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HOME > 館長室から> ―館長のひとりごと― 平成30年1月


1月15

 ここ数日の強烈な寒波はこの時期らしい厳しいものでした。雪の降ったところではセンター試験も大変だったと思います。今朝は峠を越したようで、明日から少し楽になるとか。体も心もひと息つけそうです。

 先週10日から閲覧室手前のブラウジングが利用できるようになりました。事前予約の資料貸出、レファレンスカウンターでの質問受付、各新聞閲覧、オンラインデータベースの利用、インターネット閲覧パソコンの利用、複写サービスを再開しました。この土日、座席数を増やした学習コーナーはけっこう利用されているようでしたが、来館者が急増することはありませんでした。滞在型の当館としては閲覧室の再開を一刻も早くしなければと改めて思っています。

 新館の話が徐々に進んでいますが、現施設が建設された約50年前の様子を知りたくて、当時の館報「葵」を読んでみました。1963年9月に建設準備委員会が設置され、基本計画の策定を開始したのがですが、翌年3月発行の第9号には、県民の皆さんの新しい図書館への希望や意見、各方面の方々が思い描く「新しい図書館の未来像」が載っていました。196610月発行の第15号には、県教育委員会が作成した「新図書館の望ましい姿」とともに、「『県民全体の図書館』を創り出さなくてはならない。」「県都から遠い山間・海辺の人々の手に、市町村の図書館を通して新しい・役に立つ本を積極的にお届けしたい。」などの当館の思いも書かれていました。その時代に応じて求められるものはもちろん変化しますが、今に通じることも多く、図書館における不易の部分もわかります。興味深い内容でした。

 これも新館関係ですが、新たな県立図書館を望む会と静岡図書館友の会が講演会を計画してくださいました。テーマは「新しい図書館ができるまで ~施設計画の視点から~」、講師は、建築家として多くの図書館に関わられてきた寺田芳朗氏((株)寺田大塚小林計画同人代表取締役)です。2月4日(日)の午後、場所は当館です。こうした応援をとても心強く思います。

 我が家は田舎のため神様がたくさんいます。ふだんはあまり意識しませんが、お正月にはそれなりにお祀りをしてその年の家内安全をお願いします。昨日出勤だったので土曜日にお正月のお飾りやお供え餅、御神酒を片付けました。これで日常に戻った気がします。春の訪れを待つ日々が続きます。




1月9日

 本年もよろしくお願い申し上げます。連休明け、雨上がりの比較的暖かい朝でホッとしました。工場等は昨日から仕事が始まったようですが、電車に乗っていると学生も含めて今日から世の中が本格的に動き始めた気がします。今朝の電車の中は、いつもの席にいつもの顔が並び、平常のペースに戻った(が始まった)気がしました。何となく落ち着きます。

 今週の当館には動きがあります。今まではインフォメーションホールでの新聞閲覧と学習コーナーの利用が可能でしたが、10日から閲覧室手前のブラウジングが利用できるようになります。サービスとしては、事前予約の資料貸出、レファレンスカウンターでの質問受付、各新聞閲覧、オンラインデータベースの利用、インターネット閲覧パソコンの利用、複写サービスを再開します(詳しくは当館ホームページで御確認ください)。また、学習コーナーの座席数を少し増やしました。一歩進んだ気がしていますが、依然として利用しづらい状況が続いていますので、どのようなかたちで皆様に御利用いただけるのか、期待と不安が混じります。

 今週末には早くも月半ばを迎えます。私の宿題の一つに、来年度の運営方針・重点取組の作成があります。現在取り組んでいる中期計画の策定と合わせて、職員の意見も取り入れて考えていきたいと思っています。来年度の様々な準備が本格的になってきます。

 昨日は成人の日でしたが、例年この日の全国紙には新成人に対する伊集院静さんのメッセージが載ります(洋酒メーカーの広告で、4月1日には新社会人に対しての言葉が掲載されます)。今回は『独りで、旅に出なさい』。「(中略)私の提案は、旅だ。それも若い時に、独りで旅に出ることだ。日本でも、海外でもかまわない。一番安いチケットを買いなさい。金がなければ君の足で歩き出せ。自分の足で見知らぬ土地を歩き、自分の目で、手で、肌で世界に触れることだ。どんな人がどんなふうに生きているかを見ることだ。インターネット、テレビ、新聞、書物で知る世界とはまったく違う世界だ。世界は君が考えているより広く、大きく、豊かで、また切なく、貧しくもある。独り旅はまず、自分がまだ何者でもないことを教えてくれる。自分の力で歩くことが、人生の、生きる基本ということを学ぶだろう。若い時になぜ旅が必要か? それは若い新鮮な目にしか見えないものが、今の純粋なこころでしか獲得できないものが、間違いなくあるからだ。(後略)」あと2か月弱で成人式の3倍となる私ですが、この広告を見ると元気をいただけるので、いつも楽しみにしています。




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