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書誌情報サマリ

書名

静岡県の職人衆        

著者名 杉山 正/著
著者名ヨミ スギヤマ タダシ
出版者 静岡新聞社
出版年月 1984.6


書誌詳細

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タイトル番号 1005010200046
書誌種別 地域資料
書名 静岡県の職人衆        
著者名 杉山 正/著
書名ヨミ シズオカケン ノ ショクニンシュウ   
著者名ヨミ スギヤマ タダシ
出版者 静岡新聞社
出版地 静岡
出版年月 1984.6
ページ数 197p
大きさ 22cm
言語区分 日本語
ISBN 4-7838-1302-7
分類 S280
件名 職人 工芸美術-静岡県 工芸家
目次 カラーグラビア、発刊によせて(永六輔)、「仕事とは」の命題を追って、職人芸とマスプロの差、「豊さ」と「心」と「知恵」と、「仕事とは」の命題を追って、「器物七則」観求集展実愛想、「職人」と「芸術家」の違い、民芸風工芸品の横行、「回廊地帯・静岡県」の偏見、「血」の重みと確かさの伝承、脂松細工、夏目行男さん、日本家屋の華「組子物」、江戸前職人の姿勢、組子の心・音楽の心、「犯人割り出し」も組子用語、鉋の台と天気と、船大工、岡村末次郎さん、義勇和爾丸で大航海、千石せんに憧れる、船舶工兵として南方転戦、伊豆の砂浜で船造り、宿願の造船工場を新築、二人の息子も同じ道へ、南蛮船から遣唐使船まで、千石船の夢ふたたび、和傘、碓井善太郎さん、和傘職人たった二人に、「最近の若い奴」は五十男、リズミカルな手さばき、名古屋の飯場で門前払い、初給料は五匁の「きざみ」、名古屋の店から夜逃げ!?、今年辺りが「見切り時」、「下具三年、張り三月」、六十年使い込んだ道具類、船大工、増山大次郎さん、もう一人の船大工、「仕事で他人に負けるな」、「田舟」や「漬けブネ」も造る、船大工の宝物「カタイタ」、一隻一隻微妙に異なる船型、片手片足で船造りに挑戦、正確な模型作り資料館へ、紙漉き用簀桁、藤波博平さん、全国で僅か四人の職人、静岡県の紙漉きの歴史、休みには長ひご作り、口を動かすより手を動かせ、たった一つの楽しみ、十三時間労働で六千円、民芸ブームで趣味の紙漉き、摺り師、浦田儀一さん、木版のルーツは宗教活動、「バレン」の音を子守歌に、腕見込まれ「養子話」、「遊び」の修業も一通りは、「贋札」づくりで強談判、「摺り師」次第の木版画、一分のズレなく百遍刷り、未研究分野の「摺り師」、立派に育った「六代目」、銀貝細工、小関角平さん、漆使用は登呂時代から、「青貝細工」の技法を応用、中学進学を断念して、高品質だった駿河漆器、和歌たしなみ能筆の師匠に、あえなし「独立の夢」、仕事以外に悩み事なし、みずみずしい八十翁の感覚、桑港で巡り会った自作銀貝、自慢の息子を後継者に、産業彫刻、小堀貞雄さん、茶人「小堀遠州」の子孫、月の手当てで「金五円也」、研究団体「彫漆会」を結成、物資統制令で一苦労、役人相手に一世一代の啖呵、戦後「錦彫」を考案、鎌倉彫りの亜流に非ず、浅く掘 って、深く見せる、鋸鍛冶、堀孝太郎さん、一刻親父に鍛えられる、専門の行商人が売りさばく、「焼き入れ」用の炭も入手難、平均的に好まれる「甘口」、この仕事も儂一代で終わり、寄木、桜井重一さん、駿河寄木復興の夢、休日も自由時間は三時間、つのる不安と焦燥、親方と先輩はたてるもの、「零戦」の増槽造りに従事、後進の指導一筋の道、大らかに秘法を公開、道具を使いこなす工夫を、卑屈な職業観は不愉快、桐下駄、村上辰男さん、静岡県ではただ一人、下駄の先祖は「田下駄」、手加減一つでピッタリと、自宅の庭に下駄博物館、自作の下駄に見とれる、鉄砲師、井上一さん、藩候に火縄式短銃献上、由緒ある古い家柄、父の死にも帰郷せず修業、祖先の名に恥じぬ鉄砲師に、ビス一本まで手作り、鉄砲にも風格がなければ、折角後継者育てたが・・・、陶工、中村陶吉さん、遠州瓦の産地、森町、わが子に陶器への夢託す、掛川中学で柔道コーチ、南方戦線で負傷、妻たつのさんの苦労、夫婦喧嘩は火入れの後に、良質粘土の育て方、土練り三年、轆轤八年、陶芸は「君子の業」、親子、夫婦、兄妹で競う技、鬼板師、名倉秀三さん、日本建築の風格を支える、鬼面に代表される煉止瓦、良過ぎる森町の「田土」、「鬼が死んでしまう」、池上本門寺の鬼瓦作る、「鬼瓦」が誕生するまで、悪口にも似た辛辣な批評、最後の内弟子、七十五歳は矍鑠たる現役、太鼓、安藤賢一さん、商業学校中退して職人修業、便所へ逃げ込み悔し泣き、団扇太郎の皮縫い競争、縫い目でわかる職人の気分、次男が父親と同じ道へ、手がけた太鼓は音まで記憶、日本の祭りを盛り上げる、魚籠師、太田徳太郎さん、わずか四歳で竹籠作り、釣り竿作りの名人「東作」、甘味残る成長期の竹材、竹でベルトカバーを作る、仕事に欠かせぬ日本刀、客がつける仕事の値打ち、毎日の仕事が遺品作り、黄楊櫛、松山鉄男さん、櫛作りの話を子守歌に、仕事やり残すと朝飯抜き、器用でやる仕事じゃない、黄楊の横櫛こうして作る、機械も及ばぬ松山さんの腕、洋家具、渡辺藤次郎さん、八十三歳、歴とした現役、桜のムク材に執着、膠のあつかい方に泣く、工作機械には頼らない、職人には腕と信用が第一、道具は血の通った分身、父の跡継ぎに満足する息子、明善鎌、竹部良己さん、金原明善考案の植林用鎌、明善翁の事跡に感動、 過労から五年間フイに、女友達の手紙に親方一喝、一日にせいぜい二丁、林業の低迷で鎌作りに斜陽、微妙に揺れ動く心、金原一族との交遊、あとがき、参考文献、著者紹介



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杉山 正
職人 工芸美術-静岡県 工芸家
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