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HOME > 館長室から> ―館長のひとりごと― 平成30年1月


1月29

 先週は数年に一度というほどの寒波でした。飲んで帰宅したら庭が雪で白くなっていたのには驚きました。それと比較すれば今朝は少し楽になった気がしますが、ここしばらくが寒さの底といったところでしょうか。

 今月10日から個人の予約貸出を始めたところですが、先週金曜日からは予約なしでもお時間をいただければ資料提供できるようにしました。この土日も御利用いただいたようです。今後もできる範囲の中でサービス向上に努めたいと思っています。

 早いもので1月もあと3日、今週4日は立春です。毎年のことですが、立春を過ぎばたばたしている間に3月終盤になっています。諸団体の年度まとめの役員会・委員会、来年度の予算や職員数、館内人事、運営方針や重点取組など例年のことに加えて、今年はひび割れ対応や新館の基本構想策定という大きな宿題もあります。ここに書けない頭の痛い悩ましい腹の立つ事柄もあるわけですが、どこにいてもそういうことはあるし、忙しいのは当たり前ですので、カレンダーを見ながら粛々とやっていくしかないなと思ってはいるのですが……。

 明日30日には、山梨県立図書館との連携推進協議会を当館で行います。7月に山梨県主催で開催したので、今回は当館にお見えいただきます。4日には過日お知らせしたとおり、新たな県立図書館を望む会と静岡図書館友の会主催の寺田芳朗氏((株)寺田大塚小林計画同人代表取締役)による講演会があります。テーマは「新しい図書館ができるまで ~施設計画の視点から~」です。

 昨日は御前崎市駅伝大会でした。体協陸上部OBチームで参加、3人抜かれで自分としてまあまあの記録だったのですが、区間順位は真ん中あたりで還暦の壁を感じました。それでも本人が楽しければそれでいいかなと納得し、仲間に入れてもらって走れたことに感謝しています(来年走れるかわかりませんし)。午後は、藤枝で行われた学校図書館学会静岡支部の研究会に参加しました。会場は寒い日曜日の午後にもかかわらずほぼ満席、皆さんの熱心さが伝わってきました。3人の発表のうち、都合で1つしか拝聴できませんでしたが、小中一貫学校の司書教諭からは「学校図書館が学習センターとして機能し、全教員に使われるためには、どの授業でも使う基礎基本(情報活用スキル)について、共通理解を図るカリキュラムマネジメント会議が有効」とのお話がありました。




1月22

 その何割かを今週の寒波の分にまわしたいくらい、ここ数日は暖かく穏やかな日が続きました。今日は昼前から冷たい雨、明日からは強烈な寒波の襲来が伝えられています。インフルエンザも流行しています。大寒も過ぎ、気合いを入れていかねばと思っています。

 年間計画ですと、今日から2週間特別整理期間のために休館予定でしたが、臨時休館が続いたこともあり、予定を変更して予約貸出やブラウジングでのサービスを続けています。

 来年度の予算や職員数が大詰めを迎えています。よそ様のことはよくわかりませんが、こうしたことについて図書館(社会教育)は本当に弱いなと思ってしまいます。職員や資料費をどれだけ必要とし、そのことによってこういうプラス効果が見込まれ、不足すると県民にとってこういうマイナス面がある、などを明確な根拠を持って数値で表すことがなかなかできません。教育や福祉は人の力が大きい分野ですが、その効果は明確に即効性をもって出てくるわけではありません。財政担当が説明資料を求めるのもわかるのですが、世の中、きれいに割り切れるものばかりではありません。曖昧模糊としているのが社会教育分野の良さ=人間的であるかもしれません。最後は理屈ではなく、その自治体の図書館に対する考え方(政策)の問題とも取れます。現在、新館についても様々な作業を進めていますが、どういう図書館をつくり、運営をしていくかも同様のことが言えそうです。図書館は社会教育行政(政策)の具現の場です。県民の皆さんや各市町の図書館に対して胸の張れる状況にしたいと思います。そのためには、私たち現場も強く訴えていかなくてはならないわけですが…。

 明日は東京に出張です。社会教育課の職員に同行して、新館関係の有識者会議の委員の方と協議です。来月14日に予定している有識者会議に向けての準備です。

 寒さの苦手な私は暖かくなるのを待ちわびているのですが、それは退職の日が近づくということでもあります。まだまだやりたいことがたくさんあります。やり残していることもあります。ジレンマです・・・。





1月15

 ここ数日の強烈な寒波はこの時期らしい厳しいものでした。雪の降ったところではセンター試験も大変だったと思います。今朝は峠を越したようで、明日から少し楽になるとか。体も心もひと息つけそうです。

