリム童話やアンデルセン童話の本 来の姿を見失っているのではないでしょうか。  この講演会では、童話を絵本やアニメにしたときにおこる問題点を浮き彫り にすることにより、グリム童話とアンデルセン童話の真実に迫ります。 講 師:宮下啓三 氏(慶應義塾大学名誉教授) 日 時:6月28日(木) 13:30〜15:30 会 場:静岡県立中央図書館 定 員:200名 対 象:中学生を除いた15歳以上の方 申込み方法: 1. 県立中央図書館にて「申込票」を記入し、総合案内カウンターへ 2. 電話にて、担当の静岡県立中央図書館資料課もしくは企画振興課へ   電話:054-262-1243もしくは054-262-1246 3. Eメール   アドレス:mailmaster@tosyokan.pref.shizuoka.jp *メールの件名を「子ども図書研究室講演会申込」とし、お名前(ふりがな)、  連絡先電話番号をご記入ください。  なお、メールについては、当館からの返信メールにて受付完了となります。  ┌────────────────────┐ 2.│ 子ども図書研究室のページができました │  └────────────────────┘  静岡県立中央図書館のホームページ内に、子ども図書研究室のページができ ました。  現在は、『子ども図書研究室だより』や当館で所蔵する大型絵本のリストな どを見ることができます。今後ますます充実させていきたいと思います。  ぜひ一度ご覧ください。 URL: http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html  ┌──────────────────────┐ 3.│ 県立中央図書館子ども図書研究室*展示紹介 │  └──────────────────────┘ ■「日本のおばけの絵本」  日本のおばけの絵本を展示しています。夏を迎える前に、お好みのおばけを 見つけてください。 ■「人魚姫」と「親指姫」の本  当館で所蔵している「人魚姫」「親指姫」の本を展示しています。   読み比べてみると、文体だけでなく、ストーリーや背景にも違いがあること が分かると思います。  今まで知らなかった「人魚姫」「親指姫」を発見してみませんか?  ┌──────────────────┐ 4.│ 子どもの本に関する雑誌*目次情報 │  └──────────────────┘  子どもの本に関する雑誌について、目次情報をお知らせします。    +++++++++++++++++++++++++++++ 『こどもの図書館』(児童図書館研究会 毎月発行)Z01-51 閲覧室 ◇児童図書館に関わる研究を行い、子どもの読書環境の充実発展をはかること を目的に活動している「児童図書館研究会」の機関誌。児童図書館界や各支部、 関係者の動向や会員の研究成果、情報のほかに、書評、新刊紹介など。 ◇2007年5月号(vol.54No.5)目次 ■ひろば 与え過ぎに御注意 佐藤国男 ■児童図書館研究会全国学習会 長崎学習会報告 □講演1「絵本のイラストレーション」講師吉田新一氏 □講演2「絵本は愛の泉」講師松居直氏 □第1分科会「学校図書館のそだてかた」 □第2分科会「図書館サービスとボランティア」 □第3分科会「乳幼児サービス」 □第4分科会「こどもの心」 □研究会「おはなし会の絵本を選ぶ」講師黒沢克朗氏 □夜のお楽しみ会  1ストーリーテリング  2ブックトーク  3長崎の児童文学  4長崎の昔ばなしとわらべうた □諫早図書館めぐりバスツアー「いさはやグルメと図書館めぐりツアー」 □長崎学習会を終えて ■一度は訪ねたい記念館・美術館 宮沢賢治記念館 ■お母さんとあそぼ、図書館であそぼ14<パンツをはくクマ君> 藤田浩子 ■運営委員会報告 ■会員動向 ■クリッピング ■あたらしい本から  『ベンジーのいぬごや』『嵐の季節に』 『のんびりオウムガイとせっかちアンモナイト』『ぼくたちの砦』 『獣の奏者』1・2『ウルフィーからの手紙』 ■こどもウォッチング □こどもの入院と本 塚田薫代 □心育てのお手伝い 大友靖子 ■うさちゃん奥州日記14 のぐちくみこ ■きょうは何の日?