蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトル番号 |
1005010061784 |
書誌種別 |
地域資料 |
書名 |
ああ、静岡三十四連隊 房だけの軍旗とともに |
著者名 |
サンケイ新聞静岡支局/編
|
書名ヨミ |
アア シズオカ サンジュウヨンレンタイ フサ ダケ ノ グンキ ト トモニ |
著者名ヨミ |
サンケイ シンブン シズオカ シキョク |
出版者 |
フジPRプロ
|
出版地 |
静岡 |
出版年月 |
1963 |
ページ数 |
341p |
大きさ |
22cm |
言語区分 |
日本語 |
分類 |
S390
|
目次 |
一、連隊の追憶、1.連隊の誕生と消長、豊橋で呱々の声をあげた大陸の虎、房だけの軍旗一握りの灰に、二十万人の兵が結んだ内務班の夢、学びの園に生まれ変わった戦後十年、忘れられない“観的まんじゅう”の味、教え子が建てた橘中佐の銅像、酒保と兵隊-仏にみえた“ズボラ屋”、二、日露戦争、1.宣戦布告、動員下令、武者震いする岳南健児、日の丸の波に送られ勇躍征途へ、二千米の海中行軍で猴兎石へ上陸、緒戦を飾る得利寺の夜襲戦、はじめてぶつかった照明弾と機関銃、2.遼陽城頭夜はふけて、豪雨泥ねいをついで北進また北進、戦場ウラ話-“三穴将校”や盲撃ち、殺気みなぎる遼陽の新戦場、兵力の六割を失った悲運の遼陽戦、“素手で猛虎にあたる”魔の要塞、3.血戦首山堡、死力を尽くし山上に連隊旗を樹立せよ、関谷、橘の両雄、月光あび堅い握手、頭上をなぎ払う“弾丸のホウキ”、壮絶、血しぶく山頂の争奪戦、鮮血にむらがるアオバエの群、血の海に孤立した連隊の象徴、壮烈をきわめた橘大隊長の最後、ダビの煙に首うなだれる愛馬、4.戦陣の余滴、ある俘虜記-悲運の粂田一等兵、死出のハダ着を用意していた橘周太、明治の背骨を貫いた内田軍曹、5.沙河、奉天の会戦、酷寒零下三十度、沙河の冬営三ヶ月、三月十日奉天城に感激の突入、三日三晩つづいた戦勝の花火、学徒兵のさきがけ市川中尉、6.老兵の思い出、悲痛な叫び“弾丸がない”、常昌院にのこる二百余体の軍服像、戦傷と失業に泣いた廃兵の記録、三、第一次世界大戦、1.青島出兵の武勲、ご用商人の早耳で知った動員下令、青島攻撃に初めて登場した飛行機、板人形にいっぱい食わされる、ポンプ街攻略に苦戦の浜松連隊、静岡市にもできた独軍捕虜収容所、2.悪評のシベリア出兵、出兵の回答、尼港民留民の大虐殺、四、山東出兵と満州駐屯、1.軍縮ムードの中の山東出兵、全員にわたらなかった鉄カブト、将兵を悩ました名物の毒サソリ、“法華経将校”松谷大尉の大活躍、最大の激戦、周陽集の総攻撃、鄒平城の軍使、平野小隊長、清水港に上陸、感激の凱旋行軍、今上天皇、異例の三十四連隊行幸、2.満州駐察とハルピン守備、思わずわきあがる“遼陽”の大合唱、苦しかった陵河の氷上演習、悲劇の敗戦に連る満州事変のぼつ発、雪の北満に続く忍苦の討匪行、愛された戦犯、松崎“六 中隊長”、五、日支全面戦争へ、1.蘆溝橋の衝突、昭和十二年七月七日午後十時四十分、寺平軍使をとりまく青竜刀の林、軍使を守り抜いた敵将、金振中、徒労に終わった不拡大交渉、北京の文化を守った鈴木旅団長、2.悲劇の武将田上八郎、無情の投石に命を絶ったちよ子夫人、労苦八年の報い-南海の絞首刑、“田上は人間、兵は神である”、最後の花、サルミ会戦の痛撃、3.動員下令、日に三回発送した一銭五厘の令状、日の丸に埋った熱狂の出陣、静岡駅頭、胸せまる最後の面会、死の前のいらだち、呉淞沖の停泊、六、凄惨、上海戦、1.緒戦の激斗、外国武官を驚かせた中国軍の戦意、呉淞上陸!死屍山をなす中山街道、進撃の足をささえた皇軍不敗の信念、弾丸地をはう敵の水平射撃、2.