1.県立中央図書館子ども図書研究室*展示紹介 現在、子ども図書研究室では次の展示を行っています。 ■追悼 今江祥智さん マーシャ・ブラウンさん 児童文学作家、翻訳家の今江祥智さんが3月20日、83歳でお亡くなりになりました。また、アメリカの絵本作家マーシャ・ブラウンさんは4月28日、96歳でお亡くなりになりました。 ご冥福を心よりお祈りし、今江祥智さんとマーシャ・ブラウンさんの著作を展示します。
■『本とともだち』で紹介されている本 『本とともだち』は、静岡県が作成した読書ガイドブックで、毎年小学生版は小学1年生に、中学生版は中学1年生に、それぞれ配布しています。今回は小学生版で紹介されている本を集めました。
■カタツムリの本 子ども図書研究室で所蔵しているカタツムリが出てくる絵本や物語、知識の本を集めました。
2.子どもの本に関する雑誌*目次情報 子どもの本に関する雑誌について、目次情報をお知らせします。 過去の目次情報については、子ども図書研究室のWebページからご覧いただけます。 (http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html)
『こどもの図書館』 (児童図書館研究会 毎月発行)Z01-51 閲覧室 ◇児童図書館に関わる研究を行い、子どもの読書環境の充実発展をはかることを目的に活動している「児童図書館研究会」の機関誌。児童図書館界や各支部、関係者の動向や会員の研究成果、情報のほかに、書評、新刊紹介など。
◇2015年4月号(vol.62No.4) 目次 ■ひろば はじめまして、福岡編集部です。 中村文 ■2015年度 児童図書館研究総会のご案内 ■2014年度事業報告 ■2015年度事業計画 ■平成26年度支部報告 福島支部/埼玉支部/東京支部/神奈川支部/山梨支部/静岡支部/愛知支部/滋賀支部/近畿支部/三重支部/広島支部/高知支部/福岡支部 □支部報紹介(1)福島支部/埼玉支部/東京支部/神奈川支部/愛知支部 ■あたらしい本から 『ふゆのむしとり?!』 『とうめいのサイ』 『まほろ姫とブッキラ山の大テング』 『タイムライダーズ』1 ■こどもウォッチング □ともに育つ 山口鈴江 □3年前の春 芳野仁子 ■選挙公示/運営員会報告/クリッピング
『こどもとしょかん』 (東京子ども図書館 年4回発行)Z01-65 閲覧室 ◇子どもの本と図書館の質の向上を目的として様々な活動を行っている「東京子ども図書館」の機関誌。子どもの本に関する評論や書評、新刊案内のほかに、文庫や児童図書室のレポートなど。また、東京子ども図書館に収められた資料、催し物の紹介なども掲載。
◇2015年春号(145号)設立40周年記念号 目次 ■巻頭言 石井桃子さんのこと 岩波律子 ■講演録 読者としての子ども 松岡享子 ■書評 『トヤのひっこし』 宇田祥子 『ブロード街の12日間』 清水千秋 ■良書再読 『ロバータ さあ歩きましょう』 三宅陽子 ■本の会から 内藤直子 ■お話の中の木5 にわとこ 小塩節 ■風見鶏 ちいさないす 護得久えみ子 鈴木晴子 ■ランプシェード 八十歳の誕生日 松岡享子 ■東京子ども図書館のページ ■カレンダー 2015年春 ■東京子ども図書館設立40周年記念事業 ■おとなのためのお話の会プログラム ■子どものためのおはなしのじかんプログラム ■出張めも ■掲載情報 ■資料室の本 ■私たちの選んだ児童室の本 ■2014年度索引 ■2014年度内容一覧
『子どもと読書』 (親子読書地域文庫全国連絡会 年6回発行) Z01-66 閲覧室 ◇子どもと、子どもの本をめぐる様々な問題に取り組む「親子読書地域文庫全国連絡会」の機関誌。子どもの本や文化にかかわる諸問題を様々な角度で捉えた特集記事、書評、新刊紹介のほか、活動についての諸情報や地域の文庫や読書会を紹介するコーナーなど。
