蔵書情報
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトル番号 |
1006000098228 |
書誌種別 |
地域資料 |
書名 |
安倍奥の雄、安部家代々と金山衆 山人たちはいかに徳川政権樹立を支えたか |
著者名 |
森竹 敬浩/著
|
書名ヨミ |
アベオク ノ ユウ アベケ ダイダイ ト カナヤマシュウ ヤマビト タチ ワ イカニ トクガワ セイケン ジュリツ オ ササエタカ |
著者名ヨミ |
モリタケ タカヒロ |
出版者 |
静岡新聞社(発売)
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出版地 |
静岡 |
出版年月 |
2016.3 |
ページ数 |
307p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥1800 |
言語区分 |
日本語 |
ISBN |
978-4-7838-9923-5 |
分類 |
S288
|
件名 |
静岡市-歴史 安部氏 金山 |
目次 |
目次、はじめに、一、ユネスコ:「南アルプスエコパーク」認定、二、戦国時代を駆け抜けた安部家三代と井川金山衆、三、井川金山衆の末裔、第一章、安部家三代までの事績、一、安部家の痕跡を東京、静岡、深谷市・岡部に訪ねる、江戸「三ベ坂」の上屋敷と「深川」の下屋敷、江戸城直近住まいの意味、駿府・安倍(安部)町の安部屋敷、安倍町、本来は安部町名の由来、武蔵・岡部の安部陣屋、東京ドーム四倍の広さ、二、安部家と井川・海野家、長島家、安部、海野、長島の略系譜、井川・海野家の特徴ある領主職、<その1>お茶壷屋敷の管理、<その2>巣鷹御用一村で見張り、鷹を献上、江戸時代を通じて交流、<資料解説>『海野信茂日記』(宮本勉編)、三、大坂城代・定番として幕府政治に参与、安部家に転機となった二つの戦い、初代岡部藩主、安部信勝、井川を離れ岡部藩主となる、関ヶ原の戦いと安部信勝の試練、『寛永諸家系図伝』に見る安部信勝、小牧・長久手の戦いと信勝、二代岡部藩主、安部信盛、大坂冬の陣・夏の陣と安部信盛、大坂城代、定番役と信盛、初代大名「安部摂津守」、井川・海野家へ資料提出依頼→『寛永諸家系図伝』の成立、海野家への依頼状、久能山・徳川家康公葬儀に参列、三代岡部藩主、安部信之、初代「丹波守」、海野家からの贈り物に謝意、四、譜代大名としての格式、<語句注釈>、大名、大坂定番、加番、第二章、大先祖、諏訪信眞の時代、一、今川氏家臣として活躍、引間城(浜松城)の攻略戦、『宗長手記』に見る引間城の戦い、『今川家譜』の記録、いわゆる「安倍七騎」との関わり、二、井川七カ村の領主、信眞と元眞、名前の由来と今川政権での官職、大地主長島家との姻戚関係、諏訪家の居住地、三、諏訪氏、井川来住についての考察、諏訪一族の内紛と井川来住、諏訪から移住した井川・田代の人びと、第三章、安部元眞の時代、一、元眞の「安倍一揆」、津渡野城攻略、津渡野城攻略、(一)『駿河記』、(二)『了無先祖書』の記録、(三)『駿河志料』、(四)『静岡県史』、武田方にも認められていた元眞、<資料解説>桑原藤泰と『駿河記』、二、井川一揆と元眞一族の浜松逃亡、「寛永諸家系図伝』に見る井川一揆とその後の経過、1安部家の系譜と駿府城の戦い、2井川一揆と浜松(徳川家康方)への逃亡、3諏訪原城の戦い、永井家(安部家家臣)の記録、諏訪原城の治政的な意義とその攻略経緯、4「北遠の戦い」と「感状」授受、<注釈と考察>「北遠の戦い」の時系列、5その後の「北遠の戦い」、元眞の引退と没年、6信勝(元眞の息子)の事績、<注釈と考察>、三、『了無先祖書』に見る「井川一揆」、「高瀬島の戦い」、武田方への反撃、総数八三人、<史料解説>望月惣兵衛と『了無先祖書』、<留意箇所>、武田方による井川一揆と支配、そして退却、 