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HOME > 館長室から> ―館長のひとりごと― 平成29年8月


8月28

 先週は35℃を超す厳しい残暑の日が続きました。それでも、ここ1~2日、夜は寝苦しい暑さが少し緩んできた気がします。今週末は9月、暑さの中にも徐々に秋が近づいてきます。

 23日には高等学校の初任者教員研修が当館でありました。県内各地から10人の先生の参加がありました。私は1時間ほど、図書館の話、教職の話をさせていただきました。将来に向かって膨大な時間を持っている若い先生方にお話しできる貴重な時間であり、今年で最後かと思うとついつい遺言的なお説教じみた話になってしまいました。我慢して聴いていただいた先生方に感謝です。

 同じ日、慶應大学の糸賀雅児先生のもとに県社会教育課の職員と御相談に伺いました。糸賀先生は今春御退職なさり現在は名誉教授です。ひび割れによる休館、整備関係の現状と予想される動きについて説明し、今後の御指導をお願いしました。全国の事例に詳しく、本県のこともよく御存知の先生からいただくアドバイスは大きな支えになります。

 今週金曜日からは、夏の間お休みしていた協力車による市町の図書館訪問を再開します。私も同乗して東部方面に伺います。
 3日の日曜日には、大人のたしなみセミナーを開催します。講師は昨年に引き続き、日本城郭協会理事の加藤理文氏で、「静岡に築かれた後北条・武田の城」という演題で御講演いただきます。また、同じ3日からは、インターンシップの大学生が一週間の予定で来てくれます。大学で学んでいる図書館情報学を実際の業務に結びつけるとともに、県立図書館への理解を深めていただければと思っています。

 今朝の電車には今日から2学期と思われる2校の中学生の姿がありました。今週のうちに、ほとんどの学校で2学期が始まるのでしょう。2年前、鎌倉市図書館から「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。・・・」というメッセージが出され、マスコミでも話題となりました。憂鬱な気分の子どもたちが増える時期です。心身がいつものパターンに馴染むまでのしばらくの間、我慢してもらえたらと願います。
 昨日は地域の総合防災訓練でした。関係NPO団体の方から発災時への備えに対するお話を伺いましたが、自分がいかに何の備えもしていないかがよくわかりました。反省しながらも災害がないことをついつい神頼みしてしまいます。




8月21

 お盆シーズンが終って、今朝の交通事情からは日常が戻ってきた感じがしました。相変わらずの暑さですが、朝顔や百日紅の花がピークを過ぎ、日の入りも少し早くなってきました。ロンドンで行われていた世界陸上が終わり、甲子園の高校野球は大詰め、夏休みも終盤です。

 先週17日には子ども図書研究室で第2回新刊サロンを開催しました。図書館本体がこういう状況ですので参加者数が心配されましたが、夏休みを利用しての学校図書館関係者の参加もあり、いつもより多かったようです。担当職員もほっとしていました。
 今週23日には高等学校の初任者教員研修が当館であります。私も1時間ほどお話する時間をいただきました。同日午後は、慶應大学の糸賀雅児先生のところに、県社会教育課の職員と当館の整備の件で御相談に伺う予定です。

  「新たな静岡県立図書館を望む会」が7月27日に設立されました。図書館はあらゆる立場の人にとって必要であるという考え方のもと、図書館に対して熱い思いを持った方々によって立ち上げられました。県民の意見を取り入れた新しい静岡県立図書館を実現するために活動する会であり、老朽化・狭隘化に悩む当館を応援してくださっています。賛同する団体が県内各地に広がっているようです。こうした活動に心から感謝です。県知事や県議会にも要望書を提出してくださるようです。詳しくは「静岡図書館の友の会」のホームページを御覧ください。




8月15

 10日、14日と夏季休暇だったため、5日ぶりの出勤です。今朝の電車にはまだ空席が目立ちました。今日は終戦記念日、8月も早後半に入ります。曇りがちの空模様が続いていますが、我が家の周りでは静けさの中で蜩の鳴き声が響くようになってきました。

 現在利用可能なインフォメーション棟の学習コーナーでは、今日もかなりの数の利用者がいらっしゃっています。生憎の天候にもかかわらず、来館してくださる方々に感謝です。そうした中で、いくつかのご提案も頂戴しています。すべての要望に応えることができるわけではありませんが、可能なことは前向きに検討したいと思います。

 この時期、新聞の読書欄には、「夏休みの1冊」ということで、各界の方々による夏に因んだお薦め本の特集が組まれます。難しそうで取っつきにくいものもありますが、文庫や新書もあり、コメントを読んでいると興味をそそられる本がけっこうあります。「夏の休暇に読書」もいいなと思うわけですが、私は眠気が先行してしまい、ふだんよりもペースが落ちています。現在は、娘から薦められて「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」を読んでいます。

 この夏は近所の親戚2軒が初盆でした。私の住んでいる地域では、初盆の迎えるお宅の多くが松明を百八つ並べて、新仏を迎えます。近所の方々や親戚が協力して行いますが、手間がかかってなかなか大変です。それでも、夏の静かな夕暮れ時、松明の炎の長い列は風情を感じさせてくれ、お盆らしさを感じるひとときです。
 先週木曜日には、南アルプスの北岳に登ってきました。標高3,192m、日本第二の高さの山で、以前から行きたいと思っていました。山小屋で一泊が普通ですが、今回は約1500m地点の広河原の登山口を朝6時半にスタートし、午後4時前には下山という、かなりの強行スケジュールでした。さまざまな高山植物が咲いていたり、雷鳥も間近に見たりで登った甲斐はありましたが、足腰にはかなりの負担でした。次は泊まりでゆったりと行きたいと思います。




8月7日

 今日は立秋、暑さは真っ盛りですが、夕暮れが少し早くなったような気がします。今日はこれから台風が近づいて来るようです。今朝は曇り空の下、蒸し暑さに耐えながらの出勤でしたが、帰りは豪雨が心配です。

 先週1日から、インフォメーション棟にある子ども図書研究室の通常利用、エントランスホール(新聞閲覧)・学習コーナーの開放を始めました。ほんの一部の再開ですが、来館くださる方々がけっこうあり、有難かったり申し訳なかったりです。

 2日には、県議会の文教警察委員会の委員9人の視察がありました。私から当館の概要及び現状について説明した後、資料棟のひび割れの状態も実際に確認いただき、質問もいくつか頂戴しました。県議会議員の皆様に実態を御覧いただいたことは、今後の整備について御検討いただく上でも良かったと思います。

 3日には、「ムセイオン静岡」の代表者会議が県立大学で開かれ、県立大学、県立美術館、埋蔵文化財センター、SPAC、グランシップ、地球環境史ミュージアムの各代表が集まりました。この組織の設立の経緯や目的について県立大の立田名誉教授からお話があった後、それぞれどのような有機的な働きができるのか、この組織はどうあるべきか等を協議しました。

 11月6日にグランシップで予定されている県図書館大会の開催要項ができあがり、これから参加者募集が始まります。運営委員会の皆さんのお力で、全体会、各分科会ともに楽しみな内容になっています。毎年1000人前後の参加者のある、都道府県レベルでは全国トップクラスの大会です。皆様方の御参加をお待ちしています。

 7月下旬からお酒を飲む機会が増えています。ふだん会えない以前の同僚や友人たちと集まろうということで、再会とビールを楽しんでいます。これも夏という季節の良さですね。そのぶん、草刈りやジョギングで汗を流すことも忘れないようにしていますが、またビールが一層美味しくなってしまいます。美味しくいただけることに感謝です。