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HOME > 館長室から> ―館長のひとりごと― 平成30年3月


3月26

 こんなに急に桜の季節になるとは思いも寄りませんでした。主役の桜自身も幕が上がったと同時にクライマックスといった感じで戸惑っているのではないでしょうか。

 先週19日の教育委員会定例会で、新図書館の基本構想案が承認されました。来年度は基本計画の策定作業になります。当館ホームページのトップ画面に「新館計画、始動。」のバナーを作りました。基本構想も掲載してあります。是非御覧ください。
 22日は今年度最後の協力車運行(市町立図書館訪問)でした。価値ある事業ですが県内を公用車でまわるので交通事故が心配です。現在の訪問形態は私が前回勤務していた平成8年からですからもう20年以上が経過します。この1年も無事故無違反で過ごすことができました。感謝です。

 今年度も残すところ1週間となりました。今日は新任職員の皆さんが来館し、業務説明や引継を行っています。今度の土日は現職員で対応、来週月曜日から新メンバーでのスタートになります。今後の楽しみも心配も多々ありますが、残念ながら私はそこに加わることができません。仕方ないことですが、さみしさを覚えます。私は教員籍ですが、縁あって、以前に4年、今回3年、計7年間を当館で過ごしました。歳をとったせいか、いろいろな出来事があったせいか、この3年間はあっという間でした。ひと言で言えば面白かったです。その間、図書館、読書推進関係、出版社、書店、マスコミなど、本当に多くの方々にお世話になりました。この駄文にお付き合いいただいた皆さんにも感謝申し上げます。4月からは図書館職員ではなくなりますが、当館はじめ図書館界を気にしていきたいと思います。来年度以降も県立中央図書館への御支援よろしくお願いいたします。




3月19

 この土日は春の訪れを実感できるような天気でした。彼岸の入りということでお墓を掃除してお花を供え、先祖に感謝の気持ちを伝えるべく掌を合わせました。テレビでも桜の開花が話題になっていましたが、我が家のソメイヨシノも数輪開花しました。一方で大きな白い花が春の青空によく映えていた白モクレンは、満開と同時に散り始めています。桜以上に短命かもしれません。

 30年度の当館の重点取組をまとめました。全部で12項目ありますが、新たな県立中央図書館整備への対応と閲覧室の利用が再開できない現有施設における最良のサービス展開が中心となります。職員の資質向上、県域全体への広報とサービス向上、県内図書館のさらなる活性化への寄与なども当館が力を入れなくてはならない課題です。今年度作成した中期計画(2018-2021)『より身近な図書館へ』に基き、「県民の力となり、地域の発展に寄与します」を合い言葉にして、当館の使命を果たすために取り組んでいきます。中期計画、重点取組ともにHPにアップします。


 本日19日は、今年度最後の教育委員会定例会があり、新図書館の基本構想案が協議されます。承認されれば、来年度からは次のステップになります。
 明日20日には、伊藤忠記念財団からマルチメディアDAISY図書が届けられます。これはこの財団が取り組んでいる障害のある子どもたちへの読書支援事業の一環で、各都道府県の昔話をデイジー図書にして制作し、全校の特別支援学校等に配付するものです。当館も制作に協力、昔話の選定・音訳は本県の昔話に詳しい八木洋行氏にお願いし、さし絵は県内の高校から募集し、選考の結果、常葉大学菊川高校の生徒の作品になりました。昔話は「宇都ノ谷峠の十団子」、出来映えが楽しみです。
 22日は今年度最後の協力車運行(市町立図書館訪問)です。無事故無違反で終了することを願っています。

 明日の午後には30年度教職員人事異動が新聞発表されるようです。26日には新任職員の皆さんが来館し、業務説明や引継を行います。あと2週間、慌ただしくなってきます。




3月12

 静かで穏やかな春の朝です。ここ数日であちこちに春を見つけることができるようになってきました。我が家では河津桜が散り始め、白モクレンが開きはじめました。ふきのとうも食卓にあがりました。庭の草が急に生き生きしてきたように思えます。

