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HOME > 館長室から> ―館長のひとりごと― 平成29年11月


11月27

 穏やかな初冬の週初めです。落ち葉が多くなり寂しげな感じがし始めましたが、つわぶきの花の黄色やさざんかのピンクが心を和ませてくれます。今年は秋が短く、冬の訪れが早いと思っていましたが、今週末はもう師走、本当に冬になってしまいます。

 先週は22日には「静岡県自費出版大賞」の審査会があり、審査員の一人として出席しました。約40点の応募作品は、地域や人物を丹念に調べ上げた労作、御自身の経験を綴ったもの、写真集や絵画集、絵本、小説、短歌・俳句集などジャンルも様々です。結果は来週発表されるようです。

 24日には、社会教育課と当館とで構成する新館整備に係る担当者会を行いました。先の有識者会議での御意見を受けた基本構想案の修正、今週から行う県民との意見交換会の持ち方などについて協議しました。
 昨日26日には、県読み聞かせネットワークの講演会がありました。今回は「文庫の窓辺から~子どもと本あれこれ~」というテーマで、渡辺鉄太さん、小宮由さんからお話を伺いました。前半は、メルボルンにお住まいの渡辺さんから現地での文庫活動について、小宮さんからは主宰している「このあの文庫」の様子、編集者から翻訳家に転向した経緯等についてのお話がありました。後半は、渡辺さんの父である渡辺茂男氏、小宮さんの祖父である北御門二郎氏のことも話題にしながら、お二人のクロストークが続きました。飾らず自然体の中で信念を持って活動するお二人の生き方に共感される方が多かったと思います。

 今週は新館整備に関する県民との意見交換会があります。28日が沼津、30日が静岡です。初めての試みであり、どんな展開になるのか、楽しみでもあり不安でもあります。

 長い間、館内の図書資料の移動作業を行ってきました。現在は図書資料が所定の場所に収まっていて、管理データとも一致しているかの点検作業を主に行っています。既にお知らせしましたが、12月1日から市町立図書館等への当館資料の貸出を再開します。皆様の求める本が最寄りの市町立図書館になくて当館で所蔵している場合、その図書館に対して貸し出すものです。そして年明けになりますが、準備が整い次第、個人に対する予約貸出も再開します。閲覧室の利用はできませんので御不便をおかけしますが、皆様に当館の資料を提供することは可能になっていきます。御利用いただければと思っています。




11月20

 先週土曜日は冷たい雨、昨日の午後からは強い西風が吹き始めました。今朝は一番の冷え込み、マフラー・コート姿が目立ちました。富士山も5合目あたりまで白くなってきました。思えば11月も下旬、今年もあとひと月余りです。

 先週16~17日、伊豆方面の市町立図書館を訪問しました。熱海、伊東、東伊豆、河津、下田、南伊豆、松崎、西伊豆、土肥の各館。施設、職員、資料費の状況はそれぞれ異なります。図書館職員ではどうにもならないような課題を抱えている館もありますし、いろいろな工夫をしながらサービスを展開している館もあります(閲覧室の様子を見ただけでうれしくなる館もあります)。各館様々ですが、相互貸借の多くの図書資料を搬送していると、県内各地の図書館同士がつながっていることを実感します。今回で私の市町立図書館訪問は終了です。自宅近隣の図書館には今後も行くことがありそうですが、それ以外のところは最後かも?と思うと感慨深いものがありました。

 今週は22日が静岡県自費出版大賞審査会、24日が新館整備に係るWG。26日には、県読み聞かせネットワークの講演会があります。今回は「文庫の窓辺から ~子どもと本あれこれ~」というテーマで、渡辺鉄太さん、小宮由さんからお話を伺います。

 先週末、みかん一箱が図書館に届きました。送り主は匿名です。県図書館大会の慰労、ひび割れ対応と新図書館建設への励ましのメッセージが添えられていました。県民の皆さんに支えられていることを実感し、心があたたかくなりました。職員みんなで美味しくいただいています。この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