◇2015年5/6月号(411号) ■ホットライン 翻訳作品にできること 原田勝 ■特集 植物の本と子どもたち―植物の本のたのしさを― □身近な自然楽しもう ―植物とふれあう楽しさを― 市川美代子 □イチョウの大冒険 松島京子 □植物の絵本の楽しみ方 高柳芳恵 □絵本「どーんとやさい」シリーズができるまで 永牟田律子 □学校現場で どのように植物の本を手渡しているのか? 彦坂菜穂子 □種の本を読んで 古川よし子 □野菜で紙づくりに挑戦 安藤みゆき ■やってみない?! スーパーブンブンごま まきまきさん ■新刊紹介 □絵本 『ロバのジョジョとおひめさま』 『星のこども カール・セーガン博士と宇宙のふしぎ』 『どうぶつたいじゅうそくてい』 □低学年向 『あした あさって しあさって』 『こぶたのぶーぶ』 『それいけ!ぼっこくん』 □中学年向 『鮎はママの子』 『コケシちゃん』 『北風のわすれたハンカチ』 □高学年向 『パオズになったおひなさま』 『金色のキャベツ』 『一年後のおくりもの』 □ノンフィクション 『しもばしら』 『チヤとともに 茶農家 村松二六』 『東京駅をつくった男』 □ヤングアダルト 『ゆめみの駅 遺失物係』 『太陽の草原を駆けぬけて』 『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』 ■私たちのなかま とりで・子どもの本連絡会 子どもと本をつないで 柴谷不二子 ■よかったよこの本 『サーティーナイン・クルーズ1 骨の迷宮』 永石咲穂 ■作品をよむ 『どろぼうのどろぼん』 太田克子 ■子どもとよむ1冊 同じ場所・対等に向かいあうこと 『チックタックじかんってなあに?』 井上美友紀 ■図書館コーナー □第15回「子どもに豊かな育ちと読書のよろこびを 学校図書館・公共図書館の充実を求める集いin東京」参加報告 池田桂子 □「子ども・読書・学校図書館・町の図書館」―子どもたちが輝く未来のために― 船橋佳子 ■資料コーナー 『アンダンテ2』 『0歳・1歳の赤ちゃん絵本』 ■きりぬきジャーナル ■ひろば ■編集後記
『子どもの本棚』 (日本子どもの本研究会 毎月発行)Z02-66 閲覧室 ◇児童図書の研究を行い、その普及と向上をはかる活動を行っている「日本子どもの本研究会」の機関誌。子どもの本の新刊案内や毎月の選定図書、書評、1年間の出版動向のほか、行事や講座の情報、読書教育実践報告など。
◇2015年5月号(559号) 目次 ■巻頭エッセイ 平和という言葉 石子順 ■新刊紹介 『ちいさなワオキツネザルのおはなし』 『ふしぎなトラのトランク』 『ゆきがくれたおくりもの』 『お話きかせてクリストフ』 『声の出ないぼくとマリさんの一週間』 『はじめてのギリシア神話』 『きせきの海をうめたてないで!』 『きみは知らないほうがいい』 『トマス・ジェファソン 本を愛し、集めた人』 『どろぼうのどろぼん』 『マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』 『文学少年と運命の書』 『僕たちの国の自衛隊に21の質問』 ■選定付記 鈴木浩子 ■日本子どもの本研究会選定図書(2015年3月)選定委員会 ■特集 2014年子どもの本をふりかえって □2014年の動向 小池淑子 □絵本 吉田真知子 □文学(初級・中級) 石井啓子 □日本文学(上級以上) 太田和順子 □外国文学(上級以上) 近藤君子 □自然科学 小澤恭子 □ノンフィクション、その他 吉田美佐子 ■今月の書評 『みんなのチャンス ぼくと路上の4億人の子どもたち』 藤村由美 ■複眼書評 『風船教室』 春田祐子・若菜千佳子 ■情報コーナー ■事務局より/第47回日本子どもの本研究会全国大会概要 ■日本子どもの本研究会2015年5月スケジュール/今月の研究会 ■編集後記
『こどもの本』 (日本児童図書出版協会 毎月発行)Z02-96 閲覧室 ◇児童図書の出版社42社から組織され、児童図書出版文化の向上と優良児童図書の普及を目ざして活動している「日本児童図書出版協会」のPR誌。会員である出版社の新刊紹介のほか、子どもと子どもの本に関する話題、ジャンル別に図書を紹介する記事など。
