子ども読書情報(2013/09/27) |
1.県立中央図書館子ども図書研究室*展示紹介
現在、子ども図書研究室では次の展示を行っています。
■「静岡市美術館絵本原画展フェア」の絵本
ロングセラーを数多く生み出した月刊絵本「こどものとも」の初期作品を中心とした絵本原画展が静岡市美術館で開催されます。
そこで、絵本原画展に出品される43の絵本の中から、本館が所蔵する32の絵本を集めました。手に取ってお楽しみください。
■『桃太郎』読み比べ(9月29日まで)
『桃太郎』は、古くからとても良く読まれ、数多くの絵本が出版されてきました。
絵本によっては、桃太郎が怠け者だったり、鬼退治の後、宝物ではなくお姫様を連れ帰ったり、ストーリーが異なります。
そこで、今回は読み比べができるように本館が所蔵する『桃太郎』を展示することにしました。
手にとっていろいろな『桃太郎』をお楽しみください。
■静岡県図書館大会第3分科会 いせひでこ氏講演会「わたしの木、こころの木〜いせひでこの世界〜」関連図書(10月1日から)
平成25年10月28日(月)グランシップで行われる静岡県図書館大会第3分科会 いせひでこ氏講演会「わたしの木、こころの木〜いせひでこの世界〜」に関連し、講師のいせひでこ氏の著書等を展示しています。(子ども図書研究室所蔵分のみ)
2.子どもの本に関する雑誌*目次情報
子どもの本に関する雑誌について、目次情報をお知らせします。
過去の目次情報については、子ども図書研究室のWebページからご覧いただけます。
(http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html)
『こどもの図書館』
(児童図書館研究会 毎月発行)Z01-51 閲覧室
◇児童図書館に関わる研究を行い、子どもの読書環境の充実発展をはかることを目的に活動している「児童図書館研究会」の機関誌。児童図書館界や各支部、関係者の動向や会員の研究成果、情報のほかに、書評、新刊紹介など。
◇2013年9月号(vol.60No.9)
目次
■ひろば 不可能立体 杉原厚吉
■特集 科学に親しむ
□「だまし絵」の立体を作ろう!
□子供だましではない、本物の科学の面白さを詰め込んで 柳千絵
□ダンゴムシの科学絵本 萩野康則
□科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」 吉田のりまき
□よもあそ見学記 東久留米市立中央図書館
□科学館への期待 宇田英弘
□この秋の科学に親しむ催しのご紹介
■図書館拝見 東久留米市立中央図書館
■あたらしい本から
『魔女のシュークリーム』
『この羽 だれの羽?』
『かさねちゃんにきいてみな』
『スターリンの鼻が落っこちた』
■学校図書館日誌39 菊地三智子
■会員リレートーク23 読めなかった小学生全集 鏡文子
■運営委員会報告/クリッピング/編集後記
『こどもの本』
(日本児童図書出版協会 毎月発行)Z02-96 閲覧室
◇児童図書の出版社45社から組織され、児童図書出版文化の向上と優良児童図書の普及を目ざして活動している「日本児童図書出版協会」のPR誌。会員である出版社の新刊紹介のほか、子どもと子どもの本に関する話題、ジャンル別に図書を紹介する記事など。
◇2013年10月号
目次
■心にのこる一冊 『大むかしの動物』 松原始
■私の新刊
「すごいぞ!ぼくらのからだ」(既刊2冊) 中川ひろたか
『3びきこりすのおたんじょうびケーキ』 権田章江
『ウリオ』 室井滋
『さようなら、まほうの国!!』 藤真知子
■ロンドン・ラウンドアバウト12
GOODBYE,LONDON きたむらさとし
■ささやかだけれど役に立つ考え(第5回) 苦労がやがて幸せに 上原隆
■翻訳家に教わる 世界の子どもの本10 フィンランドの出版事情 末延弘子
■贈りものと絵本・児童書Vol.27 『チェロの木』 森晴子
■新刊案内 143点
■多層性のレッスン12(最終回) 迷路の時代に 奥山恵
■私がつくった本49
『超ふしぎ体験! 立体トリックアート工作キットブック』(既刊2冊)
金の星社 池田真純
幼年童話「おはなしのくに」シリーズ(既刊6冊) 鈴木出版 濱野恵理子
■新聞書評に紹介された本
■さがしています。こんな本 ノンフィクションNo.2
■表紙のことば/編集の現場から
3.グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」情報
テーマ展示【「おじいちゃん・おばあちゃん」の絵本】
9月の第3月曜日は、敬老の日です。「国民の祝日に関する法律」では、“多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日 ”とされています。
おじいちゃんやおばあちゃんが登場する絵本はたくさんあります。絵本の中で、おじいちゃん、おばあちゃんは様々な描かれ方をされています。パワフル、頑固、溺愛、欲張り、物知り・・・。
この機会に、おじいちゃん・おばあちゃんが登場する絵本に触れてみませんか?