 先週10日から閲覧室手前のブラウジングが利用できるようになりました。事前予約の資料貸出、レファレンスカウンターでの質問受付、各新聞閲覧、オンラインデータベースの利用、インターネット閲覧パソコンの利用、複写サービスを再開しました。この土日、座席数を増やした学習コーナーはけっこう利用されているようでしたが、来館者が急増することはありませんでした。滞在型の当館としては閲覧室の再開を一刻も早くしなければと改めて思っています。

 新館の話が徐々に進んでいますが、現施設が建設された約50年前の様子を知りたくて、当時の館報「葵」を読んでみました。1963年9月に建設準備委員会が設置され、基本計画の策定を開始したのがですが、翌年3月発行の第9号には、県民の皆さんの新しい図書館への希望や意見、各方面の方々が思い描く「新しい図書館の未来像」が載っていました。196610月発行の第15号には、県教育委員会が作成した「新図書館の望ましい姿」とともに、「『県民全体の図書館』を創り出さなくてはならない。」「県都から遠い山間・海辺の人々の手に、市町村の図書館を通して新しい・役に立つ本を積極的にお届けしたい。」などの当館の思いも書かれていました。その時代に応じて求められるものはもちろん変化しますが、今に通じることも多く、図書館における不易の部分もわかります。興味深い内容でした。

 これも新館関係ですが、新たな県立図書館を望む会と静岡図書館友の会が講演会を計画してくださいました。テーマは「新しい図書館ができるまで ~施設計画の視点から~」、講師は、建築家として多くの図書館に関わられてきた寺田芳朗氏((株)寺田大塚小林計画同人代表取締役)です。2月4日(日)の午後、場所は当館です。こうした応援をとても心強く思います。

 我が家は田舎のため神様がたくさんいます。ふだんはあまり意識しませんが、お正月にはそれなりにお祀りをしてその年の家内安全をお願いします。昨日出勤だったので土曜日にお正月のお飾りやお供え餅、御神酒を片付けました。これで日常に戻った気がします。春の訪れを待つ日々が続きます。




1月9日

 本年もよろしくお願い申し上げます。連休明け、雨上がりの比較的暖かい朝でホッとしました。工場等は昨日から仕事が始まったようですが、電車に乗っていると学生も含めて今日から世の中が本格的に動き始めた気がします。今朝の電車の中は、いつもの席にいつもの顔が並び、平常のペースに戻った(が始まった)気がしました。何となく落ち着きます。

 今週の当館には動きがあります。今まではインフォメーションホールでの新聞閲覧と学習コーナーの利用が可能でしたが、10日から閲覧室手前のブラウジングが利用できるようになります。サービスとしては、事前予約の資料貸出、レファレンスカウンターでの質問受付、各新聞閲覧、オンラインデータベースの利用、インターネット閲覧パソコンの利用、複写サービスを再開します(詳しくは当館ホームページで御確認ください)。また、学習コーナーの座席数を少し増やしました。一歩進んだ気がしていますが、依然として利用しづらい状況が続いていますので、どのようなかたちで皆様に御利用いただけるのか、期待と不安が混じります。

 今週末には早くも月半ばを迎えます。私の宿題の一つに、来年度の運営方針・重点取組の作成があります。現在取り組んでいる中期計画の策定と合わせて、職員の意見も取り入れて考えていきたいと思っています。来年度の様々な準備が本格的になってきます。

 昨日は成人の日でしたが、例年この日の全国紙には新成人に対する伊集院静さんのメッセージが載ります(洋酒メーカーの広告で、4月1日には新社会人に対しての言葉が掲載されます)。今回は『独りで、旅に出なさい』。「(中略)私の提案は、旅だ。それも若い時に、独りで旅に出ることだ。日本でも、海外でもかまわない。一番安いチケットを買いなさい。金がなければ君の足で歩き出せ。自分の足で見知らぬ土地を歩き、自分の目で、手で、肌で世界に触れることだ。どんな人がどんなふうに生きているかを見ることだ。インターネット、テレビ、新聞、書物で知る世界とはまったく違う世界だ。世界は君が考えているより広く、大きく、豊かで、また切なく、貧しくもある。独り旅はまず、自分がまだ何者でもないことを教えてくれる。自分の力で歩くことが、人生の、生きる基本ということを学ぶだろう。若い時になぜ旅が必要か? それは若い新鮮な目にしか見えないものが、今の純粋なこころでしか獲得できないものが、間違いなくあるからだ。(後略)」あと2か月弱で成人式の3倍となる私ですが、この広告を見ると元気をいただけるので、いつも楽しみにしています。