幕末の対外交渉史/御書翰(写本)

q293-4
 維新前の慶応3年(1867)、幕府は、フランスの勧めに従って、パリで開かれる万国博覧会へ参加することを決定した。そして、将軍の名代として、徳川慶喜の弟である徳川民部大輔昭武を派遣することとした。使節の徳川昭武は、まず博覧会の開場式に列席し、ついで新しく条約を結んだ各国を訪問することとなった。
 本書はこの遣仏使節団一行の書簡の控えで、2通の英文書簡を含む86通が収録されている。

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