********** 学校図書館情報 **********   ┌───────────────────────┐ 1.│第37回 学校図書館賞 応募・推せん要項のお知らせ│   └───────────────────────┘ ○趣 旨:本賞は、昭和45年全国学校図書館協議会創立20周年の記念事業と      して、同会のほか関係各団体の協賛によって寄せられた基金を運用      して実施され、わが国の学校図書館のいっそうの発展を図るため、      学校図書館の振興に著しい業績を示した個人および団体に賞を贈り      顕彰するものです。 ○主 催:日本学校図書館振興会  社団法人全国学校図書館協議会 ○後 援:文部科学省(申請予定) ○区 分:本賞は、第1部「学校図書館に関する著作・論文」、第2部「学校      図書館運動の推進」、第3部「学校図書館の実践活動」の3部に区      分し授賞する。 ○審 査:社団法人全国学校図書館協議会理事長が委嘱した「学校図書館賞」      選考委員会が審査する。 ○表 彰:▼「学校図書館大賞」 第1部、第2部、第3部をとおして1名      ▼「酒井 悌賞」 1名      ▼「学校図書館賞」 ・第1部 2名以内                ・第2部 2名以内                ・第3部 3名以内      ▼「岩崎徹太賞」 1名      ▼「小峰廣恵賞」 1名      ▼「村松金治賞」 1名      いずれの賞も該当するものがない場合は、授賞しないことがある。 ○送付先:各部とも下記に送付する。封筒の表に「学校図書館賞応募」と朱書      のこと。       〒112-0003 東京都文京区春日2−2−7              (社)全国学校図書館協議会 ○締 切:各部とも平成19年3月31日 (当日消印有効)。 ○発 表:平成19年6月『学校図書館』誌上に発表する。 ○表彰式:(1) 平成19年6月(予定)東京に受賞者を招待して行う。        (詳細は各人に通知)。      (2) 共同研究の作品あるいは団体を表彰する場合は、その代表者ま        たはそれに代るべき者1名を招待する。 ※詳しくは、(社)全国学校図書館協議会( http://www.j-sla.or.jp/ )で、  ご確認ください。   ┌────────────────────────┐ 2.│司書教諭の現状に関する調査の結果が発表されました│   └────────────────────────┘ ■全国学校図書館協議会が平成18年9月に行った「司書教諭の現状に関する調  査」の結果がまとまった。これは、学校図書館法の改正により、2003年度よ  り12学級以上の学校に設置された司書教諭の勤務の実態を把握するため、次  の3点について調査したもの(12学級以上の学校司書教諭を対象。3%抽出)。 @概要・図書館職員の実態   児童生徒数、学級数、教職員数、司書教諭の発令者・発令方法、担当授業   時間の軽減の有無、司書教諭のほかに図書館主任がいるか、図書館係教諭   の人数、学校司書(学校図書館担当事務職員)がいるか、学校司書は専任   か、兼任かなどを調査。 A図書館業務担当   図書館業務を77項目挙げ、司書教諭、図書館主任、図書館係教諭、学校司   書、その他、のうち主として行っている業務、分担して行っている業務に   ついて調査。 B司書教諭が配置されて何か変化があったか   司書教諭が配置されたことで、学校図書館や司書教諭についてどのような   変化があったか、31項目のうち該当するものを調査(複数回答可)。 《一部抜粋資料》 B司書教諭が配置されて何か変化があったか ・学校図書館がよく利用されるようになった。    小学校…23.1%  中学校…24.2%  高等学校…21.2% ・学校図書館の意義や役割を共通理解することができた。    小学校…20.4%  中学校…12.9%  高等学校…17.3% ・朝の読書に全校で取り組むことができた。    小学校…27.9%  中学校…25.8%  高等学校… 7.7% ・学校司書と連携して学校図書館の活動を活性化することができた。    小学校…20.4%  中学校…12.9%  高等学校…26.9% ・時間軽減がないため、状況が以前と変わらない。    小学校…51.7%  中学校…67.7%  高等学校…42.3% ・司書教諭が発令されたことに職員の関心が低い。    小学校…22.4%  中学校…45.2%  高等学校…55.8% ※雑誌『学校図書館』2月号(通巻676号)より  詳しくは、上記雑誌(P.86〜P.94)をご覧ください。