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HOME > の中の館長室からから―館長のひとりごと― 平成27年12月

                 
平成27年12月

12月28

 静かな快晴の今朝はこの冬一番の冷え込みだったようです。それでも霜が降りたり凍ったりということもなく、平年よりはずいぶん楽な気がします。ひんやりとした空気の中、坂道を歩いてくると体が温まります。

 今日から8日間、年末年始休館です。昨日の日曜日には、この期間にお宅で読まれるのでしょうか、たくさんの本をまとめて借りる方の姿が見られました。今日は館内整理と大掃除等です。新年は1月5日から開館します。この日から、「お楽しみ福ぶっくろ」(当館職員が各自でテーマを設定し、それに沿った当館資料を選定して袋詰めした物)を始めます。約50袋用意してあります。御期待ください。


 12月は各分野の今年1年を振り返る新聞記事を見かけました。図書館や出版関係でも「利便性と出版文化どう両立 民間委託進む公共図書館 選書など運営面の模索続く」(読売12.22)「出版この1年 再編進む取次会社 持続的流通どう構築」(中日12.13)などがありました。CCCが受託運営する図書館が話題になり、民間委託の是非が問われました。市町直営の図書館であっても、資料費の激減や非正規職員の増加が進んでいます。各自治体の事情がありますが、社会教育施設としての公共図書館の在り方は揺らぐものであってはならないと思います。一方、出版業界も、取次会社を経由する書籍・雑誌の総販売高は最盛期の6割以下とのことで、危機的状況のようです。出版社と市民とを直接結ぶリアル書店の廃業も進む一方で、全国の書店数は1999年の60%だそうです。私の住む市も本屋さんが一店もなくなってしまいました。御承知のとおり、通信販売や新古書店の影響も大きいようです。このように、読書の推進、社会教育(生涯学習)の充実、出版文化の維持といった面で心配になることがいくつかありますし、それらは簡単に解決できない問題です。我が国の変化の波の一つですが、他の事象とも共通することのようにも思えます。10年後、20年後がさらに気にかかります。図書館に勤務して、改めて考えさせられています。
 
 時間の経過が年々速く、特に夏以降は、あっという間でした。充実した毎日を楽しんでいるつもりですが、振り返ると本当に早かったと言った感じです。皆様に支えられて9か月を過ごすことができました。感謝です。それでは、良いお年をお迎えください。





12月21

 先週後半から少し冬らしくなったかと思いましたが、再び師走とは思えない暖かさです。薄曇りの今朝、富士山には大きな笠雲がかかっていました。

 17日の木曜日、第5回図書館大会運営委員会がありました。私は出張の関係で途中から出席させていただきました。今年の大会の振り返り、そして来年度の計画を協議しました。約1000人の参加者があり、20年以上続いているこの大会は、本県図書館界の象徴のような存在です。他県と比較しても引けを取らないと思いますし、他の社会教育施設関連ではこれだけの規模の大会は開催されていません。図書館にとって職員の存在の大きさがよくわかります。本県の図書館職員や読書推進関係の方々には誇りに思っていただきたい大会です。それを支えてくださる運営委員の皆様には、御自分の本来業務に加えてのお仕事であり、感謝の気持ちでいっぱいです。何人かの方が入れ替わるかと思いますが、来年度の大会にも期待しています。

 19日の土曜日、島田市立金谷図書館開館10周年記念の絵本ライブがありました。平成17年3月に金谷町立図書館として開館、当館職員も出向して建設・開館作業に関わりました(初代館長です)。その年の5月に金谷町が島田市と合併し、島田市立金谷図書館となりました。この図書館の運営方針の最初には「住民に開かれた住民と共に成長する図書館」とあり、そのためには「職員の専門的知識・技能、資質の向上」が必要であるとしています。住民と行政の信頼関係を感じます。今回は記念式典というよりも、利用者のための絵本ライブがメインであり、たくさんの親子連れが集まりました。絵本作家の長谷川義史さんによる歌あり、トークあり、お絵書きあり、プロジェクターの画面ありの、絵本の読み聞かせ?に、笑いが絶えず、楽しいひとときでした。

 今年も残すところ10日余り、当館は27日の日曜日まで開館しています(新年は1月5日から)。お隣の県立美術館では、ウィーン美術史美術館展が土曜日から始まりました(3月21日まで)。御観覧された折には当館にも是非お立ち寄りください。