地獄の劉家行戦、敵トーチカに迫る決死の火炎放射隊、濁水に孤立、生きながら腐る肉体、突撃を前に回しのむ恩賜の煙草、魔物のように地をはう敵軍の毒ガス、鉄鎖ひきずる黒こげの敵屍、衰える戦意ささえた補充隊の投入、“ああ、今日もまた生きている!”、猛威をふるうコレラとの斗い、3.大場鎮攻撃、薀藻浜クリークにそそぐ鮮血、斗魂のかたまり、黄宅の中国兵、決然師団命令を拒否した田上大佐、要害痛撃に浴びせた集中砲火、陥落を祝い県都でちょうちん行列、4.蘇州河の血煙、一本の橋が頼み“射的場の泥人形”、泥沼にもがく兵をたたく乱射乱撃、弾丸尽き、石炭岩投げあう死斗、激戦九十日、無傷の兵十人足らず、武将田上の温情と戦火の子、声たえて花の故国に帰る幾百の英霊、あわれ、乞食行列で南京入城、七、中支の決戦場、1.中国に初の迎春、大々的に開始された宣撫工作、銃後に目立つ若妻の後追心中、オトリ戦術でゲリラ戦に対抗、補給に悩んだ三州山岳の討伐行、屍肉求め空覆うカラスの群れ、2.徐州、准南作戦、兜も焦がす炎熱に敵の屍と共に寝て、国民の血をわかせた“総攻撃実況放送”、反転、残敵を追って准南へ死の行軍、清水市に初の韓国人志願兵、南京駅頭に慈父田上部隊長を送る、3.信陽、武漢の攻略、「友よ、あれが京漢線の灯だ」、大別山の岩肌を血に染めて、ギラギラする中国民衆の抗日意識、スパイの活躍舞台、物々交換所、4.湖西討伐、鈴木部隊の貯金十八万七千を突破、戦時に生きた純愛の乙女たち、再生を信じる紅槍匪の恐怖、駿河路しの ばせる信陽の駐屯、敵兵に有利な早春の猛ふぶき、銃後の士気鼓舞した“血戦記録”、故郷に寄せた大別山討伐日記、5.雄大な襄東会戦、各地に展開する炎熱下の白兵戦、暗闇から兵を襲う荒野の野犬、匪賊の大頭目、周世文の帰順、6.十四年の冬季攻勢、熱気はらむ泉口店の大逆襲、東京侵攻を豪語する中国正規軍、撃砕作戦の花、尖山要塞の攻防、7.炎熱の宜昌作戦、日射病で続出する落伍者、泥イモかじり、四万キロの大行軍、堅い戦友愛、捨身のノロシ、敵よけのお守り、静岡連隊の胸章、8.太平洋戦前夜、歴史は繰り返す、工業立県政策の波紋、寒風ついで与南かく乱作戦に出動、“徴発元臣”の大手柄、保安鎮の干柿、タンカで指揮を続けた木原部隊長、深追いして苦杯なめた長沙攻撃、正確を極めた敵狙撃兵の射撃、八、軍旗昇天、1.第二次長沙作戦、香港攻略に呼応した陽動作戦、業火にうつし出された恐怖の顔、泪水を紅に染めた血みどろの死斗、戦死者の腕を切って馬の背に、2.浙かん作戦、米国の不沈空母、衢州城を攻撃、豪雨利し成功した橋本中隊の奇襲、三百の遺体を干物にして護送、3.江南せん滅戦、完全な編成で戦った最後の戦斗、暗夜に白刃ふるう簗瀬部隊長、敵の猛爆、空から馬の足を降らす、4.常徳作戦、夜襲戦の手本、三江口の奇襲、峯の沢鉱山へ送られた中国軍捕虜、5.悲運の湘桂作戦、苦悩の果、夢たくす“大陸横断鉄道”、洞くつ戦に鍛えた中国軍の反撃、ナツメかじって飢えしのぐ二神部隊、眠る戦友を青竹で叩く“死の行軍”、6.連隊の終焉、九江で知った終戦の聖断、軍旗焼き自主的に武装解除、護国神社に眠る軍旗の遺灰 |
内容細目
この資料に対する操作
カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。
いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
資料番号 |
所蔵館 |
請求番号 |
配架場所 |
資料種別 |
帯出区分 |
状態 |
貸出
|
1 |
0000202465 | 県立図書館 | S390/15/ | 書庫6 | 地域資料 | 貸禁資料 | 在庫 |
× |
2 |
0006073712 | 県立図書館 | S390/15/ | 閲覧室 | 地域資料 | 貸可資料 | 在庫 |
○ |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
前のページへ