(5月) ■編集丸航海日誌14    +++++++++++++++++++++++++++++ 『子どもの本棚』(日本子どもの本研究会 毎月発行)Z02-66 閲覧室 ◇児童図書の研究を行い、その普及と向上をはかる活動を行っている「日本子 どもの本研究会」の機関誌。子どもの本の新刊案内や毎月の選定図書、書評、 1年間の出版動向のほか、行事や講座の情報、読書教育実践報告など。 ◇2007年6月号(464号)目次 ■巻頭エッセイ こころの目でみる 星川ひろ子 ■新刊紹介 『くらいくらい』『あけるな』『ちいさいいすのはなし』 『とりになったはっぱのはなし』『みみずのたいそう』『むしのあいうえお』 『やきいもの日』『いわたくんちのおばあちゃん』『お手紙レッスン』 『サンタの最後のおくりもの』 『プロイ―HIV母子感染孤児プロイへの手紙』『黒潮牧場の馬です。』 『だんご鳥』『ピトゥスの動物園』『料理図鑑』『ふたりきりの戦争』 『レネット金色の林檎』 ■選定付記 鈴木浩子 ■日本子どもの本研究会選定図書(2007年4月) 選定委員会 ■今月の書評1 『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』 篠田勝夫 ■今月の書評2 『わたしの、好きな人』 酒見佳代子 ■特集 子どもと話す「本のはなし」―中高生の読書事情― □中学校図書館のカウンターから 其輪純子 □学校図書館からみた中学生と読書 石川哲子 □勉強VS読書〜進学校の読書事情〜 木下通子 □「読書の楽しさ」を中学生に知らせるには 増田栄子 □学校図書館で可能性の開花を 川真田恭子 ■学校図書館だより 二校兼務の経験から 宮良ます子 ■複眼書評 『デルフトブルーを追って』 矢島喜志世・藤村由美 ■まんが時間 『おおきく振りかぶって』 山下真智子 ■資料案内 『ストーリーテリング入門 お話を学ぶ・語る・伝える』 『紙芝居の演じ方Q&A』 ■伝言板 ■ひ・と・こ・と読書コーナー ■じむきょく ■今月の研究会/第41回定期総会のお知らせ/研究集会ニュース ■日本子どもの本研究会2007年6月スケジュール/文化講座ニュース ■編集後記    +++++++++++++++++++++++++++++ 『こどもの本』(日本児童図書出版協会 毎月発行)Z02-96 閲覧室 ◇児童図書の出版社49社から組織され、児童図書出版文化の向上と優良児童 図書の普及を目ざして活動している「日本児童図書出版協会」のPR誌。会員 である出版社の新刊紹介のほか、子どもと子どもの本に関する話題、ジャンル 別に図書を紹介する記事など。 ◇2007年6月号目次 ■心にのこる一冊 『おおきな木』 セイン・カミュ ■私の新刊 『ナディアおばさんの予言』末松氷海子 『おたねさん』竹内通雅 『黒ばらさんの魔法の旅だち』末吉暁子 『奇跡の名犬物語』赤木攻 ■鉄道写真 旅で出会った子どもたち6 津軽鉄道にて 広田尚敬 ■こどもの心おとなの心その4 動く耳敏感な耳 新沢としひこ ■新聞書評に紹介された本 ■新刊案内 273点 ■お仕事拝見!子どもの本の現場から33 さ・え・ら書房 吉田光雄 フレーベル館 中川美保 ■さがしています。こんな本 アウトドアの本bQ ■ミニ情報 ■編集後記    +++++++++++++++++++++++++++++ 『季刊子どもと本』(子ども文庫の会 年4回発行) Z02-178 子ども図書研究室 ◇子どもに関わりを持つ大人のために、子どもの本について考える雑誌。新刊 紹介、書評のほか、ストーリーテリングのためのテキストなど。具体的に本を とり上げて、子どもがどう読むか、文庫での子どもの反応を基本に評価。 ◇2007年4月号(109号)目次 ■子どもは詩が好き 先生は詩がお嫌い?5 山本まつよ ■日本の児童たちに(一部) 北原白秋 ■一家に一さつ 『家族のゆくえ』 ■ヨーロッパの民話5 マックス・リュティ 山本まつよ訳 ■本を読みはじめた子どもたち2  『しずかでにぎやかなほん』  『おへやのなかのおとのほん』『なつのいなかのおとのほん』 ■リストに加えたい絵本と本 青木祥子  『ねこのオーランドー海へいく』『ウサギの丘』『小さな魚』 ■本と出会い人と出会う39 外海賢雄 ■源平盛衰記物語1 土田杏村/文 小村雪岱/画 ■座談会 私たちの「リスト」に入らなかった本について103 ■メイル・ボックス    +++++++++++++++++++++++++++++ 『この本読んで!』