1.県立中央図書館子ども図書研究室*展示紹介 現在、子ども図書研究室では次の展示を行っています。
■さくらの絵本 寒い日が続きますが、春はすぐそこ。桜の花や木が出てくる絵本、お花見の絵本を集めました。手に取ってお楽しみください。
■「日産童話と絵本のグランプリ」と子どもの本に関する賞 このたび、第31回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本大賞、童話大賞の各受賞作品が、県内の図書館に寄贈されました。一方、そのほかにも子どもの本に関する賞は数多く存在しています。 今回は、「子ども図書研究室だより78」で紹介した子どもの本に関する賞から、当館所蔵分を展示します。
■追悼 井上洋介氏さん 絵本作家の井上洋介さんが2月3日、84歳でお亡くなりになりました。ご冥福を心よりお祈りし、当館所蔵の井上洋介さんの著作を展示します。
2.子どもの本に関する雑誌*目次情報 子どもの本に関する雑誌について、目次情報をお知らせします。 過去の目次情報については、子ども図書研究室のWebページからご覧いただけます。(http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html)
『子どもと読書』 (親子読書地域文庫全国連絡会 年6回発行) Z01-66 閲覧室 ◇子どもと、子どもの本をめぐる様々な問題に取り組む「親子読書地域文庫全 国連絡会」の機関誌。子どもの本や文化にかかわる諸問題を様々な角度で捉 えた特集記事、書評、新刊紹介のほか、活動についての諸情報や地域の文庫 や読書会を紹介するコーナーなど。
◇2016年3/4月号(416号) ■ホットライン 笑顔の力 おぼまこと ■特集 2015年子どもの本この一年 □絵本 滝川幸子 □低学年 小野寺千秋 □中学年 関口奈伯 □高学年 小林啓子 □ヤングアダルト 宮崎祐美子 □自然科学 渡部美帆 □社会科学 遠藤美子 □2015年子どもの本をふりかえる 広瀬恒子 ■やってみない?! 牛乳パックのかんたん花かご 平野淳子 ■新刊紹介 □絵本 『ゴリラのおとうちゃん』 『なんで?』 『はっきょい どーん』 □低学年向 『おとなりどうし ソラくんレミくん』 『どうぶつたちがはしっていく』 『ハリーとうたうおとなりさん』 □中学年向 『妖怪製造機』 『オンネリとアンネリのおうち』 『ゆうれい回転ずし』 □高学年向 『茶畑のジャヤ』 『14番目の金魚』 『ぼくたちの相棒』 □ノンフィクション 『ワンガリ・マータイ 「もったいない」を世界へ』 『稲と日本人』 『まちぼうけの生態学 アカオニグモと草むらの虫たち』 □ヤングアダルト 『おいぼれミック』 『白をつなぐ』 『なりたて中学生 中級編』 ■私たちのなかま 練馬区こひつじ文庫 地域に根ざした家庭文庫をめざして 西裕子 ■図書館コーナー 本が読者に届くまで 尾形美智子 ■子どもと読む1冊 『おさるのパティシエ』 市原理恵 ■資料コーナー 『「学校図書館を考えるつどい」資料集』 『図書館づくり繁盛記 住民の叡智と力に支えられた図書館たち』 ■きりぬきジャーナル ■ひろば ■編集後記
『子どもの本棚』 (日本子どもの本研究会 毎月発行)Z02-66 閲覧室 ◇児童図書の研究を行い、その普及と向上をはかる活動を行っている「日本子どもの本研究会」の機関誌。子どもの本の新刊案内や毎月の選定図書、書 評、1年間の出版動向のほか、行事や講座の情報、読書教育実践報告など。
◇2016年3月号(569号) ■巻頭エッセイ 地上資源文明を身近に 池内了 ■新刊紹介 『あめ・のち・ともだち』 『長崎ものがたり お船が出る日』 『かき氷 天然氷をつくる』 『ゴリラが胸をたたくわけ』 『マララとイクバル パキスタンのゆうかんな子どもたち』 『アカシア書店営業中!』 『天と地の方程式2』 『かしこい単細胞 粘菌』 『グッドジョブガールズ』 『パパ・ヴァイト ナチスに立ち向かった盲目の人』 『丸天井の下の「ワーオ!」』 『わたしが子どものころ戦争があった 児童文学者が語る現代史』 『世界名作ショートストーリー サキ 森の少年』 ■選定付記 黒澤浩 ■日本子どもの本研究会選定図書(2016年1月) 選定委員会 ■今月の書評 □『まちぼうけの生態学 アカオニグモと草むらの虫たち』 大谷雅子 □『うたうとは小さないのちひろいあげ』 伊東真里 ■わたしたちは忘れない! チェルノブイリ原発事故から30年、東京電力福島第一原発事故から5年 □大惨事を忘れることは、「ことば」を放棄することだ 米山傑 □原発事故が私たちから奪うものは… 武藤類子 □震災5年目にして これからの希望の牧場 吉澤正巳 □「言葉」と「数字」を読む力 吉野裕之 □チェルノブイリ被害児を助けてくれた日本が、なぜ自分の国の子どもたちを助けてくれないのか 佐々木真理 □意識してほしい原発のこと 荒優香 ■複眼書評 『いのちのパレード』 森充代 中野里恵 ■この本の舞台うら 『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』 植村志保理 ■My Message 子どもの本のつくり手から 社会を見据えて書く 濱野京子 ■まんが時間 『アシガール』 『ファンタジウム』 ■情報コーナー ■事務局より/第48回全国大会/日本子どもの本研究会 役員選挙公示 ■日本子どもの本研究会2016年3月スケジュール ■編集後記
