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リレーエッセー(第158回)

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リレーエッセー(第158回)

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第158回目は 静岡市立西奈図書館長 永田 基士さん です。

 この4月から図書館に勤務することになりました。もともと本を読むことは好きな方ではありましたが、図書館に足を運ぶことはほとんどなく、学生の時以来およそ30年ぶりで図書館に足を踏み入れました。
 図書館に来て驚いたことが2点ほどあります。ひとつは、これは図書館だから当然のことなのですが、本がたくさんあることです。以前興味があったけど読めずにいた本など普通に書棚に並んでいるのです。(ちなみに人気のある本は常に貸出中で目にすることはほとんどありませんが。)あまりの数に本を選ぶのも大変なくらいです。図書館に来たことのない方がこれを見たら驚くのではないか、是非一度来館してもらいたいなと思いました。
 もうひとつ驚いrた点は、小さな子どもから年配の方まで本当に多くの方が来館されていることです。図書館は静かな、同時に閑散としたところというイメージでしたから、これにも驚きです。来館された方それぞれがそれぞれの形で有効に活用していただいているようですが、そんな中で子どもたちが楽しそうに本を選んでいる姿を目にすると、なにかとても温かな気持ちになります。これからもより多くの方に利用していただきたい、そして多くの方に利用していただける場所でありたいと思っています。

 次回は 牧之原市立相良図書館 水野 祥子さん です。
  

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