【日時】9月1日(日)〜9月30日(月)
【入場】無料
【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」(電話:054-202-2131)
県立中央図書館資料課(電話:054-262-1243)
テーマ展示【兄弟姉妹の絵本】
お兄ちゃん、お姉ちゃん、弟や妹は、ライバル、けんか相手であると同時に、一番の遊び仲間でもあります。
そして、何よりもかけがえのない家族です。
絵本の世界には、お兄ちゃんやお姉ちゃんの気持ちを描いたものや、弟や妹の気持ちを描いたものがあります。また、昔話には、3兄弟や3姉妹も数多く登場します。
今回は、兄弟姉妹をテーマにした絵本を集めました。子どもたちと一緒に、お楽しみください。
【日時】10月1日(火)〜10月31日(木)
【入場】無料
【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」(電話:054-202-2131)
県立中央図書館資料課 電話:054-262-1243
お知らせ【おはなしかいのご案内】
10月3日(木)10:30〜・15:00〜
0歳からのおはなしかい
10月1日(火)10:30〜
※臨時でおはなしかいをお休みすることもあります。
【入場】無料
【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」(電話:054-202-2131)
県立中央図書館資料課 電話:054-262-1243
4.イベント情報
◆平成25年度 沼津市立図書館自主事業 読み聞かせ講座<全3回>
「地域や家庭で読み聞かせをしてみたい」「紙芝居に挑戦したい」「子どもにどのような絵本を手渡したらよいか迷っている」
方や、子どもの本に興味のある学生さんに受けていただきたい講座です。
第1回 【終了しました】
9月22日(日)「中学生にも絵本?〜共感できるもののひそむ絵本とは〜」
講師:村上 慶子 氏(ぬまづ子どもの本を学ぶ会代表)
第2回 9月29日(日)「紙芝居、楽しい共感の世界」
講師:上原 佐恵子 氏(しずおか紙芝居研究会主宰)
第3回 10月6日(日)「子育てに絵本を!」
講師:松村 雅子 氏(富士宮子どもの本研究会代表)
【時間】13:30〜15:00
【会場】沼津市立図書館4階 第1講座室
【対象】子育て中の方、中高生、読み聞かせに興味のある方 など
【定員】各回60名
【受講料】無料
【申込み】8月28日(水)より受付(定員になり次第締め切り)
【問合せ】沼津市立図書館 電話 055−952−1234
【託児】いずれの日も託児ボランティアさんが子どもさんをお預かりします。ご希望の方は事前にお申込みください。
【その他】駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用下さい。
◆平成25年度 浜松市立図書館子ども読書推進講演会 「こども-絵本-わたし」
絵本『わたしのワンピース』でよく知られている絵本作家の西巻茅子さんをお迎えします。
子ども時代に出会う絵本の大切さ、絵本の創作の様子をお話しいただきます。
【日時】平成25年10月19日(土) 14:00〜16:00
【会場】なゆた・浜北 3階大会議室
(静岡県浜松市浜北区貴布祢3000 遠州鉄道浜北駅下車徒歩1分)
【定員】200名(先着順)
【申込】8月15日(木)9:00 中央図書館へ直接来館か電話で
【問合せ】浜松市立中央図書館 電話 053−456−0234
【託児】10名まで(先着)*託児希望者は10月1日(火)までにお申し込みください。
【その他】駐車場に限りがあります。公共交通機関のご利用をおすすめします。
◆平成25年度 第21回静岡県図書館大会 第3分科会 「わたしの木、こころの木〜いせひでこの世界〜」
『ルリユールおじさん』をはじめ「木」をモチーフにおだやかで美しい絵本を描く、いせひでこさん。
旅とスケッチをかさね創作された絵本と、創作にまつわるエッセイは子どもだけでなく大人にも人気です。
作品に対する思い、その制作過程を知る魅力満載の講演会です。
【日時】平成25年10月28日(月) 13:45〜15:45
【会場】静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ
(静岡県静岡市駿河区池田 JR東静岡駅下車徒歩3分)
【定員】450名(先着順)
【申込】10月17日(木)まで 来館・郵送・FAXで
【問合せ】静岡県立中央図書館 企画振興課振興係
(電話 054−262−1246 FAX 054−264−4268)
(〒422−8550 静岡市駿河区谷田53−1)
【その他】:磁気ループと手話通訳があります。