 先週3月8日には、選書委員会委員による選書会議を実施し、29年度の選書・受入の状況や予算執行状況、30年度の「資料収集運用」や資料費予算の類別配分等について総括的な検討を行いました(来年度は今年度と同額の6,800万円の予算案です)。今年度はひび割れによる図書資料の移動のために資料費を一時的に流用したため、最終的には予算どおりの資料購入ができたのですが、年間を通じて安定的に執行できなかった点が担当職員は大変だったようです。昨年度もそうでしたが、毎年継続して数千万円の予算(税金)を、一定のルールの下で有効にバランスよく執行(資料を収集)していくのは、図書館として大きな業務であり、重大な責任を担っていることを強く思いました。

 来年度の準備が徐々に進んでいるところですが、30年度の重点取組を明日の課長・班長等会で提示するつもりです。今年度は中期計画(2018-2021)「より身近な図書館へ」を作成しました。これは、当館の目指す方向性を明確して安定的な運営を展開するためのもので、全職員によるグループワーク研修を行ったり、図書館協議会委員さんから御意見をいただいたりしながら作成しました。重点取組もこの中期計画に基づいた内容とし、当館の使命を果たすために複数年度をかけて取り組んでいきます。

 新館の基本構想については、年度内の策定を目指して社会教育課において作業が進められています。基本構想では、新館の目指すべき姿や役割・機能が中心になるようですが、図書館の現場にいると職員の存在の重要さを改めて感じます。限られた予算の中で本を選んで購入します。その本を利用しやすいように書架や書庫に収めます。カウンターで利用者の相談に対応します。事務室では電話での問い合わせに対応しています。市町の図書館への訪問も定期的に行っています。ほかにも多くの業務をこなしています。利用者と本、利用者と図書館、また利用者同士をつないでいるのは職員以外の何ものでもありません。日々の様々な場面は小さくてもそれらを紡いでいくと大きな成果になる気がします。今後、職員体制についても検討していくことになるわけですが、図書館の専門職員は資料や施設以上に大切(この2つも重要ですが)だと思えます(勿論そう思われるように実力をつけることが必要ですが)。

 今週16日は県議会2月定例会が閉会、19日は今年度最後の教育委員会定例会、人事異動の内示もそろそろでしょうか。いよいよ今年度の締めが近づいてきます。春独特の何か落ち着かない雰囲気の中で、限られた日々を過ごしています。




3月5日

 3月になったと思ったらもう5日目です。ずいぶん暖かくなり、春の訪れが慌ただしくなっています。あんなに待っていた梅や河津桜も盛りは数日、散って地面を彩る花びらが増えてきました。今日は朝から雨模様、春雨です。

 先週26日は日産静岡会様から「第33回ニッサン童話と絵本のグランプリ」大賞受賞作品を県図書館協会加盟館に御寄贈いただきました。えばたえりさんの「こめとぎゆうれいのよねこさん」=童話の部、ミフサマさんの「ぎゅっ」=絵本の部の2作品です。子どもたちの情操を育む上で大変価値ある活動ですし、限られた資料費の中で新作本の購入までは余裕がない図書館にとってはこうした寄贈は有難いことです。また、新しい童話や絵本作家の発掘という点でも価値あることと思います。長年の地道な社会貢献活動に感謝です。

 2日には、関東地区公共図書館協議会の第2回幹事会が都立中央図書館でありました。今年度の事業と予算執行状況の報告、来年度の役員、事業計画、予算案について協議しました。各館の今年度の出来事なども伺うことができ貴重な時間でした。本県の新館構想の動きについて説明する機会を与えられ、現状と課題、県民の皆さんの支援の力の大きさについてお話ししました。
 昨日4日の午後には「図書館友の会」の総会があり、挨拶の時間を少しいただき、新館のことも含めて、この3年間支えていただいたことに対してお礼を申し上げました。

 1週間ほど話題がずれますが、平昌オリンピックが閉幕しました。時差が少ない関係もあり、多くの競技をテレビ観戦しました。成績も良かったのでさらに盛り上がった感じがします。そうした中で、カーリングやスピードスケートでは、北海道や長野の選手が注目されました。東京周辺一極集中の中、過疎に苦しむ地方の市町や選手にスポットライトがあたり、活気づくのを大変うれしく思いました。その輝きが東京に吸収されないようその地で光を放ち続けてほしいと思います。
 昨日は静岡マラソン、60歳以上の部での出場になりました。天候にも恵まれ、陽春の久能の海を眺めながら楽しもうと思いましたが、30キロ過ぎはそれどころではありませんでした。やはり42キロは私にとっては大変でした。それでも参加してゴールできことは有難いことです。今日の階段の上り下りはきつい。