地域MARC番号 |
6000338190 |
書名 |
新編鳥島漂着物語 |
副書名 |
18世紀庶民の無人島体験 |
著者名 |
小林 郁/著 |
出版者 |
天夢人 |
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山と溪谷社 |
出版年月 |
2018.8 |
ページ |
293p |
大きさ |
19cm |
件名 |
鳥島(東京都) |
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漂流記 |
ISBN |
4-635-82077-6 |
分類記号 |
S211 |
書誌更新日 |
2021/11/09 |
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20180803 |
目次 |
序、洞窟の発見、第1部、享保・元文期の漂流記、日本史上最長の無人島漂流生活、1、二形船鹿丸の遭難、新居湊出帆、鹿丸の航海、奥州へ、漂流五十六日、漂着、鳥島の発見と漂着の歴史、洞窟の位置と上陸地点、島の風土について、アホウドリと魚、無人船の漂着と稲作の開始、死にゆく者たち、船頭左太夫の死、三人の無人島生活、もうひとつの視点、庄兵衛の談話、八右衛門の異様な物語、二十年が過ぎる、2、宮本善八船の小笠原漂流と鳥島漂流民の救出、八戸から江戸へ、洲崎沖の遭難、奇樹と鳥と亀の島々、漂着地の推定、小笠原諸島を訪れた人々、鬼神の住む島へ、遠州人側の証言、鳥島脱出、八丈島に上陸する、八丈島の日々、小笠原貞任事件の余波、八丈島から江戸へ、将軍徳川吉宗に謁見、事件の反響、郷里への第一報、「メッポウ島」について、懐かしき新居の関、遠州人たちの晩年、宮本善八船乗組員の消息、「冥福碑」について、第2部、天明・寛政期の漂流記、無人島長平とその仲間たち、1、宝暦から天明にかけての出来事、宝暦年間の三つの漂流記、佐藤玄六郎らの無人島探検、2、土佐人長平の孤独な生活、土佐湾での遭難、壊れゆく船、鳥島に上陸、『漂流日記』の筆者は誰か、無人島生活の始まり、鳥の干物を作る、安楽な生活の落とし穴、「怪物ガナアレカシ」、3、備前屋亀次郎船の漂流、荒浜へ向かって、清蔵・三之助・市之丞・久七、船玉様の去った船、十一人は小笠原に上陸したか?、船を失う、ついに長平と出会う、遠州人の遺跡、本土での捜索、4、住吉丸の漂流、日向の船乗りたち、死骸を繋ぐ紐、恐ろしき島人たち、5、故国への帰還、洞窟と道路、相次ぐ死者―漂流者の墓碑銘に関する開拓民の記録、島の地理、気候と動植物、アホウドリ、日々の生活、造船の始まり、造船の経過、恩愛深き鳥島を離れる、受難の島・青ケ島、八丈島の八重根湊へ、青ケ島島民の遭難と死、江戸への航海、江戸での日々、旅の終わり、6、後日談、生還者十四人の「その後の人生」、市井に消えた住吉丸の四人、鳥島と名乗った三之助、清蔵とその一族、「無人島帰り」の市之丞、洞窟で念仏三昧の余生を送った久七、他の大坂船乗組員について、長平―墓碑銘の「無人島」、その後の鳥島への漂流民、あとがき |
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