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リレーエッセー(第128回)

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リレーエッセー(第128回)

 

「こんな図書館にしたい」「私の出会った図書館員」「心に残るこの1冊」など、図書館員の“おもい”をリレー形式で紹介していきます。

■第128回目は 富士市立中央図書館 の 石井 麻紀子 さん です。

 最近引越しをしました。最近、といっても4ヶ月前なのですが。いまだ未整理の段ボールに囲まれているので、私の中で時は止まっているのです。この荷解きを子供が寝た夜中に一人でやっていると、つくづく自分は片付けが苦手だと実感します。
 膨大な生活日用品を分類し、適切な場所に収納する。不必要なものは捨てる。何か購入したら何かを捨てる。とにかく基本は捨てる。……それはよくわかっています。インテリアの本も収納・片付けの本もこれまでに何冊も読みました。イメージトレーニングは完璧です。ただ、捨てられないのです。物を捨てるという作業が、とてもつらいのです。
 そんな私なので、図書館の仕事の中で「資料の除籍」がやはり苦手です。しかし、これもとても大切な業務です。資料を受入れ、分類、整理し、除籍する。出会いがあれば別れもある。「これまでありがとう。」そんなことを時折しみじみ考えながらも業務はきちんとこなしていきます。
 この調子で我が家も片付けられるといいですよね。よし!今夜もがんばります。 

次回は 富士市立東図書館 高井 さとい さん です。

 

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