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HOME > 館長室から> ―館長のひとりごと― 平成29年4月


4月24

 目にまぶしい新緑の中でつつじのピンクが映え始めました。我が家の周辺のお茶畑は一面鮮やかな薄緑になってきました。昨年よりも少し遅れていますが、今週末あたりにはお茶摘み・刈りが始まりそうです。

 先週21日には図書館基礎研修を実施し、今年度から図書館に勤務している方々を中心に約90人の参加者がありました。日本図書館協会認定司書の堀内古季さん(静岡文化芸術大学)による「図書館職員の基礎知識」の講義のほか、著作権、接遇など実務面で役立つ内容とし、他館職員との交流を深めるためグループワークの時間も取りました。新任の方々のスキルアップと不安を和らげることに少しでも役に立てればと思います。今週2527日には、静岡県横断検索システム(おうだんくんシステム)の操作研修会を予定しています。こちらも新任者向けの基礎研修です。こうした研修会は、個々の図書館で実施するのは難しい面がありますので、県立図書館や県図書館協会の大切な役割と思っています。

 昨日23日は「子ども読書の日」(サン・ジョルディの日でもあります)、5月12日までは「第59回こどもの読書週間」、今年の標語は「小さな本の大きなせかい」です。市町の図書館では様々な関連行事が展開されていることと思います。
 
 2月3月の延長のように4月もあっという間に過ぎて最終週となりました。今週は明日26日には県図書館協会の理事会・総会を開催し、今年度の事業計画案、予算案を審議します。総会後の館長研修会では、元塩尻市立図書館長の内野安彦氏から図書館経営について御講演いただきます。29日から大型連休が始まります。当館では5月1日以外は開館します。お隣の県立美術館では大ピラミッド展を開催中です。周辺の自然も楽しみながら当館にも是非足をお運びください。




4月17

 先週は図書館周辺の桜を存分に楽しみました。土日も散策したりお弁当を広げたりする方で賑わいました。今日は午後から荒れ模様の天気とか、ひと区切りついて葉桜に変わりそうです。

 震度7の激震が2度襲った熊本地震から1年が経ちました。熊本県内ではなお約4万5000人の方々が仮設生活を続けています。本県もこうした大地震にいつ遭っても不思議ではありません。当館も一段と老朽化が進む中で心配な面があります。利用者の方々の安全確保が第一ですが、突然大きな揺れが起きた場合にどう行動すればいいのか、マニュアルどおり行動できるか不安です。当事者意識を持って気持ちを引き締めなくてはと思います。

 先週の11日、所管課である県社会教育課との相互理解を深めるため、年度初めの業務連絡会を行いました。当館の整備については昨年度来の重要課題であり、社会教育課に大変お世話になって検討を進めています。当館から社会教育課に異動し、図書館担当になっている職員もいますので、今年度はさらに強い結びつきでより良い方向に進めたいと思います。
 14日から各課等の今年度の業務展開についての館長ヒアリングが始まりました。私も3年目となって状況が理解できているので、昨年度から変更した点、今年度力を入れたい点をポイントにして、内容を確認し合いながらお話を伺っています。
 昨日の日曜日には県読み聞かせネットワーク役員総会が開催されました。子どもたちの読書推進のために活動している、読み聞かせグループによる自主的な組織で、研修会、講演会、ステップアップ講座などを行っています。会員の心をつかんだ企画が好評で、講演会は毎回参加者がいっぱいになります。こうした活動には本当に頭が下がります。29年度の活動も楽しみであり、当館も協力したいと思っています。

 今週は、20日は年度当初の幹部職員会議が県庁であり、知事の説示、国立遺伝学研究所の太田朋子名誉教授による講演会があります。21日から県内図書館職員を対象にした職員研修が始まります。今回は図書館基礎研修、約90人が参加します。

 土曜日のNHK「にっぽん紀行」では、北海道留萌市の市民が大切に守る一軒の本屋さんを取り上げていました。7年前、町からすべての本屋が閉店したのですが、「町から文化の灯を消したくない」との強い思いで市民たちが立ち上がり、本屋さんを復活させました。そこで頑張る店長、ボランティアで手伝う老夫婦、本屋さんの存在に感謝して盛り上げようとする市民の姿を追っていました。書店、図書館の違いはあっても通じ合うものを感じました。番組の中に出てきた絵本「はなのすきなうし」、当館でも所蔵していたのでさっそく読んでみました。