 明日は人間ドックの再検査です(数年ぶり)。自覚症状はまったくないのですが、不摂生を繰り返している上に、年齢も年齢です。どういう結果になることやら?何となく落ち着きません。





11月14

 立冬から一週間、日に日に夜明けが遅く日暮れが早くなっていく気がします。図書館の周囲の木々も色づいたり、落葉したりと晩秋から初冬の雰囲気になっています。今日は静かな雨が降ったりやんだり。週後半からは冷え込んでくるようです。

 先週10日、「新県立中央図書館整備の検討に関する有識者会議」が開かれました。昨年度も同様の会議で基本構想案の検討をお願いしましたが、機能分化による2館体制を前提にしたものでした。今回、整備方針が東静岡への全面移転に変更されたことから、検討してきた構想案を修正し、今年度中の基本構想策定を目指して御意見をいただきます。会議では、各委員から多くの建設的な御意見をいただき、あっという間に予定時間が過ぎました。活気があり、今後が楽しみになる雰囲気でした。報道関係者も予想以上にたくさん見えて、いよいよ始まったという感じがしました。今月下旬から来月上旬にかけては、県民の方々や市町立図書館職員の皆さんとの意見交換会を実施します。一方、図書館が中心となる「文化力の拠点」施設については、庁内にプロジェクトチームを設置、図書館機能のほか、事業手法、商業施設、空間構成・景観などの各タスクフォース(作業部会)を設けるなどして協議を進めて行きます。


 今週は1617日、伊豆方面の市町立図書館を訪問します。当館の協力車の運行コースは8つありますが、これですべてまわることになります。

 11月も半ば、来年度関係の諸々の資料を作成する時期になってきました。職員との面談も大切な時間になります。当館の現状からすると、来年度に向かっては不確定なことが多いわけですが、それでもこれからは、予算も含めて次年度準備のための時間が増えていきます。




11月8日

 3連休に続いて、月曜日は県図書館大会、昨日は横浜に行っていたため、5日ぶりの図書館です。周辺の樹木がいつのまにかすっかり色づいていました。静かな雨の中、落ち葉を踏みしめ、黄色やオレンジに染まった木々を眺めながら出勤しました。

 6日は第25回県図書館大会をグランシップで開催しました。有難いことに、例年よりもかなり多い約1400人の参加者がありました(名称は「図書館大会」ですが、本県の場合は図書館関係者に限らず、読書会、読み聞かせボランティア、学生、一般県民など様々な方々が参加されます)。午前の全体会での対談は、詩人の谷川俊太郎さんと絵本作家の江頭路子さんにお願いしました。絵本の朗読があったり、創作のプロセスのお話があったり、あたたかさを感じるトークを中心に会場がひとつになれた感じがしました。午後は、利用拡大のための資料収集、資料を活かす展示の工夫、傷んだ本の修理講座、昔話絵本の選び方、歴史を楽しむための読書案内、多様な大学生への学習支援の6分科会、どの会場も満足いただけている様子でした。これだけの規模の大会を実施しているのは本県くらいです。長年の積み重ねの結果であり、先輩方に感謝です。運営委員の皆さんには忙しい中で5月から御準備いただきました。こちらにも深く感謝です。

 昨日は休暇をいただき、横浜で行われている図書館総合展(7~9日)に参加しました。午前は、開館して1年が経過した岡山県の瀬戸内市民図書館について、武久瀬戸内市長、嶋田館長、設計に関わった香山建築研究所長のお話を、午後は、「自治体施策と図書館」というテーマで、今注目されている神奈川県大和市の図書館シリウスと愛知県安城市の図書館アンフォーレをつくった大木大和市長と神谷安城市長から図書館についての考えを拝聴しました。何かを始めたりつくったり、どういう場合でも首長さんはその市町の将来を考えて行っており、その思いの反映が例えば図書館であることを感じました。会場内の図書館関連業者等のブースや展示からもたくさんの情報をいただきました。