1.県立中央図書館子ども図書研究室*展示紹介 現在、子ども図書研究室では次の展示を行っています。
■桃太郎の絵本 6/25(木)開催の子ども図書研究室講演会「日本の昔話の変遷―桃太郎を中心にー」に関連し、研究室で所蔵している桃太郎の絵本を集めました。同じ「桃太郎」でも、語り口や絵は様々です。読み比べにご活用ください。
■海の絵本 夏に向けて、海の出てくる絵本を集めました。本を読んで海に行く気分を楽しんだり、実際に海に行く前や行った後に読むのも素敵ですね。手に取ってご覧ください。
■エリナー・ファージョン没後50年 エリナー・ファージョン(1881〜1965)は、イギリスの作家で、第1回国際アンデルセン賞を受賞し、ファンタジーの大家として知られています。この機会に、ファージョンの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2.子どもの本に関する雑誌*目次情報 子どもの本に関する雑誌について、目次情報をお知らせします。 過去の目次情報については、子ども図書研究室のWebページからご覧いただけます。(http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html)
『こどもの図書館』 (児童図書館研究会 毎月発行)Z01-51 閲覧室 ◇児童図書館に関わる研究を行い、子どもの読書環境の充実発展をはかることを目的に活動している「児童図書館研究会」の機関誌。児童図書館界や各支部、関係者の動向や会員の研究成果、情報のほかに、書評、新刊紹介など。
◇2015年5月号(Vol.62No.5) 目次 ■ひろば 全国学習会を終えて 籠田まき子 ■児童図書館研究会福島学習会 □基調講演「読みあいで、物語を編み直す。何度でも。」(講師村中李衣氏) 西牧美也子 □第1分科会「感じてみよう!読みあいワークショップ」(講師村中李衣氏) 吉田久枝 □第2分科会「子どもと本をつなぐブックトーク〜基本と実際〜」(講師張替惠子氏) 小林沙織 □第3分科会「3・11と子どもの本」(講師草谷桂子氏) 鈴木史穂 □第4分科会「おはなし会を楽しくする工夫」(講師藤田浩子氏) 西宏恵 □交流会第1の部屋「たのしいおはなしとあそび 藤田浩子の部屋」 西宏恵 □交流会第2の部屋「じっくり味わうむかしばなし 語りの部屋」 辺見美江子 □交流会第3の部屋「とことん話そう本・子ども・未来 なんでも話そうの部屋」 鈴木史穂 □懇親会 福岡支部 □報告会〜あれから福島の会員は何をしたか〜 報告1「外での遊びを制限されている子ども達によりそって」 松本貞子 報告2「避難先で立ち上げた大熊中学校図書館整備を手伝って」 長崎キヨ子 報告3「浜通り〜あの日から 新地図書館の3年間」 目黒美千代 ■書評 会員の本 松岡享子著『子どもと本』 白根恵子 ■あたらしい本から 『おばあちゃんからライオンをかくすには』 松崎香澄 『こぶたのピクルス』 岩永衣子 『翼を持つ少女 BISビブリオバトル部』 森戸孝子 『レモネード戦争』 高井利恵 ■こどもウォッチング □お母さんも一緒 熊田路子 □素敵な校長先生 川上紀子 ■運営委員会報告/クリッピング/編集後記
『子どもの本棚』 (日本子どもの本研究会 毎月発行)Z02-66 閲覧室 ◇児童図書の研究を行い、その普及と向上をはかる活動を行っている「日本子どもの本研究会」の機関誌。子どもの本の新刊案内や毎月の選定図書、書評、1年間の出版動向のほか、行事や講座の情報、読書教育実践報告など。
◇2015年6月号(560号) 目次 ■巻頭エッセイ 絵本のメッセージ 前沢明枝 ■新刊紹介 『「あ・そ・ぼ」やで!』 『ていでん★ちゅういほう』 『ふゆのむしとり?!』 『アラビアン・ナイトのおはなし』 『犬をかうまえに』 『まんが冒険恐竜館1 恐竜の世界へ』 『先生、しゅくだいわすれました』 『月へ行きたい』 『動物のおじいさん、動物のおばあさん』 『ぼく、悪い子になっちゃった!』 『まほろ姫とブッキラ山の大テング』 『お米の魅力つたえたい! 米と話して365日』 『ガマ 遺品たちが物語る沖縄戦』 『金色のキャベツ』 『縄文人のくらし大研究 衣食住と心をさぐろう!』 