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HOME > 館長室から> ―館長のひとりごと― 平成29年1月


1月30

 しばらく続いた寒波が少し緩みました。我が家でも梅の花が開き始めました。これから2月ですからまだ寒い日はあると思いますが、暖かい日が1日でもあると寒さの苦手な私はほっとします。
 
 特別整理休館も半分が過ぎ、作業は順調に進んでいます。閉架書庫は暖房が効かないため、職員は防寒着で所蔵点検を行っています。今週4日(土)から再開館します。5日(日)には歴史絵本講座を行います。講師は昨年に続いて中村勝芳氏、今回は本県の幕末期がテーマです。

 山梨県立図書館と結んだ「富士山関係資料に関する連携協定」に基づいて、お互いの資料展示を行います。当館では、山梨県立図書館提供の富士山関係のレファレンス事例、調査参考資料、写真パネルなどによる富士山資料展・写真展を今週4日(土)から27日(金)まで開催します。一方の山梨県立図書館では、先週27日から3月12日まで、「もっと知りたい静岡県」というテーマで当館所蔵の富士山関係資料を展示しています。

 先週27日には、第3回県立図書館整備の検討に関する有識者会議が県庁で行われました。東静岡「文化力の拠点」施設内図書館の規模等、新県立中央図書館基本構想案について御意見をいただきました。委員の方々のお話を伺っていると、当館の役割、持つべき機能等の幅広さを改めて感じます。それらを果たすことができる施設が計画され、職員が確保されてほしいと思いました。次回の開催は2月下旬です。

 28日には、菊川市立菊川文庫開館30周年・小笠図書館開館15周年の記念式典・記念講演会が行われました。2館はそれぞれ当館とつながりがあります。「菊川文庫」の名称は当館の特殊コレクション「久能文庫」からです。本県の初代県知事関口隆吉は県知事になる10年ほど前、菊川に住み、牧之原台地の開墾と大茶園造成事業を成し遂げました。関口氏が収集した図書等が「久能文庫」であり、その関係から開館当時の町長さんが「菊川文庫」と命名しました。一方、小笠図書館ですが、建設・開館に当たって、私ども県立図書館から平成13年度、14年度の2年間、職員を派遣して協力させていただきました。両館の今後の益々の発展をお祈りします。

 27日、館内の親睦ボーリング大会がありました。くじ引きで決めた8チーム対抗戦。半年ぶりですので、なかなか思い通りにいきませんでしたが、それでも私が入れていただいたチームは優勝でした。前回も優勝でしたのでラッキーです。慰労の飲み会も含めて、自主的幹事役の職員のおかげで楽しく過ごすことができ、その存在に感謝です。


1月23

 先週ほどの強烈さではありませんが再び寒波が来ています。昼休み、裏山を20分ほどウォーキングしていますが、今日はやや強い風の中、手が冷たく感じられました。大寒を過ぎ、ちょうど寒さの底あたりでしょうか。それでも、気のせいかもしれませんが、陽の光に少し力強さが出てきたようにも思えます。梅のつぼみも膨らんできました。

 今日から特別整理のため、2月3日(金)まで休館です。資料が所定の位置に存在しているか点検します。全職員で行う大切な財産のチェックです。毎年すべての資料を点検するのが望ましいわけですが、限られた日数ですので年ごとに範囲を決めて実施しています。併せてこの休館期間を利用して、各点検・調査、工事、清掃も行います。利用しやすさ向上のために必要な休館ですので、御迷惑をおかけしますが御理解いただきたいと思っています。

 今週は27日には、県立図書館整備の検討に関する有識者会議の第3回があります。28日の土曜日には、菊川市立菊川文庫開館30周年・小笠図書館開館15周年の記念式典があります。

 昨日22日の午後、利用者から当館の駐輪場にキャリーバッグが前日から置きっ放しになっているとカウンターの職員に連絡がありました。当館から警察に連絡したところ、中身が不明のため県警からは機動隊爆発物処理班が出動、結果的には衣類等が入っていただけでした。バッグを調べるためにもしもの場合を想定して立入禁止区域等が設定されたため、当館も午後5時の閉館時刻を15分ほど早めました。利用者の皆様には御迷惑をおかけしましたが、大事に至らず、良かったと思っています。




1月16

 先週金曜日の帰り道、北の山のあたりに真っ黒な雪雲が出ていました。一級の寒波到来、この土日は時折雪の舞う、厳しい寒さの週末でした。そのせいもあるのでしょうか、来館者はいつもの土日より少なめでした。センター試験の受験生は大変だったと思います。今日は第3月曜日で館内整理日、施設内各所で修繕、交換、設置の工事を行っています。
 
 明日は沖縄県の生涯学習振興課と県立図書館の職員の方が来館されます。読書活動推進の取組について視察・調査するために本県に見えられ、明日は県社会教育課、当館、明後日は沼津市の小学校、読み聞かせグループ、市立図書館にいらっしゃるようです。遠路をわざわざおいでいただくのは有難いことですし、何か得るものがあればうれしく思います。
 今週は、県図書館協会の図書館情報交換会(藤枝市立図書館)が18日、資料専門委員会が19日に予定されています。