12月14日

 比較的暖かい日が続きます。寒さの苦手な私にとっては有難い毎日です。ただ、先週金曜日の出勤時の強い雨と風には驚きました。駅を出て数十メートルで傘をさしていてもずぶ濡れ状態になってしまいました。身延線も運転見合わせになり、当館で予定していた山梨県立図書館との富士山関係資料に関する連携協定に係る推進協議会は延期としました。

 12日の午前は「新刊サロン」を子ども図書研究室で開催しました。新刊児童図書について当館職員とともに語り合うもので、今回は土曜日ということもあり、学校司書、学校図書館支援員、読み聞かせボランティア、家庭文庫、先生など様々な立場の方の参加がありました。
12日の午後は「しずおか新聞感想文コンクール」の表彰式が静岡新聞社で行われ、審査委員長として出席しました。表彰された皆さんの作品を何回も読んでいるので、会ったことがないのに既に知り合いの気分だったのですが、やっと御本人たちと対面できました。作品以上に頼もしい児童・生徒さんたちで気持ちの良い表彰式でした。私の役は講評でしたが、久しぶりに先生になったような気分になってしまい、つい長い話になってしまいました。

 今週は、17日に第5回図書館大会運営委員会があります。今年の大会の振り返りをして来年度につなげます。委員長の杉山沼津市立図書館長様をはじめとして、委員の皆様には大変お世話になりました。

 現在、本選びや本の紹介を依頼されています。一つは当館で行う「お楽しみ福ぶっくろ」。これは当館職員が各自でテーマを設定し、それに沿った当館資料を選定して袋詰めにして、年明け1月5日、利用者に提供するというものです。当館は専門書が多いので親しみやすさをどうしたら出せるか考えています。もう一つは、「静岡県図書館情報メールマガジン」の「図書館員の棚から3冊」。こちらは、当館所蔵に限らないので範囲が広がりますが、それゆえに何にしようか迷ってしまいます。本の紹介文も求められています。面白かった本やお薦め本はいろいろありますが、人に紹介するほど内容をしっかり覚えていないことが多くてちょっと困っています。

 先日、担当職員から28年度の運営方針案の作成を依頼されました。予算も人事も動いていますから、そういう時期だと改めて思いました。今年度の重点取組を振り返り、来年度を思い描きたいと思います。先週の県議会で、来年度からの祝日開館について前向きに検討しているとの答弁が教育長さんからありました。現在、休館日の変更も含めて検討しています。詳細が決まったところで広報させていただきます。


12月7日

  毎朝、草薙駅から図書館まで歩いていますが、坂の途中で振り返ると、四季折々の富士山を眺めることができます。雪の部分がだいぶ下の方まで広がってきました。今日は暦の上では大雪です。

 先週3日の夜には、「静岡書店大賞」の発表及び授賞式が静岡市内でありました。これは県内の書店員と図書館員が最も読んでもらいたい本を投票で選ぶもので、今年で4回目となりました。県内書店員有志による実行委員会が主催しています。通信販売や新古書店の影響で書店もなかなか大変な状況ですが、こうした手弁当の動きには今後へのエネルギーを感じます。また、読書推進の一環として書店と図書館が協力して行うことにも意義を感じました。私も公立図書館の代表としてプレゼンターの一人を務めさせていただきました。手作り感いっぱいのあたたかみのあるイベントでした。小説部門の大賞は、辻村深月さんの『朝が来る』、児童書・新作部門の大賞は、のぶみさんの『ママがおばけになっちゃった!』、児童書・名作部門の大賞は、エリック・カールさんの『はらぺこあおむし』でした。受賞作品は当館にも展示しています。図書館で実際に本を手に取り、書店で購入していただくことを願っています。今回の投票数を見ると、書店員と比較して図書館員の数がかなり少ないので、次回に向かって市町の図書館にも呼びかけていこうと思います。

 4日の金曜日には、市内清水区の高校1年生1クラスが、調べ学習のために当館を終日利用してくれました。学年4クラスのうち、他の3クラスも市内の大学図書館を訪問しているとのことでした。会議室を貸切にして、各自でテーマを決めて、当館の資料を使ってレポートを作成します。閲覧室にも自由で出入りできます。学期末の使い方の好例のように思えました。こんなかたちで当館を利用していただくことも可能です。

 今週は、11日には山梨県立図書館の方々が来館され、6月に締結した富士山関係資料に関する連携協定に係る第2回推進協議会を開催します。12日午前には新たに購入した新刊児童図書について語り合う「新刊サロン」を子ども図書研究室で実施します。12日の午後は「しずおか新聞感想文コンクール」の表彰式が静岡新聞社で行われます。




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