『ウェストール短編集 遠い日の呼び声』 『ブロード街の12日間』 ■選定付記 江森 隆子 ■日本子どもの本研究会選定図書(2015年4月)選定委員会 ■今月の書評 『きみは知らないほうがいい』 丸山英子 『僕たちの国の自衛隊に21の質問』 米山傑 ■特集 こどもといっしょに楽しむワークショップ □ワークショップは子どもたちへのエール! スギヤマカナヨ □おもしろい講演ができるまで 鈴木のりたけ □図書館に森ができた!地域の芸術家によるワークショップ 北本陽子 □おはなしの時間、あそびの時間、pipioはいっしょにお届けします。 武本佳奈絵 □名前によく親しみ、特徴を深く知る 佐々木洋 ■複眼書評 『読書マラソン、チャンピオンはだれ?』 吉田靖子 中村眞理子 ■2014年度会員研修会報告 広げよう!読書のレパートリー ―中学生以上に読み物を手渡すには?― □実践報告 としょかんくらぶ(3〜6年生の部) 代田知子 □長岡香織さん(講談社)のお話「著者と子どもをつなぐ編集者の心意気」 松崎詠理 □今、学校図書館司書に求められること ―横浜市立飯島中学校学校司書高橋今日子さんのお話 古岸裕美子 ■資料案内 『読書教育の方法 学校図書館の活用に向けて』 『日本子どもの本研究会福岡支部40年の歩み』 『アフガニスタンぼくと山の学校』 『幻の「長くつ下のピッピ」』 ■第47回日本子どもの本研究会 全国大会 ■情報コーナー ■事務局より/第49回定期総会/ひ・と・こ・と 読者コーナー ■日本子どもの本研究会2015年6月スケジュール/今月の研究会 ■編集後記
『季刊子どもと本』 (子ども文庫の会 年4回発行) Z02-178 子ども図書研究室 ◇子どもに関わりを持つ大人のために、子どもの本について考える雑誌。新刊紹介、書評のほか、ストーリーテリングのためのテキストなど。具体的に本 をとり上げて、子どもがどう読むか、文庫での子どもの反応を基本に評価。
◇2015年4月号(141号) 目次 ■エルシー・ピドック、あのころと今と アン・ハービー ■リストに加えたい絵本と本 『おひさまは よる どこへいくの?』 『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』 『踊る光』 『リフカの旅』 『田んぼの一年』 『雑木林の一年』 ■一家に一さつ 『科学は未来をひらく』 ■くらべ読み 『チムとゆうかんなせんちょうさん』と『ウルスリのすず』 青木祥子 ■白秋と子どもたちの詩27 ■蜂蜜がほしかったポリー ライラ・バーグ ■座談会 学校司書について ■詩とは何?(詩集編さんの後で考えたこと) ハーバード・リード ■セミナーから 青木祥子 ■子ども文庫の会の単行本・パンフレット
『この本読んで!』 (出版文化産業振興財団 年4回発行) Z02-179 子ども図書研究室 ◇出版文化産業に係る生涯学習の推進を目的とする、(財)出版文化産業振興財団の発行する情報誌。絵本の紹介、読みきかせの初歩、絵本作家へのインタビュー記事、児童書専門店や絵本美術館の紹介のほか、絵本作家のオリジナル作品など。
◇2015年夏号 目次 ■巻頭エッセイ 絵本作家のブルース第20回 長谷川義史 ■特集 戦後70年企画 戦争と平和を伝える子どもの本 □ちいちゃんを通して語りたかったこと あまんきみこ □広島の原爆を伝えるために 那須正幹 西村繁男 □芸術作品としてもすぐれた反戦の絵本を 田島征三 □せんそうはいらない 和歌山静子 □友だちの桜の木 田畑精一 □母親から伝えられたこの「せんそう」のこと 塚本やすし □希望ある未来のために 朽木祥 □未来のだるまちゃんと大人たちへ かこさとし □平和のすてきさを伝えたい 浜田桂子 □小学校低学年にも伝わる戦争の絵本 □ブックトークや平和学習での取り入れ方 □平和の絵本 □日常のなかの戦争を描いた絵本 ■おはなしおばさんのおはなしのたねあかし第25回 藤田浩子 ■実践寺子屋ブックトーク第29回 最新YA紹介/実践プログラム 越高一夫 ■おはなし会プログラム ■ぼくのわたしのお気に入り!! ■描き下ろし絵本 『徒然草』 杉浦範茂 ■こんにちは!絵本作家さん あべ弘士 ぼくが旅に出る理由 ■特集 写真で見るおはなし会の舞台裏 □子育て支援センターで乳幼児に読みきかせ □公立図書館で定例のおはなし会 □小学校で朝の15分間に読みきかせ □おはなし会を運営するコツ □おはなし会の強い味方〈助成金〉 ■「旅の絵本」を旅する 第1回中部ヨーロッパ編 中島京子 ■絵本の生い立ち アメリカ傑作絵本誕生物語第5回 福本友美子 ■国際子ども図書館「日本の子どもの文学」展 誌上ギャラリートーク第3回 児童文学の成立と変質 宮川健郎 ■ぜーんぶプレゼント もう読んだ?