◇2015年6月号 目次 ■心にのこる一冊 トロッコ 瀬戸山玄 ■私の新刊 『おべんとう だれとたべる?』 あずみ虫 『うんちの正体 菌は人類をすくう』 坂元志歩 『おでかけするよ』 わたなべちいこ 『ジャガーとのやくそく』 美馬しょうこ ■わが家のじゅうにん8 カマキリ 五十嵐大介 ■チャレンジするということ 1 未知の自然や人の暮らしと出会い、自分でも知らなかった自分と出会う 永瀬忠志 ■ブー子のこどもの本突撃レポート!6 有田奈央 麻生夕貴 ■新聞書評に紹介された本 ■新刊案内 144点 ■子どもの本という窓8 本という「器」、「モノ」としての本 ほそえさちよ ■私がつくった本64 『不思議の国のアリス』 大日本絵画 三田佳代子 『魔法ねこベルベット』 評論社 岡本稚歩美 ■さがしています。こんな本 時計の本 ■表紙のことば/編集の現場から
◇2015年5月号 目次 ■心にのこる一冊 ビロードうさぎ 永井均 ■私の新刊 『モーモー村のおくりもの』 堀米薫 『いちねんせいになったから!』 くすのきしげのり 『わたしのひみつ』 石津ちひろ 『飼育員さんおしえて!ラッコのひみつ』 松橋利光 ■わが家のじゅうにん7 キアゲハ 五十嵐大介 ■学校に行きたい!~世界の働かされる子どもたち~6 子どもの権利と子どもが持つ力 白木朋子 ■ブー子のこどもの本突撃レポート!5 有田奈央 麻生夕貴 ■新聞書評に紹介された本 ■新刊案内 180点 ■子どもの本という窓7 物語ってなんだろう? ほそえさちよ ■私がつくった本63 『すがたかたちをかえるたべものしゃしんえほん』(第2期・全5巻) 岩崎書店 佐々木幹子 『妖怪 いじわるひょうしき』 PHP研究所 三輪由衣 ■2015心にのこる子どもの本 新学期・夏休みセール ■さがしています。こんな本 映画になった物語No.2 ■ミニ情報/表紙のことば/編集の現場から
3.グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」情報
テーマ展示【のりものの絵本】 子どもも大人もみんな、のりものが大好き。「のりもの」には、自動車、自転車、機関車、電車、船や飛行機など、たくさんの種類があります。 絵本の内容も、図鑑のようなもの、のりものが主人公のおはなし、主人公がのりものに乗って冒険をするおはなしなど、様々です。 子どもたちと一緒に、いろいろなのりものの絵本をお楽しみください。
【日時】5月8日(金)~6月15日(月) 【入場】無料 【問合せ】グランシップ県立図書館コーナー「えほんのひろば」(電話:054-202-2131) 県立中央図書館資料課(電話:054-262-1243)
お知らせ【おはなしかいのご案内】 5月28日(木)15:00~ 6月4日(木)10:30~・15:00~ 6月11日(木)10:30~・15:00~
0歳からのおはなしかい 5月26日(火)10:30~ 6月2日(火)10:30~ 6月9日(火)10:30~
※臨時でおはなしかいをお休みすることもあります。
【入場】無料 【問合せ】県立図書館「えほんのひろば」(電話:054-202-2131) 県立中央図書館資料課(電話:054-262-1243)
4.イベント情報
■静岡県立中央図書館 子ども図書研究室講演会 県立中央図書館の子ども図書研究室では、子どもと本を結ぶ活動をしているボランティア、学校図書館関係者、教員等をはじめとする、県民の皆様を対象として、その専門的知識や技術、資質向上を図ることを目的に、毎年講演会を開催しています。 今回は、口承文芸研究者の石井正己氏をお迎えし、「桃太郎」を中心に昔話の変遷についてお話いただきます。
【日程】平成27年6月25日(木) 【時間】13:00~15:00 【講師】石井正己 氏(東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授) 【演題】日本の昔話の変遷―桃太郎を中心に― 【内容】日本の昔話は、古くから口頭で伝えられてきた文芸である一方で、古くから活字化され、本としても楽しまれてきました。その結果、同じタイトルの話でも様々なバリエーションを持つことになりました。今回の講演では「桃太郎」を中心に昔話の変遷について、昔話を子どもたちに語る時や絵本の読み聞かせをする際のテキストの選び方についてお話しいただきます。 【会場】静岡県立中央図書館 講堂 【定員】160名(先着順) 【問合せ】静岡県立中央図書館資料課(054-262-1243)
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