子ども読書情報(2012/08/24) |
1.県立中央図書館子ども図書研究室*展示紹介
現在、子ども図書研究室では次の展示を行っています。
■「きのこの本」
まだまだ暑い毎日ですが、暑い夏の後にやってくる秋・・・。“実りの秋”といえば、くだもの、木の実、きのこ等、さまざまな山の幸が思い浮かびますが、今回はその中でも「きのこ」にスポットを当てて、2011年以降に出版されたきのこの本を集めてみました。ひと足早い秋の気配を感じてみませんか?
■「ヘンゼルとグレーテル」読み比べ
グリム童話誕生200年の記念特集第2弾として、今回は当館で所蔵している「ヘンゼルとグレーテル」の絵本を集めてみました。
幼児向けに語られたやさしい文章体のもの、グリムの原作を忠実に翻訳したもの、全く新しい視点で物語をとらえ直して書いたものと様々です。文章にも増して、挿絵や装幀(そうてい)の美しさに目を奪われるものもたくさんあります。
ぜひ手にとって、グリムの世界をじっくりとお楽しみください。
2.子どもの本に関する雑誌*目次情報
子どもの本に関する雑誌について、目次情報をお知らせします。
過去の目次情報については、子ども図書研究室のWebページからご覧いただけます。(http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html)
◆『こどもの図書館』
(児童図書館研究会 毎月発行)Z01-51 閲覧室
◇児童図書館に関わる研究を行い、子どもの読書環境の充実発展をはかること
を目的に活動している「児童図書館研究会」の機関誌。児童図書館界や各支
部、関係者の動向や会員の研究成果、情報のほかに、書評、新刊紹介など。
◇2012年8月号(vol.59No.8)目次
■ひろば 日英協会賞受賞に際して思うこと 池田正孝
■2012年度児童図書館研究会 総会報告
■東京支部学習会助成事業報告
李和蓮さんの「へらない稲束―朝鮮のむかしばなし―」
■図書館員のポケット 『宇宙兄弟1』 黒沢克朗
■子どもの伝記を読む3 「図書館にないということは…」 田島多恵子
■あたらしい本から
『リアル・ファッション』
『はるかなるアフガニスタン』
『どこに行ったの?子ネコのミニ』
『えりも砂漠を昆布の森に―森が育てる豊かな海―』
■こどもウォッチング
□おはなし会で出会う子どもたち 野崎眞由美
□図書館員の通知表 矢野智美
■学校図書館日誌26 富田芳江
■会員リレートーク15 人とつながる 西躰朋子
■運営委員会報告/会員動向/クリッピング/編集後記
◆『こどもの本』
(日本児童図書出版協会 毎月発行)Z02-96 閲覧室
◇児童図書の出版社46社から組織され、児童図書出版文化の向上と優良児童図
書の普及を目ざして活動している「日本児童図書出版協会」のPR誌。会員
である出版社の新刊紹介のほか、子どもと子どもの本に関する話題、ジャン
ル別に図書を紹介する記事など。
◇2012年9月号目次
■心にのこる一冊 「北風のくれたテーブルかけ」 櫛桁一則
■東日本大震災被災地復興を願う活動から9
放射能汚染の時代をこどもたちと生きる 中澤晶子
■私の新刊
『真夜中の動物園』 野澤佳織
『八月の光』 朽木祥
『キリンちゃん』 花形みつる
『あしたもきっとチョウ日和』 高田桂子
■かんさつ日記 背中を見て育つ?の巻 石井聖岳
■小僧の端書き4 狂言方 桂吉坊
■新聞書評に紹介された本
■新刊案内 195点
■ヤングアダルトの時代11 重松清の意味(その1) 北上次郎
■私がつくった本37
『語り伝えるアジア・太平洋戦争』(全5巻) 新日本出版社 柿沼秀明
『一円大王さま』 ひさかたチャイルド 佐藤力
■さがしています。こんな本 大きな絵本
■表紙のことば/編集の現場から
◆『季刊子どもと本』
(子ども文庫の会 年4回発行)Z02-178 子ども図書研究室
◇子どもに関わりを持つ大人のために、子どもの本について考える雑誌。新刊
紹介、書評のほか、ストーリーテリングのためのテキストなど。具体的に本
をとり上げて、子どもがどう読むか、文庫での子どもの反応を基本に評価。
◇2012年7月号(130号)目次
■“読むこと”と創造的表現5 メイ・ヒル・アーバスノット
■“子どもの本や”でのこと1 阿佐谷・子どもの本や
■リストに加えたい本
