パンくずリスト:このページは ホーム »の下の メールマガジン »の下の 2010年 »の下の リレーエッセー »の下の リレーエッセー(第137回) です

リレーエッセー(第137回)

現在位置:HOMEの中のメールマガジンからリレーエッセー(第137回)

リレーエッセー(第137回)

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第137回目は 掛川市立大東図書館 夏目 不比等さん です。

 掛川市立大東図書館は約3年半前の平成19年4月に開館しました。おかげさまで、利用者数も年々増加しており、今年は年間入館者数も10万人を超えることができそうです。
 さて、大東図書館2階には「郷土ゆかりの部屋」というものがあることをご存知でしょうか?その名前の通り、郷土の偉人などの史料を展示しています。最も多いのが松本亀次郎関係の資料で、手紙など約1,700点を所蔵しています。
 亀次郎は慶応2(1886)年生まれ、国語の教師、研究者であり、後に中国人留学生に日本語を教えたかたです。そのほか、八木美穂や石川依平などの遠州国学関連史料、図書館の裏山にある古墳で出土した土器なども展示しています。
 残念ながら、入室者数は多い日でも入館者数の1割程度とあまり良くありません。この数字が増えるようにと、展示替えや、月に1度の展示史料の説明会などを行っていますが、効果は今ひとつです。とりあえず、入館者数の2割を目標に宣伝の仕方などから見直していこうと考えています。というわけで、大東図書館にお越しの際はぜひ2階「郷土ゆかりの部屋」もご覧ください。ご希望があれば解説もいたします。
 
 次回は 浜松市立市立天竜図書館長 大石 幸弘さん です。

リレーエッセーへ戻る