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静岡県立中央図書館 
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ごあいさつ

 
  当館は大正141925)年4月、「静岡県立葵文庫」として駿府城内(静岡市)に創設されました。その後、昭和441969)年には「静岡県立中央図書館」と名称変更し、翌昭和451970)年4月に現在地(静岡市駿河区谷田)に新たに開館しました。図書資料は約82万冊、視聴覚資料・電子資料は約1.5万点を所蔵し、特殊コレクションとしては「葵文庫」「久能文庫」「上村順太郎蒐集浮世絵」などを保存しています。基本方針は、「県民の生涯学習の拠点として図書館、市町立図書館のための図書館及び資料情報センターとしての図書館」として県民の教育及び文化の向上に寄与することであり、県民の「調べる、考える、解決する」を支援しています。

  私は着任して2年が経過しました。前回勤務した1990年代後半を思い起こすと、長いスパンの中で図書館が新たな方向に進んでいることを実感しています。

  以前の公立図書館は、趣味や教養のための個人の学び支援、読書推進、児童サービスが中心でした。現在はそこにとどまることなく、地域文化の継承・保存、地域の課題解決支援、自立支援、地域産業の活性化、にぎわい創出など住民主体のまちづくりのために情報提供をしたり、地域資料・行政資料の収集によって政策提言へのシンクタンクとして地方自治に係る情報を発信したりと、「様々な分野において役に立つこと」を目指して変化しつつあります。

  ただ一方で、そのための環境整備がなされない図書館が増えていることも事実です。図書館が地域の情報拠点として機能するための重要なポイントは「人」ですが、正規職員の減少、特に専門職員についてはさらに深刻です。多くの図書館が老朽化・狭隘化に悩んでいますが、人口減少社会における今後の公共施設の在り方は運営形態も含めて各自治体での大きな検討課題です。これらは他施設でも同様ですが、図書館の持続的な運営を考えた時に避けて通ることのできない重要な問題です。図書館の存在を議会も含めた自治体全体にさらに印象づけることによって、事態を改善方向に向けたいものです。

  さて、昨年度の当館は県域サービスの拡充に主として取り組みました。遠隔地からの利用の便宜を図るため、祝日開館やインターネット予約による市町立図書館受取サービスを開始し、どちらも手応えのある結果を得ました。「ふじのくにアーカイブ」の充実にも努めました。市町立図書館への資料提供、レファレンスサービス、運営相談、職員研修などに力を入れ、最寄りの図書館を利用している方々にも間接的ですがサービスの充実を図りました。これらは「唯一の県立」「市町立図書館を支援する県立」を意識したものです。

  今年度は開館92年目となりますが、100年までのこの10年は差し迫った大きな課題に対応する重要な期間となります。特に今年度は東静岡駅前に計画している「文化力の拠点」施設内への一部機能移転も含めた整備構想を大きく前進させ、具体化していく年です。協議中の新県立中央図書館の基本構想では、当館の持つ可能性を追究し、有識者の御意見も取り入れながら将来的な役割・機能なども盛り込み、県民にとって利用しやすい図書館を目指します。

  今を生きる人を支援すること、将来を担う人を育てること、そのために過去を保存しておくことは私たち図書館職員の大切な使命です。こうした意識を持ちながら、県内各地において図書館が地域やその自治体に有効な施設として活発に運営されるよう、県立中央図書館も元気な歩みを進めていきたいと思っています。今後とも皆様の熱い御支援をよろしくお願いいたします。
 

   静岡県立中央図書館
   
   所在地 : 〒422-8002 静岡市駿河区谷田53-1
   電話 : 054-262-1242(代表)
    FAX : 054-264-4268
     
     
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