(出版文化産業振興財団 年4回発行) Z02-179 子ども図書研究室 ◇出版文化産業に係る生涯学習の推進を目的とする、(財)出版文化産業振興 財団の発行する情報誌。絵本の紹介、読みきかせの初歩、絵本作家へのインタ ビュー記事、児童書専門店や絵本美術館の紹介のほか、絵本作家のオリジナル 作品など。 ◇2007年夏号目次 ■みんなの成長ダイアリー ■特集1 お父さんの育児は絵本で楽しく ■贈る絵本 見せるラッピングに気持ちを添えて ■贈る絵本拡大版 作ろう学ぼう科学絵本 ■永江朗のブックトリップ第4回「児童書専門店」 ■おはなし会プログラム ■宮西達也描きおろし絵本『こうだったらいいのにな…』 ■こんにちは!絵本作家さん  「アジアの中の日本を考え続けて」 和歌山静子 ■特集2 絵本で世界をひとまわり ■高齢者と絵本を楽しむ 第3回 ■この人が語るこの本のたねあかし第4回 もりひさし ■ぜーんぶプレゼント もう読んだ? 新刊100 ■本から飛び出た映画館 第4回 『しゃべれどもしゃべれども』 ■児童書売れ行きベスト10 07年1〜3月 ■誌上講座「昔ばなしセミナー」第11回 小澤俊夫 ■幼年童話のすすめ第5回 幼年童話の問題提起 宮川健郎 ■魅力的なYA文学を読もうーッ! 越高一夫 ■大人のための絵本ガイド 柳田邦男 ■JPICだより    +++++++++++++++++++++++++++++  ┌────────────────────────────┐ 5.│ グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」情報 │  └────────────────────────────┘ ─────────── 【テーマ展示】のりもの ───────────  子どもたちはみな、のりものが大好きです。  一口にのりものといっても、自動車、機関車や電車、船、飛行機などがあり、 絵本での取り上げ方も、図鑑のようなもの、のりものが主人公のもの、主人公 がのりものに乗って冒険をするものなど様々です。  のりものの絵本には、わくわく ドキドキさせるすばらしい絵本がたくさん あり、のりもの好きの子どもたちを夢中にさせるでしょう。  ぜひ、子どもたちと一緒にお楽しみください。 日 時:5月19日(土)〜6月19日(火) 入 場:無料 問合せ:グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」      電話:054-202-2131     県立中央図書館資料課 電話:054-262-1243  ┌──────────┐ 6.│ 県内イベント情報 │  └──────────┘ ────── 浜松市政令指定都市移行記念「子ども読書講演会」───── ──────────── 「子どもの成長と昔話」 ──────────  「ももたろう」「さんびきのこぶた」「おおかみと七匹のこやぎ」などは、 皆さんよくご存知の昔話ではないでしょうか。これらは、それぞれ日本、イギ リス、ドイツの昔話ですが、実はこれらの昔話は、ある共通の法則をもってい ます。それは、何なのか、どうしてそのような形になったのかという、昔話の 秘密をひも解いてゆきます。  ときに、「昔話は残酷だ」という話が聞かれることがありますが、それは本 当なのでしょうか。これも、昔話の魅力に迫るなかで明らかになります。  昔話が子どもの成長に果たしてきた役割や昔話の魅力を、分かりやすく、ユ ーモアたっぷりにお話していただきます。子育て中の方はもちろん、幅広い年 代の方のご参加をお待ちしています。 日 時:6月12日(火)13:30〜15:30 場 所:浜松市中区松城町214-21 浜松市立中央図書館 2階会議室 講 師:小澤俊夫 氏(昔話研究家・元筑波大学副学長) 演 題:「子どもの成長と昔話」 定 員:150人(先着順、若干名の余裕があります) 申込み:電話(053-456-0234)で浜松市立中央図書館へ