ライブトーク
「"本とひと"を結ぶためにできること? ~本と出会うためのヒントをあなたへ~」
インターネット、ゲーム等の普及により、あまり本を読まない人が増えてきています。漫画を読んだり、映画を観たりするが小説は読まない人や、インターネットで調べ物はするが、本で調べることはしない人が世の中にはたくさんいます。あまり読書をしない人たちに本に興味を持ってもらい、手にしてもらうためにできることはどんなことでしょうか。今回は人と本を結びつける活動を行っている図書館外の方々のお話を聞き、読書普及のためのヒントを学びたいと思います。
パネリスト
幅 允孝 (はば よしたか) 氏 <BACH(バッハ)代表 ブックディレクター>
人と本がもう少しうまく出会えるよう、様々な場所で本の提案をしている。伊勢丹新宿店「ビューティアポセカリー」や、「Brooklyn Parlor」など本屋と異業種を結びつけたり、病院や企業ライブラリーの制作など、その活動範囲は本の居場所と共に多岐にわたる。『本の声を聴けブックディレクター幅允孝の仕事』(著・高瀬毅/文藝春秋)が刊行中。愛知県立芸術大学非常勤講師。www.bach-inc.com
野尻真 (のじり まこと) 氏 <静岡書店大賞前事務局長・谷島屋 営業本部>
PCエンジニアを経て、2003年書店員となる。2009年谷島屋ららぽーと磐田店オープンを期に、谷島屋へ移籍。三方原店、ららぽーと磐田店、浜松本店の店長を歴任。2014年谷島屋書店グループのバイヤーとして営業本部副部長になる。2013年開催の第2回静岡書店大賞事務局長。2014年開催の第3回静岡書店大賞副事務局長。書店だけでなく、図書館・学校図書館など、本に携わる様々な関係者にアプローチし、県下の読書推進のため、書店大賞を中心に講演活動も行っている。
コーディネーター
舟田 彰 (ふなだ あきら) 氏 <川崎市教育委員会 川崎市立宮前図書館>
1992年川崎市入庁。一般事務職として教育委員会に配属。事務局では社会教育部、教職員課、生涯学習推進課で勤務。施設では市民館(川崎市では公民館を指す)で社会教育主事として7年間勤務。その後、図書館へ異動。麻生図書館5年、中原図書館3年間在籍中、新中原図書館の準備にも携わる。現在、宮前図書館の担当係長。ワークショップを用いた図書館研修講師も務める。ビジネス支援図書館推進協議会理事、日本医学図書館協会「医療・健康情報委員会」委員、日本図書館協会「健康情報委員会」委員。
項目 | 内容 |
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日時 | 平成26年12月8日 月曜日 10:50~12:30 |
会場 | 静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ 1階中ホール「大地」 |
その他 | 磁気ループと手話通訳があります。 |
問合せ先 | 静岡県立中央図書館 企画振興課 振興係 TEL 054-262-1246 |