 さて、現在、県立中央図書館の整備(谷田の現有施設と東静岡の「文化力の拠点」施設)について、有識者会議を設置しながら、県社会教育課を中心に検討しています。基本構想も年度末にはできあがるかなというところです。その参考にするため、予算をつけていただき、11月下旬から先週まで、県外の先進地、鳥取県立、岡山県立、福井県立、奈良県立、三重県立、秋田県立、桑名市立、立命館大学、国際教養大学を4グループで、当館と県社会教育課とで視察しました。復命書や資料を見ると、施設に限らず、運営や取組について参考になることがたくさんあります。新図書館に活かすことはもちろんですが、来年度の当館の運営にも取り入れることを検討したいとも思っています。

 昨日の日曜日、お正月の飾りやお供え餅、御神酒を片付けました。我が家は田舎のため神様がたくさんいます。ふだんはあまり意識しませんが、お正月にはそれなりにお祀りをして1年の家内安全をお願いします。お正月気分はだいぶ前に抜けていますが、昨日で家の中も日常に戻りました。




1月10

 今日から世の中が本格的に動き始めた気がします。三連休後で気持ちが晴れない人が多いのかもしれませんが、私は日曜日に出勤したので比較的平常心で今朝が迎えられました。今朝の電車の中は、いつもの席にいつもの顔が並び、平常のペースに戻った(が始まった)気がしました。何となく落ち着きます。それに合わせたように明日からは平年並みの寒さになるとか。でもその一方で、梅のつぼみは順調に膨らんでいます。

 連休中の図書館は、年末年始の休館明けの最初の土日祝日であり、たくさんの返却本がありました。長期休暇を利用しての仕事のスキルアップや研究、教養向上のためでしょうか、一つのテーマで5~10冊返却される方が目立ちました。一昨日には私も本を書架に戻すお手伝いをしていました。5日から始めた恒例の「お楽しみ福ぶっくろ」(当館職員が各自でテーマを設定し、それに沿った当館資料を選定して袋詰めした物)は、7日の土曜日の朝までにすべて借りていただきました。楽しんでもらえたり、新たな本との出会いに役立つことができたりしたなら有難く思います。
 
 今週末には早くも月半ばを迎えます。私の宿題の一つに、来年度の運営方針・重点取組の作成があります。明日の課長係長会に案を示して意見をいただき、今月中には完成させたいと思っています。来年度の様々な準備が本格的になってきます。


 7日から22日まで「県立学校連携展」ということで、静岡地区の公立高校と特別支援学校との様々な交流場面の写真展を開催しています。是非御覧ください。

 昨日は成人の日でしたが、例年この日の全国紙には新成人に対する伊集院静さんのメッセージが載ります(洋酒メーカーの広告で、4月1日には新社会人に対しての言葉が掲載されます)。今回は『大切なものを抱いて、進むんだ。』。「子どもの頃からずっと大切にしていたものを守り続けよう。」「大切なものを手離せば、君自身を失うことになるんだ。」「ひとつひとつ学んでいけば、いつか誰かのために生きることができる素晴らしい自分に出逢えるはずだ。」など。成人式の約3倍となる私ですが、谷川俊太郎の『成人の日に』の一節、「成人とは人に成ること もしそうなら 私たちはみな日々成人の日を生きている」を思い出し、伊集院さんの言葉を改めて読み返し、少し元気をいただいています。




1月4日

 本年もよろしくお願い申し上げます。暮れからお正月三が日と比較的暖かく穏やかな日が続きました。今朝も朝陽に輝く富士山を眺めながらあまり寒さを感じることなく坂道を上ってきました。今日は仕事始めですが、駅までの車の量も少なく、電車も座ることができ、まだお休みのところが多いような感じです。

 今日は館内整理日、明日5日からの開館に備えます。年末年始休館中に返却ポストに返された本の処理、新聞の整理、新聞からの情報収集、館内施設の点検・整備などが主な業務です。返却本も新聞も一週間分となるとけっこうな量になり、対応にはかなりの時間がかかります。積み重ねている毎日の業務の大切さを改めて感じます。

 さて、元旦の新聞(全国紙、静岡、中日)に目を通すと、トランプ米新大統領就任の影響か政治・経済関係の記事が多く、教育関係の記事はほとんど見かけませんでした。図書館関係の記事もなかったように思われます。ただ、各出版社の全面広告は、講談社(読売・朝日・毎日)、集英社(読売・朝日・毎日・日本経済)、小学館(読売・毎日・朝日)、KADOKAWA(読売・毎日)、岩波書店(朝日)が新聞によってスタイルを変えながら掲載していました(昨年とほぼ同じ会社です)。日本雑誌協会に加盟する出版社では、雑誌、コミックス、ムックなど約170点の特集号、総部数約870万部を1231日大晦日に一斉発売するという初めての試みを行ったようです。売り上げの低迷が心配される出版業界です。図書館にいると出版関係のことも気にかかります。

 例年、2、3日は箱根駅伝とともに過ごします。今年もテレビの前にくぎ付け状態でした。予選会に出場した大学も含め、この2日間のためにすべてを賭けて打ち込む大学生の姿に感動します。中継が終わると妙に寂しい気分になってしまいます。結果よりも過程が大切であることは勿論ですが、やはり勝負の世界では笑顔になれる者はごくわずかです。昨日は駅伝が終わって散歩しながら、各チームの監督や選手それぞれの心境を想像しました。多くの学生たちは今朝から様々な思いを胸に、来年の1月2、3日に向かって早朝練習を開始していることでしょう。また新たな1年が始まります。