1.県立中央図書館子ども図書研究室*展示紹介 現在、子ども図書研究室では次の展示を行っています。
■さくらの絵本 寒い日が続きますが、春はすぐそこ。桜の花や木が出てくる絵本、お花見の絵本を集めました。手に取ってお楽しみください。
■英米児童文学賞受賞作品(2009~2016) 県立中央図書館子ども図書研究室では、英米児童文学賞(ニューベリー賞、コールデコット賞、カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞)の受賞作品を収集しています。 今回は、2009年から2016年に発表された作品を集めました。邦訳出版された作品とあわせてお楽しみください。
■追悼 井上洋介氏さん 絵本作家、挿絵画家の井上洋介さんが2月3日、84歳でお亡くなりになりました。ご冥福を心よりお祈りし、当館所蔵の井上洋介さんの著作を展示します。
2.子どもの本に関する雑誌*目次情報 子どもの本に関する雑誌について、目次情報をお知らせします。 過去の目次情報については、子ども図書研究室のWebページからご覧いただけます。(http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html)
『こどもの図書館』 (児童図書館研究会 毎月発行)Z01-51 閲覧室 ◇児童図書館に関わる研究を行い、子どもの読書環境の充実発展をはかることを目的に活動している「児童図書館研究会」の機関誌。児童図書館界や各支部、関係者の動向や会員の研究成果、情報のほかに、書評、新刊紹介など。
◇2016年2月(vol.63 No.2) ■ひろば 人がいて始まる魅力ある学校図書館づくり 永利和則 ■特集 いきいき学校図書館 □生き生きとした学校図書館をめざして 吉岡裕子 □オリエンテーションはコミュニケーション 横山史江 清水典子 □学校司書の研修~杉並区の事例を元に 佐川祐子 □学校司書をめぐる現状と課題―「改正学校図書館法」をふまえて― 梅本恵 ■書評 会員の本 『司書と先生がつくる学校図書館』 野崎真由美 ■「ステッピング・ストーン」から児童サービスを考える(3) 島弘 ■小特集 戦後70年を迎えて 戦争の歴史を風化させないために 野上暁 ■こどもウォッチングスペシャル 文庫ことはじめ 岩崎京子 ■あたらしい本から 『つくしちゃんとすぎなさん』 髙野淳 『おうさまのくつ』 工藤文絵 『2分の1成人式』 郡山百美 『がんばれ!盲目の犬レディ』 高木佑一 『女王さまのぼうし』 山田邦子 ■運営委員会報告/クリッピング/会員動向
『こどもの本』 (日本児童図書出版協会 毎月発行)Z02-96 閲覧室 ◇児童図書の出版社42社から組織され、児童図書出版文化の向上と優良児童図書の普及を目ざして活動している「日本児童図書出版協会」のPR誌。会員である出版社の新刊紹介のほか、子どもと子どもの本に関する話題、ジャン ル別に図書を紹介する記事など。
◇2016年3月号 目次 ■心にのこる一冊 ブルドーザーのガンバ 前川貴行 ■私の新刊 『くじゃくのジャックのだいだっそう』 井上よう子 『走れ、風のように』 佐藤見果夢 『小学生まじょのふしぎなぼうし』 中島和子 『しましまかしてください』 林なつこ ■○○○でせんひゃくえん5 穴八幡宮でせんひゃくえん 加藤休ミ ■自然と遊ぼう4 里山の春は田んぼから始まる 奥山英治 ■絵本の原画に会いに行こう3 射水市大島絵本館 土田陽一 ■2015年度児童図書・主要受賞作品一覧 ■新聞書評に紹介された本 ■新刊案内 108点 ■絵本でぼんやり5 アンデルセン「親指姫」に沈む 松井るり子 ■私がつくった本 『キッズペディア 世界遺産』 髙成浩 『あかり』 相馬徹 ■さがしています。こんな本 命について考える本 ■ミニ情報/表紙のことば/編集の現場から
『季刊子どもと本』 (子ども文庫の会 年4回発行) Z02-178 子ども図書研究室 ◇子どもに関わりを持つ大人のために、子どもの本について考える雑誌。新刊 紹介、書評のほか、ストーリーテリングのためのテキストなど。具体的に本 をとり上げて、子どもがどう読むか、文庫での子どもの反応を基本に評価。
◇2016年1月号(144号) 目次 ■アリス2 ロジャー・ランスリン・グリーン ■リストに加えたい本 『はらぺこオオカミがんばる』 『まだまだはらぺこオオカミ』 『極北の犬トヨン』 『少年キム』上下 『ミルン自伝 今からでは遅すぎる』 ■一家に一さつ 『日本の俳句はなぜ世界文学なのか』 ■ヴェラ・B・ウィリアムズ 青木祥子 ■白秋と子どもたちの詩30 ■たのしい川べ 青木祥子 ■『たのしい川べ』と対比の構図1 マイケル・メンデルソン ■題名さくいん(141号―144号) ■人名さくいん(141号―144号) ■子ども文庫の会の単行本・パンフレット
3.グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」情報
テーマ展示 【日本の昔話】 昔話は、ラジオもテレビもなかった時代から、大人同士や、大人から子どもへと語り伝えられてきました。子どもは、耳で聞いた話の様子をイメージし、わくわくしたり、時には、怖さから家族の陰に隠れたりしていたのではないでしょうか。 今回は、日本の昔話絵本を集めました。子どもたちが安心して聞くことのできる、親しい大人たちの声で読んであげてください。
【期間】2月4日~3月31日 【入場】無料 【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」(電話:054-202-2131) 県立中央図書館資料課(電話:054-262-1243)
お知らせ【おはなしかいのご案内】 3月3日(木)10:30~ 15:00~ 3月5日(土)10:30~ 3月10日(木)10:30~ 15:00~ 3月17日(木)10:30~ 15:00~ 3月20日(日)10:30~ 3月24日(木)10:30~ 15:00~ 3月27日(日)10:30~ 3月31日(木)10:30~ 15:00~
0歳からのおはなしかい 3月1日(火)10:30~ 3月15日(火)10:30~ 3月22日(火)10:30~ 3月29日(火)10:30~
※臨時でおはなしかいをお休みすることもあります。
【入場】無料 【問合せ】県立図書館「えほんのひろば」 県立中央図書館資料課 電話:054-262-1243
4.イベント情報
◆静岡県読み聞かせネットワーク講演会 「子どもの本を訳すこと―作品と作家との出会い、そして―」 翻訳家の伏見操さんを講師に迎え、子どもの本の翻訳についてお話しいただきます。
【講師】伏見 操氏(翻訳家) 【日時】3月27日(土)13時30分~15時30分 【会場】静岡県立中央図書館 3階会議室 【定員】80人 【参加】無料 【申込】住所・氏名・電話番号を電話またはFAXで 電話:054-245-5843(飯野)、 054-253-7787(勝山) FAX:054-253-6246 【伏見操(ふしみ みさを)氏プロフィール】 1970年埼玉県生まれ。上智大学フランス文学科卒。 フランス語、英語の児童書の翻訳をしながら、ときどきエッセイも書いている。日本とフランスを往復して暮らす。主な訳書に『うんちっち』(あすなろ書房)、『トラのじゅうたんになりたかったトラ』(岩波書店)、『ねむいねむいちいさなライオン』(徳間書店)、など。
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