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書誌情報サマリ
書名 |
海賊史観からみた世界史の再構築 交易と情報流通の現在を問い直す
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著者名 |
稲賀 繁美/編
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著者名ヨミ |
イナガ シゲミ |
出版者 |
思文閣出版
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出版年月 |
2017.2 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトル番号 |
1006000187337 |
書誌種別 |
和書 |
書名 |
海賊史観からみた世界史の再構築 交易と情報流通の現在を問い直す |
著者名 |
稲賀 繁美/編
|
書名ヨミ |
カイゾク シカン カラ ミタ セカイシ ノ サイコウチク コウエキ ト ジョウホウ リュウツウ ノ ゲンザイ オ トイナオス |
著者名ヨミ |
イナガ シゲミ |
出版者 |
思文閣出版
|
出版地 |
京都 |
出版年月 |
2017.2 |
ページ数 |
18,814,18p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥14000 |
言語区分 |
日本語 |
ISBN |
4-7842-1881-3 |
ISBN13 |
978-4-7842-1881-3 |
分類 |
041
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内容紹介 |
交易路に対する私掠から、著作権・複製権への侵害、サイヴァー攻撃まで、文化交渉・交易全般における「海賊行為」を総合的に再検討。美術史や文化史、国際法、情報流通論等の知見を含め、国際的視野から葛藤の現場を解明する。 |
著者紹介 |
1957年生まれ。パリ第7大学新課程統一博士号取得。国際日本文化研究センター教授・副所長、総合研究大学院大学教授(併任)。著書に「絵画の臨海」「接触造形論」など。 |
内容細目
-
1 序文
海賊行為とジグソー・パズルの欠けたピース
1-15
-
稲賀 繁美/著
-
2 研究計画および経緯
3-13
-
稲賀 繁美/著
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3 ネットの海は無法か
インターネットにおける<海賊行為>について
17-48
-
多田 伊織/著
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4 <ひろゆき>とは何だったのか
「2ちゃんねる」からも「ニコニコ動画」からも離れて
49-69
-
鈴木 洋仁/著
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5 マンガ翻訳の海賊たち
スキャンレーションにおける航海術をめぐって
70-90
-
片岡 真伊/著
-
6 反海賊版協定はなぜ破れたか
91-106
-
山田 奨治/著
-
7 経営者・川上量生のビジネス書を読む
「説明できない」ニコニコ動画を「誰もやっていない」ビジネスチャンスに変える術
107-117
-
鈴木 洋仁/著
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8 デジタル時代の複製
コラム
118-131
-
新井 菜穂子/著
-
9 シンギュラリティーより愛をこめて
コラム
132-144
-
森 洋久/著
-
10 「永仁の壺」と昭和の陶芸史
ニセモノから芸術史を再考する試み
147-169
-
藤原 貞朗/著
-
11 捏造された人魚
イカサマ商売とその源泉をさぐる
170-195
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山中 由里子/著
-
12 前衛としての生き残り
工藤哲巳の海賊的考察に向けて
196-226
-
近藤 貴子/著
-
13 シミュレーショニズムと日本
あるいは日本現代美術における海賊行為の可能性と限界
227-245
-
平芳 幸浩/著
-
14 展望の《仮山石》について
中国現代彫刻における「仮(偽る)」という戦略
246-274
-
呉 孟晋/著
-
15 一八八八年バルセロナ万国博覧会における日本美術品の違法販売について
新史料発掘と紹介
275-282
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リカル・ブル・トゥルイ/著
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16 画家・藤田嗣治の「著作権」興亡史をたどる
没後五〇年に向けてのノート
283-295
-
林 洋子/著
-
17 機略に満ち溢れたインフォーマル経済
タンザニアの模造品交易を事例に
296-305
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小川 さやか/著
-
18 海賊史観からみた世界交易史・試論
309-333
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稲賀 繁美/著
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19 人類の敵
グロティウスにおける海賊と航行・通商の自由
334-364
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山内 進/著
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20 略奪品か戦利品か
一六一五年のサント・アントニオ号拿捕事件と幕府の対応
365-394
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フレデリック・クレインス/著
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21 悪石島の寄船大明神とその周辺
395-415
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榎本 渉/著
-
22 一六世紀宣教師記録に見る海賊
コラム
416-430
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滝澤 修身/著
-
23 タイと「海賊」
コラム
431-442
-
平松 秀樹/著
-
24 広州十三行
コラム
443-450
-
劉 建輝/著
-
25 植民地美術行政における海賊的境界侵犯
インドシナ美術学校とベトナム画家の「怪帆の術」
453-486
-
二村 淳子/著
-
26 アントニン・レーモンドとル・コルビュジエ、建築における海賊行為
形式ではなく精神性が与えた影響についての考察
487-504
-
ヘレナ・チャプコヴァー/著
-
27 フランスにおける「任意の地区評議会」
海賊党の液体民主主義と近年の民主主義運用のふたつの動向から
505-529
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江口 久美/著
-
28 ユーゴスラビア内戦と「法」
ものうり人の情景
530-543
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山崎 佳代子/著
-
29 一九〇〇年、パリ
模造された大韓帝国
544-553
-
李 建志/著
-
30 越境的あるいは海賊的
「タタールの木」をめぐって
554-568
-
今泉 宜子/著
-
31 京都における人と野良猫の関係史
コラム
569-580
-
春藤 献一/著
-
32 修辞学における西洋と日本と中国
その受容と変容をめぐって
583-619
-
テレングト・アイトル/著
-
33 Immature poets imitate;mature poets steal
テクストの/における<海賊行為>にかんする予備的考察
620-680
-
三原 芳秋/著
-
34 二一世紀に海賊化した「邦楽」
宮城道雄による邦楽器の改良と新しい楽曲制作でみる<海賊活動>
681-705
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申 昌浩/著
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35 「民主主義」を抱きしめて
石坂洋次郎映画はいかにして「民主主義」を戦後日本社会に受容させるに至ったか
706-734
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千葉 慶/著
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36 海賊たちが帰る場所
彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。(『創世記』八、十二)
735-746
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大橋 良介/著
-
37 殿様と熊とアイヌ文様
芸術/工芸/おみやげにおけるデザイン流用
747-760
-
中村 和恵/著
-
38 アラブ演劇の(非)流通から<世界文学>を踏み外す
コラム
761-775
-
鵜戸 聡/著
-
39 「公的研究費の不正使用に関するコンプライアンス研修会」を誉め讃える
コラム
776-784
-
稲賀 繁美/著
-
40 航海日誌抄録
海賊商品流通の学際的・文明史的研究で行った3つの美術展
787-808
-
大西 宏志/著
-
41 あとがき
あらたな海賊学の船出にむけて
809-814
-
稲賀 繁美/著
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
資料番号 |
所蔵館 |
請求番号 |
配架場所 |
資料種別 |
帯出区分 |
状態 |
貸出
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1 |
0023034010 | 県立図書館 | 041/イナ/ | 書庫1 | 一般和書 | 貸可資料 | 在庫 |
○ |
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