*************************************************************** 子ども読書情報(2004/06/16〜2004/07/31) ***************************************************************  ┌─────────────────┐ 1.│ 子ども図書研究室オープン │  └─────────────────┘    6月18日(金)県立中央図書館内に「子ども図書研究室」がオープンし ました。オープニングセレモニー・記念講演会には県内各地から多くの方に ご参加いただき、また、講演会のあとには研究室の見学もしました。73u という小さなスペースでスタートした研究室ですが、県内外各地の子どもの 読書活動に関する情報の収集・発信を進めるとともに充実発展していきたい と思います。  当日、研究室を熱心にご覧になっていたあるボランティアグループの方は、 研究書コーナーの雑誌をみて、「これはすごい資料ですね。子どもに本を手 渡す立場として作家を知ることも大事だと思います。ここにある資料をじっ くり読んでみたいです。」とのこと。研究資料の充実も求められていること が分かりました。また、オープンして半月になりますが、選書に関する問い 合わせやイベント情報など少しずつ寄せられています。「子ども図書研究室」 の充実発展には利用者の方々のご意見が大きな力になることと思います。是 非、いろいろなご意見・情報をお寄せください。  問合せ先 子ども図書研究室 電話054−262−1243  ┌───────────────────┐ 2.│ブックトークの台本づくりに挑戦 │  └───────────────────┘  6月24日、沼津市立図書館を会場に県内の市町村図書館職員を対象に「 児童・青少年サービス研修」が行われました。午前は青山学院女子短期大学 講師の中村柾子氏から、子どもの発達段階に応じた絵本の選書について、具 体例を交えてお話がありました。幼児心理・発達段階に通じた中村氏のお話 は図書館職員にとって絵本の選書をする上で大きな参考になりました。  午後は、御前崎市立図書館、吉住幸子副館長を講師に研修生全員でブック トークに挑戦しました。地域の小中学校に依頼されてブックトークを経験さ れてる方も多かったようですが、課題にそって持ち寄られた本を紹介しあっ たり、沼津市立図書館の書架からテーマにそった本を探したり、わきあいあ いと台本作りが進められました。  参加者が作成した10グループ分の台本はどれも子ども達の読書意欲を引 き出すものになりました。  ┌───────────────────────┐ 3.│「こどもの読書週間」行事報告     │  └───────────────────────┘  4月23日の「子ども読書の日」を中心にした各市町村図書館の行事がま とまりました。各図書館ともおはなし会を中心にいろいろな催し物が開催さ れました。  図書館だけの単独事業でなく地域の母親クラブや団体と協働した、子ども たちが楽しむプログラムが多く見られました。「本の帯コンテスト(修善寺 図書館)」「バルーンアート(静岡市立図書館)」「文部科学省エルネット 番組の提供(磐田市立図書館)」「手作り 絵本日記帳(新居町立図書館)」 「ピカ氏の顔面紙芝居(三ケ日町立図書館)」