新刊100!! ■読みきかせ・おはなし会 用語事典 ■子どもたちの笑顔が集まる学校図書館 学校の図書館ってどんなところ? 大串夏身 ■知っていればあわてない 発達障害と絵本第9回 温泉美雪 ■被災地に子どもの本ができること 番外編 なかいずみきよし ■特集 戦争と平和を伝える子どもの本リスト ■贈る絵本 夏を思いっきり楽しむきみへ かけがえのない出会いを絵本で 高尾素子 ■おはなし会なんでもQ&A第24回 広瀬恒子 ■JPICだより ■今号の表紙とオリジナル絵本/横町の隠居のひとり言第17回 ■次号予告/編集後記
3.グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」情報
テーマ展示 【のりものの絵本】 子どもも大人もみんな、のりものが大好き。「のりもの」には、自動車、自転車、機関車、電車、船や飛行機など、たくさんの種類があります。 絵本の内容も、図鑑のようなもの、のりものが主人公のおはなし、主人公がのりものに乗って冒険をするおはなしなど、様々です。 子どもたちと一緒に、いろいろなのりものの絵本をお楽しみください。
【日時】5月8日(金)〜6月15日(月) 【入場】無料
【科学の絵本】 葉っぱや水、花、昆虫など、子どもたちは自然に触れることが大好き。しゃぼんだまや、泥だんごを作るなど、手や体を動かすことも大好きです。 今回展示するのは科学の絵本。自然や人間を含む生きもの全般を描いたもの、親子で楽しめる工作や、実験の絵本などを集めてみました。 ぜひ子どもたちに、科学絵本の楽しさを伝えてあげてください。
【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」(電話:054-202-2131)/県立中央図書館資料課(電話:054-262-1243)
お知らせ【おはなしかいのご案内】 6月21日(日)10:30〜 6月25日(木)10:30〜 15:00〜
0歳からのおはなしかい 6月23日(火)10:30〜 6月30日(火)10:30〜
※臨時でおはなしかいをお休みすることもあります。
【入場】無料 【問合せ】県立図書館「えほんのひろば」/県立中央図書館資料課(電話:054-262-1243)
4.イベント情報
◆静岡県立中央図書館 子ども図書研究室講演会 県立中央図書館の子ども図書研究室では、子どもと本を結ぶ活動をしているボランティア、学校図書館関係者、教員等をはじめとする、県民の皆様を対象として、その専門的知識や技術、資質向上を図ることを目的に、毎年講演会を開催しています。 今回は、口承文芸研究者の石井正己氏をお迎えし、「桃太郎」を中心に昔話の変遷についてお話いただきます。 【日時】平成27年6月25日(木) 13:00〜15:00 【講師】石井正己 氏(東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授) 【演題】日本の昔話の変遷―桃太郎を中心に― 【内容】 日本の昔話は、古くから口頭で伝えられてきた文芸である一方で、古くから活字化され、本としても楽しまれてきました。その結果、同じタイトルの話でも様々なバリエーションを持つことになりました。今回の講演では「桃太郎」を中心に昔話の変遷について、昔話を子どもたちに語る時や絵本の読み聞かせをする際のテキストの選び方についてお話しいただきます。 【会場】静岡県立中央図書館 2階講堂 【定員】160名(先着順) 【問合せ】静岡県立中央図書館資料課(054-262-1243)
◆富士宮市教育委員会 読書推進講演会「子どもと昔話」 【日時】平成27年7月4日(土) T部 10:00〜12:00 語られてきた物語―昔話の語りとメッセージ― U部 13:30〜15:30 若き日のグリム兄弟とグリム童話の誕生 【講師】小林将輝氏(駿河台大学准教授) 【会場】富士宮市役所 7階710会議室 【定員】70人(T部、U部、別々に申し込む) 【申込】電話にて富士宮市教育委員会社会教育課まで 【申込期間】平成27年6月8日(月)〜26日(金)電話:0544−22−1186
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