『テディ・ロビンソンのたんじょう日』
■本の楽しみを12
『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』
『もりのこびとたち』
■『時の旅人』
■白秋と子どもたちの詩16
■本と出会い人と出会う58 外海賢雄
■一家に一さつ 『私の小裂たち』
■アンデルセン「にわとりばあさんグレーテの一家」と、前号への感想
■メイル・ボックス
■子ども文庫の会の単行本・パンフレット
3.グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」情報
◆テーマ展示【おじいちゃん・おばあちゃんの絵本】
9月の第3月曜日は、敬老の日です。「国民の祝日に関する法律」では、“多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日 ”とされています。
おじいちゃんやおばあちゃんが登場する絵本はたくさんあります。絵本の中で、おじいちゃん、おばあちゃんは様々な描かれ方をされています。パワフル、頑固、ベタ甘、欲張り、物知り・・・。
この機会に、おじいちゃん・おばあちゃんが登場する絵本に触れてみませんか?
【日時】9月1日(土)〜9月27日(木)
【入場】無料
【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」 (電話:054-202-2131)
県立中央図書館資料課 (電話:054-262-1243)
◆「おはなしかいスペシャル」のお知らせ
グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」では、9月8日に「おはなしかいスペシャル」を行います。
「おはなしキャラバン しゅうちゃんず」のメンバーが、歌やお話劇などを演じてくれます。もしかしたら、あなたも劇の登場人物の1人になれるかも。
みんな一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
【日時】9月8日(土) 10:30〜11:30
【入場】無料
【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」 (電話:054-202-2131)
県立中央図書館資料課 (電話:054-262-1243)
◆お知らせ【おはなしかいのご案内】
9月6日(木)10:30〜・15:00〜
9月9日(日)10:30〜
0歳からのおはなしかい
9月4日(火)10:30〜
9月11日(火)10:30〜
おはなし劇場
8月26日(日)10:30〜
※臨時でおはなしかいをお休みすることもあります。
【入場】無料
【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」 (電話:054-202-2131)
県立中央図書館資料課 (電話:054-262-1243)
4.イベント情報
◆沼津市立図書館 図書館入門講座 〜児童サービスについて〜
図書館の活用法、子どもの本の選び方、いろいろな読書活動などのほか、子どもたちが読書に親しむための読み聞かせなどについて学びましょう。
【日程】
第1回 8月19日(日) 「図書館を使おう〜子どもへの図書館サービス〜」
常葉学園大学講師 菅沼 武治 氏
第2回 9月16日(日) 「子どもの発達段階に応じた選書」
静岡文化芸術大学教授 林 佐和子 氏
第3回 9月23日(日) 「広がりのある読書活動を求めて」
静岡文化芸術大学講師 村上 淳子 氏
第4回 9月30日(日) 「おはなし会の実際」
ぬまづ子どもの本を学ぶ会代表 村上 慶子 氏
【時間】 いずれも 13:30〜15:00
【会場】 沼津市立図書館4階視聴覚ホール
【定員】 200名(定員になり次第締め切り)
【受講料】 無料
【申込方法 】 7月26日(木)9:30より電話にて受付(先着200名)
【申込先・問合せ】 沼津市立図書館 電話055−952−1234
【主催】 沼津市立図書館
※駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用下さい。
※託児ボランティアさんが子どもさんをお預かりします。
ご希望の方は、事前にお申し込み下さい。