四、井川一揆のその後、(1)『駿河記』「墓所今不詳」が語るもの、誤認・殺害された信眞夫妻、義鏡院殿節當祖忠大居士、心光院殿檜季貞松大姉、一揆日付の誤記と「墓碑不明」はなぜ、諏訪姓が井川で消滅したのはなぜ、(2)、今に残る伝承と怨霊信仰、<その1>七郎三郎、七郎三郎の伝承、<その2>怨霊と祠の存在、年代は永禄から天正年問、一揆と符合、「井川一揆」の疑問、解釈に現代と大きな隔たり、一揆のかけらもない、田代・小河内、第四章、元眞父子、北遠の戦いへ、一、武田信玄の駿河侵攻、第一次駿府侵攻、第二次駿府侵攻、武田信玄の積極的な駿河支配、梅ケ島金山の直営開始、<参考>、(1)『源勝院碑文』、(2)『寛永諸家系図伝』、(3)『寛政重修諸家譜』、遠州進出と高天神城、諏訪原城、二俣城、犬居城、犬居城、徳川方は織田信長と同盟強化、二、元眞父子、北遠の戦いへ、武田方の山岳拠点攻略、(1)光明山(別名、鏡山)砦の戦い、(2)樽井山城の戦い、樽井山城攻略の影響、(3)八高山砦の戦い、徳川家康からの「感状」について、<注釈>、元眞・信勝軍団の組織的特徴、徳川家康の高天神城の攻略と遠江支配、『寛永諸家系図伝』に見るその他の戦い、花沢城(焼津市郊外)の戦い、山王山(小長井城)の戦い、三浦右馬助について、三、元眞父子、信玄への服属を拒否した真意、「信玄の大敵に属するは勇者の道にあらす」、諏訪頼重の油断、「桑原城の戦い」で敗北、武田方への服属を拒否した真意、<参考>(1)元眞の生誕と没年、(2)、元眞と家康との年齢比較、第五章、「安倍とはどこか」、「金山衆とは何者か」、一、地域と呼び方、「安倍の金掘」、「安倍衆」、国境(くにぎかい)の争論、「寸又」は井川か千頭か、発端と幕府の決裁、大井川流域の金山衆集落と活動拠点、二、金山衆とは何者か、その定義、金山衆の定義、相似する黒川金山衆と井川金山衆、金山の所有形態と金山衆の職種、金山の所有形態、金山衆の職種、井川金山衆の組織、<参考>、請負の運上は村人(山主)から提案、刎ね橋の架け替え申請、直轄領と領主領の違い、梅ケ島と井川、代官許可の「直轄領」:梅ケ島の場合、<参考>、領主許可の「請山」:井川の場合、直轄地の請負、村請、<参考>、第六章、『山例(令)五十三カ条』と『金山祭文』、一、「山例五十三カ条」、金山衆の特権的な保護、『山例五十三カ条』による保護、二、『金山祭文』、『山例五十三カ条』と共通することば、<参考>、井川修験道は総本山醍醐寺三宝院の系統、 第七章、安倍金山の隆盛、一、戦国時代は「日本のゴールドラッシュ」、金、砂金の発見、安倍山になぜ金があるのか、安倍の産金と運上金、戦国時代は「日本のゴールドラッシュ」、二、井川金山衆、活動の跡、児玉石神社の金穴、地侍、仁科弥七、「矢平」地名から類推、井川領主の変遷、今に残る生活のあかし、(1)島和合の森竹伊與喜家の位牌、(2)久保山の金穴、(3)「カネッパターラ(金畑平、金場平)」、(4)採金の道具「石臼」「鉄臼」「ねこざ」「ゆりぶた」「なべ(鍋)」「さでみ」、(5)「金山神社」と「金山祭文」、(6)あちこちの「金穴」、(7)最初の山葵栽培地、島和合の金穴、(8)「よそ者」の乱入と乱暴、(9)金山水抜きの日当、一間歩に米百俵、三、幕府の直轄、篠山金山、三、始まりは今川時代、終りは江戸・元禄年間、『井川金山御登配符書留帳」にみる実際、金山名残りの地名、金、砂金は両替の必要あり、<参考>カラットと貴金属、税の金納?「駿州安部之内井川之郷指出」、四、金山の衰勢、そして飢饉の大波、「しに」、「はしり」、「たいてん」の続出、<参考>甲州金の単位、第八章、歴史を秘める井川の山道、一、井川への四ルート、「生活」、「交易」、「林業」、「戦略」と多様な道の機能、(一)井川越、三伏峠ルート、(二)、転付峠、雨畑ルート、<参考>、二、桑原藤泰(学者)、Eサトウ(英語交官)らの遡上、(三)、大井川遡上ルート、(1)桑原藤泰の梅地探訪、(2)、アーネスト・サトウの井川訪問、<参考>外国人たちの登山、「日本アルプス」の名付親、(四)大日峠ルート、第九章、その後の安部本家、四代信友から最後の藩主信発まで、第四代岡部藩主安部信友、第五代岡部藩主安部信峯、第六代岡部藩主安部信賢、第七代岡部藩主安部信平、第八代岡部藩主安部信允、第九代岡部藩落主安部信享、第一〇代岡部藩主安部信操、井川・龍泉院と海野家との交流、『海野信茂日記』の記録から、第一一代岡部藩主安部信任、第一二代岡部落主安部信古、第一三代岡部藩主安部信宝、高島秋帆の藩預り、高島秋帆と江川太郎左衛門、第一四代岡部藩主安部信発、最後の藩主に激変の大波、(1)天狗党の乱に出兵、(2)勅命で勤王の側に、(3)三河・半原に移住、(4)版籍奉還、(5)貴族として子爵に叙される、渋沢栄一と岡部藩、結びに、あとがき、略年譜、<参考資料>、1金山祭文 、2、岡本菊根遺号、3、安部家、海野家、長島家の系図、<ご協力いただいた団体、個人>、<参考文献> |
注記 |
第16回静岡県自費出版大賞応募作品 大賞 |
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