4月10

 この土日で白やピンクの世界がぐっと広がりました。図書館のまわりは週末あたりまで見頃が続きそうです。我が家では満開の山桜を遠景に、庭ではチューリップややまぶきが目を楽しませてくれます。第2週に入りました。今朝の電車は、新しい制服で電車に慣れていない新高校生、私服が何かぎこちない新大学生、新しいスーツにキャリアケースで研修に向かう新入社員の姿が目立ちました。この季節らしい光景です。

 先週4日は、教育行政の基本方針等連絡会議が県庁であり、木苗教育長さんから今年度の基本方針についての講話をいただくとともに、各教育委員の方々からも年度の始まりにあたって教育に対する思いや所感を伺いました。ある委員からの、2030年先と言われる「シンディラリティ(技術的特異点=人工知能が人間を超える時)」、今後は人間らしさの教育が益々大切になるであろうというお話が特に印象的でした。
 5日には、中国浙江省の文化・教育関係者5人が来館されました。本県と浙江省との友好提携35周年を記念した訪問交流の一環です。2007年度には当館で浙江図書館の職員の方が半年間研修されました。その後2009年2月には友好提携を締結し、お互いの閲覧室に文庫を設置し、毎年交換する資料を排架しています。今回は1時間余りの限られた時間でしたが熱心に館内を見学されました。
 7日には中部地域の出先機関の長が集まる危機管理連絡調整会議等があり、今年度の県危機管理体制、訓練・研修計画、鳥インフルエンザ防疫体制等の説明がありました。


 今週は明日11日には、所管課である県社会教育課との相互理解を深めるため、年度初めの業務連絡会を行います。14日からは各課等の今年度の業務展開についての館長ヒアリングが始まります。16日の日曜日には県読み聞かせネットワーク役員総会が開催されます。

 昨日の日曜日からお隣の県立美術館では、「黄金のファラオと大ピラミッド展」が始まりました。大型連休を中心に多くの来館者で賑わいそうです(6月25日まで)。私は川根筋に花見に行ってきました。以前勤務していた川根高校隣の駿河徳山の枝垂れ桜は残念ながら2~3分咲きでしたが、家山のソメイヨシノは満開で多くの人で賑わっていました。地元のお年寄り手作りの大福餅とおはたき餅を久しぶりに御馳走になりました。川根を訪れると心が落ち着きます。




4月3日

 穏やかな陽射しの中で新年度が始まりました。東京の桜は満開に近いようですが、図書館の周辺はちらほらといったところです。今週後半あたり一気に開きそうです。今朝の電車は、私も含めて先週までと変わらないメンバーの中に私物の袋を提げて指定席の決まらない初出勤らしい人たちが混じっていました。4月の初めならではの光景です。

 この土日は在館職員で対応し、今日新たに仲間となる職員を迎えました。図書館勤務は初めてという方もいます。用語もシステムの操作方法も資料のある場所も施設の構造もわからない状況で、不安な気持ちでいっぱいだと思います。しばらくは大変な状況が続くでしょうし、苦労すると思いますが、せっかくの図書館勤務を前向きに捉えてもらえるよう期待しています。明後日からのカウンター業務に備えて初日からさっそく終日研修に入っています。

 私は年度初めの職員への挨拶で、昨年同様、二つのお願いをしました。一つ目は、「笑顔であたたかく接すること」〔利用者や同僚の役に立つことができたり、笑顔をいただいたりすると、やりがいも持てるし、うれしくなります。誰かのために汗を流してほしいと思っています。〕2つ目は「館全体を見てのりしろのある行動を心がけること」〔司書採用、教育行政、教員、知事部局の方々の集合体ですし、ベテランもいれば、図書館は初めてという人もいます。限られた人数で、休日及び夜間勤務もこなします。情報の共有が欠かせませんし、周りの状況を見ながらの「気づき」も大切です。忙しくても助け合えればいい雰囲気になります。各人が持ち味を出し合って、相乗的プラス効果を生み出すことを期待しています。〕

 そして、自分の務めの一つは、職員が常により良い状態で職務に専念できるように環境を整備し、良い成果を得ることができるよう継続的にサポートすることだと思っています。「同志が働きがいの持てる職場、安心して仕事に打ち込める職場」づくりに取り組むつもりです。3年目の勤務、定年退職まであと1年です。今年度のことだけでなく、数年先のことも見通しながら、一日を大切に過ごしていきたいと思っています。

 今週は、明日4日は、県庁で今年度の教育行政の基本方針説明会、教育委員会の第1回定例会があります。5日には、中国浙江省の文化・教育関係職員の方々が来館されます。