『この本読んで!』 (出版文化産業振興財団 年4回発行) Z02-179 子ども図書研究室 ◇出版文化産業に係る生涯学習の推進を目的とする、(財)出版文化産業振興財団の発行する情報誌。絵本の紹介、読みきかせの初歩、絵本作家へのインタビュー記事、児童書専門店や絵本美術館の紹介のほか、絵本作家のオリジナル作品など。
◇2016年春号(第58号) ■巻頭エッセイ 絵本作家のブルース第23回 長谷川義史 ■絵本作家さんからの年賀状 二〇一六年申新春 ■特集 かこさとし90歳90冊 □創作物語 □かこさとしファンの思い1 鈴木のりたけ □自然科学 □土木・建築 □かこさとしファンの思い2 幅允孝 □くらし □あそび □からだとこころ □絵本への思い ■絵本の生い立ち アメリカ傑作絵本誕生ものたがり第8回(最終回) 『ロバのシルベスターとまほうの小石』 福本友美子 ■「旅の絵本」を旅する 第4回アメリカ編 中島京子 ■おはなしおばさんのおはなしのたねあかし第28回 藤田浩子 ■おはなし会春のプログラム ■ぼくのわたしのお気に入り!! ■三びきのネコ 山口マオ ■対談しました 山口マオさん山本祐司さん ■こんにちは!絵本作家さん 山口祐司 あわてず・いそがず・トコトコと ■特集 2015年の絵本を振り返る □張替惠子 □越高一夫 □ほそえさちよ □読者が選ぶ2015年の絵本はこれが好き! □2015年に亡くなられた絵本作家さん追悼 ■国際子ども図書館「日本の子どもの文学」展誌上ギャラリートーク第6回 童謡と国語教科書 宮川健郎 ■もう読んだ?新刊100冊!! ■最新YA紹介 第2回 『羊と鋼の森』 『チポロ』 『車夫』 『日付変更線 上・下』 ■話題のキーワードで今を読む 第2回 移民・難民って何だろう ■贈る絵本 新生活に贈る絵本 ■読み聞かせ・おはなし会用語辞典 は〜ほ ■被災地に子どもの本ができること ■知っていればあわてない発達障害と絵本 第12回 高山恵子 ■おはなし会なんでもQ&A 第27回 広瀬恒子 ■JPICだより ■EVENT ■今号の表紙とオリジナル絵本/横町の隠居のひとり言第20回 ■2016年保存版 全国子どもの本の店リスト ■編集後記/次号予告
3.グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」情報
テーマ展示 【日本の昔話】 昔話は、ラジオもテレビもなかった時代から、大人同士や、大人から子どもへと語り伝えられてきました。子どもは、耳で聞いた話の様子をイメージし、わくわくしたり、時には、怖さから家族の陰に隠れたりしていたのではないでしょうか。 今回は、日本の昔話絵本を集めました。子どもたちが安心して聞くことのできる、親しい大人たちの声で読んであげてください。
【期間】2月4日〜3月31日 【入場】無料 【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」(電話:054-202-2131)/県立中央図書館資料課 電話:054-262-1243
お知らせ【おはなしかいのご案内】 3月17日(木)10:30〜 15:00〜 3月20日(日)10:30〜 3月24日(木)10:30〜 15:00〜 3月27日(日)10:30〜 3月31日(木)10:30〜 15:00〜
0歳からのおはなしかい 3月15日(火)10:30〜 3月22日(火)10:30〜 3月29日(火)10:30〜
※臨時でおはなしかいをお休みすることもあります。
【入場】無料 【問合せ】県立図書館「えほんのひろば」/県立中央図書館資料課 電話:054-262-1243
4.イベント情報
◆静岡県読み聞かせネットワーク講演会 「子どもの本を訳すこと―作品と作家との出会い、そして―」 翻訳家の伏見操さんを講師に迎え、子どもの本の翻訳についてお話しいただきます。
【講師】伏見 操 氏(翻訳家) 【日時】3月27日(土)13時30分〜15時30分 【会場】静岡県立中央図書館 3階会議室 【定員】80人 【参加】無料 【申込】住所・氏名・電話番号を電話またはFAXで 電話:054-245-5843(飯野)、054-253-7787(勝山) FAX:054-253-6246 【伏見操(ふしみ みさを)氏プロフィール】 1970年埼玉県生まれ。上智大学フランス文学科卒。 フランス語、英語の児童書の翻訳をしながら、ときどきエッセイも書いている。日本とフランスを往復して暮らす。主な訳書に『うんちっち』(あすなろ書房)、『トラのじゅうたんになりたかったトラ』(岩波書店)、『ねむいねむいちいさなライオン』(徳間書店)、など。
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