幕末の兵法書/新銃射放論

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 ヨ−ロッパ諸国で 採用された新式銃の解説書の抄訳。原書はボヲムス(P.G.Booms)著 “Verhandeling over het Schot der Draagbare Vuurwapens”(1855)である。本書は赤松清次郎による抄訳で安政十年(1857)に刊行された。第一・二篇を省略し、第三篇の散兵銃及び弾丸について述べたものである。
 各種の銃の性能の比較が、実射の結果等によって詳細に記載されている。巻末には、銃の精密な図が多数添えられている。

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